白い道
「雪は天から送られた手紙である」とおっしゃったのは、中谷宇吉郎先生。雪の結晶の研究者であり、北大低温科学研究所の設立者としても、北海道ではあまりに有名です。遠い空から落ちてくる雪。いろいろな形、色、手触りがあります。こなゆき、あわゆき、ぼたんゆき、ささめゆき、わたゆき・・・名前も素敵です。数日前に見た雪。天使の羽のように、ゆったり、ゆっくり降りてきました。それは本当の手紙でした。年末にお別れした父からの手紙が、やっと届いたようです。「ありがとう」とつぶやいて、そっと涙を拭きました。2月の3連休は、皆さんとハーブ三昧で楽しいお時間…「毎日のキレイをつくる~魔法のハーブ&スパイスふりかけ」と題した講座は、【生活の木パセオ札幌店】様のカフェスペースにて和やかなひと時になりました。こちらの場所でお世話になるのは初めてで、カントリー派の私ですので、オシャレ女子が行き交う街のド真ん中で大丈夫か??と心配でしたが、皆さまのおかげで満席にて開催できました。参加してくれたMちゃんが、写真を撮ってくれました。細やかなご配慮にいつも助けてもらっています。一部ご紹介させていただきますね。「早く使ってみたい」という笑顔も「他に使えるハーブはありますか」という積極的な質問も、とても嬉しく受け取りました。アロマやハーブの講師としての私の原点は、やっぱり私自身が熱心なユーザーであるということ。これからもユーザーとしての視点、経験を大切に伝えていこうと思います。目の前には、雪の降り積もった白い道が、どこまでも真っ直ぐに続いています。