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エサレン研究所(米国)でのトレーニングを終えて、無事帰ってきました。 思い返すだけで胸が熱くなるような、たくさんの感動をもらって、しばらくぼーっと暮らしていましたが、もうすぐ今年も終わりです。 新年早々に始まる講座の準備や、夫と私、双方の実家に持参するおせち(なんちゃっておせちですが…)の用意をしたりしながら、ようやくもぞもぞ動き出しています。やっぱり私は料理が好きみたいで、いまひとつやる気がわかないときも、何か作り始めると集中して楽しくなってきます。食べることは生きることだと、あらためて実感。この集中力が、掃除にも発揮出来るといいのですが…。 エサレンでの日々は、本当に夢のようでした。 波の音を聞きながらうけたマッサージ、1時間以上もお風呂に浸かって見上げた星空、流れ星。 大地のエネルギーをめいっぱい蓄えた元気いっぱいのハーブたち。 かけがえのない仲間との奇跡的な出会い。 エサレンマッサージは「今ここ」での気づきを得る「ゲシュタルト療法」と深いつながりをもつボディワークなのですが、今回のトレーニングではセラピストのドロシー・チャールズ先生のワークショップも体験できました。 アロマやハーブと出会い十数年の月日を経た今、なぜ私がボディワークの世界に無性に足を踏み入れたくなったのか、あらためて腑に落ちました。 ココロとカラダはつながっています。 そして、私たちが意図しなくても、意識は自ずとそのバランスをとろうとし続けます。 「カラダに目をむけてごらん」そんな心の声が私に呼びかけたのでしょう。 波のリズムをもつ、エサレンマッサージ独特なロングストローク。 遠くから、あるいは近くから、そこにいればいつも聞こえる波の音。 そんな1週間を過ごしたら、なんだか心がとても軽やかになりました。 不思議に自由な気持ち。 命が昔、海から生まれたからでしょうか。 胎児の時に、羊水の海に包まれていたからでしょうか。 小さな子どもが、ひとり歩きを始めるころ、 お母さんの方をふりむきふりむき進んでいくように、 人は見守ってくれる誰かがいれば、安心して冒険に旅立てます。 安心して自由になれます。 大人になって、あるとき一人であることに気がついて、 強烈に不安になって、進むことも怖くなってしまう… だからといって、もう誰かにお母さんの役目は頼めない。 そんな時を誰しも一度は経験するでしょう。 でも、ある時また気づくのです。 全てはつながっていると。 つながっているから、怖くはない。 自由に歩いていけるのだと。 エサレンマッサージは、そんなマッサージなのです。 私はこれから30人の方のご協力をいただいて、レポート提出、審査をうけます。 晴れてエサレンマッサージのプラクティショナーとしてデビューするまで、あとひといき。 しっかり技術を磨いて、早く色んな方に体験していただきたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.12.31 02:22:30
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