昨日の夕方くらいから、何か気持ちがザワザワとして落ち着かず・・・
「おかしいなぁ、どうしたのかなぁ、私」と首をかしげてました。
何故という心当たりもないまま、とりつかれたように台所のシンクを磨いてみたり、マジョラムやレモンを香らせて、自分の理性に呼びかけてみたり…
そして夜、雨の音を聞きながらベッドにもぐりこみ、ようやく気がつきました。
「明日は満月だわ!」
波がいつもと違うリズムで、ひたひたと寄せてくるような不安感。
その理由に納得したら、急に「月の癒やし」が読みたくなって、ベッドの上でしばし読書を楽しみ、その後はぐっすり。
朝目覚めると、昨夜までのザワザワ感はすっかりうすれていました。
お昼過ぎには普通に元気いっぱい。
月の引力によって潮の満ち干があるならば、身体の約80%が水分である私たち人間も、月の引力から何らかの影響を受けてもおかしくないのです。
まして私たち女性の中には、月の公転周期と同じリズムを内在しているのだから。。。
今日はとびきり大きな満月。
スーパームーンというのだそうですね。
(NASAの報道を見ましたが、この呼び名いかにもNASA的ですねぇ^^;)
「月の癒し」の中に、薬草の採集に最も適しているのは、満月や蠍座の夜と書かれています。
満月の夜、植物全体が活気を帯び、このときに摘んだ薬草は治癒力がとても高いのだそうです。
今夜は蠍座の満月、しかもスーパームーン!
夜の森をさまよって、何か良いハーブでも探してきたい気持ちがムクムクとわきおこります。
さすがに怪しすぎるので実行はしませんが…(笑)
自然界にそなわった様々なリズム。
自然、そして宇宙の一部である私たち人間にも、様々なリズムが内在します。
自然に身をゆだねつつ、自分自身のリズムにしっかり耳を澄ませていれば、波にのまれず、逆らわず、嵐の時も上手にバランスをとって進めそうです。
「月の癒やし」は1997年に発行された本で、私が手に入れたのは1998年。
15年もお世話になっている愛着の深い1冊です。
月日を経ても色あせない内容で、読むたびに新しい発見があります。
お時間あれば、ぜひ手にとって見てくださいね。
おすすめです。
「月の癒やし」(ヨハンナ・パウンガー,トーマス・ホッペ,小川捷子訳 飛鳥新社)