先日、満月の日に「植物の物語を読む会」を開催しました。
前回が12月でしたので、ほぼ3か月ぶりです。
アロマやハーブが好きという共通点をもったメンバーではありますが、この日は「本について語り合う」時間ですので、ちょっとした【部活】みたいな感じでしょうか?
今回のお題は「出会いなおし」(作:森絵都)です。
お題の本は、いつも植物が大切なモチーフになっているような物語を選んでいるのですが、「出会いなおし」は6つの物語からなる短編集で、植物つながりの物語はそのうちひとつだけ。
しかも、植物というか・・・野菜!(笑)
それでも、この本を選びたかったのは、「出会いなおし」という表題に、どうしても心が惹かれてしまったから。
それは皆さん同じ意見で、植物が野菜になっちゃったのは見逃していただけました
1話目、表題作でもある「出会いなおし」の後半の一節。
「年を重ねるということは、同じ相手に、何回も出会いなおすということだ。会うたびに知らない顔を見せ、人は立体的になる・・・」
この一節だけでも、大人のあなたなら胸に響くものがあるのでは?
お時間あれば、読んでみてくださいね。
2話目、「カブとセロリの塩昆布サラダ」
一応、こちらが植物がらみ・・・
短いドラマをみているみたいに、止まらずに読み切れます。
なんだか笑っちゃうような、でも人と人のコミュニケーションの難しさも感じさせるお話です。
「本当にわかってもらいたいこと」を伝えるために、必要なことってなんだろう?
マニュアルやテクニックは時に白々しく人を傷つけてしまいますね。
結局は熱意なのかな?
「カブとセロリの塩昆布サラダ」はなんだか美味しそう・・・ということで、自己流で作ってみました。


昔から、物語の中にでてくるお料理がすごく気になりました。
たぶん、食いしん坊だからですね
赤毛のアンや大草原の小さな家にも、美味しそうなものが沢山出てきて、お料理本が出たときはどうしても欲しくて買ってしまいました。

左の本、確かめてみたら昭和54年のもの!
30年以上も大切にしています
そして、つくづく思うのは、
人は成長し、変わっていく部分もあるけれど、ずっと変わらないこともあるんですね。
ハートの奥にしまわれた種は、ずっとそのままなのかもしれない。
今も昔も、私の中で「アン」は永遠なのです。
読書会のこと、
今後のお知らせも含めて、ハーバルライフサポーターのnaoさんが書いてくれていますので、ぜひそちらもご覧下さいね
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