2009/06/16(火)12:55
エビ池のあずま屋で涼む ~ バンコクの海へ!(13)
「貸自転車の担当者は、すぐに帰ってくるかもしれないし、
時間がかかるかもしれません。本当にわからないんです。」
案内してくださった女性が申し訳なさそうに
事情を説明してくれました。
別に急がないんで待ってますよ。
「この裏に、学校のものなんですが自然保護の施設があります。
見ながら待っていてもいいですよ。池にはあずま屋もありますし。」
ほぉ、そんなところがあるとは。
では是非見学させていただきます!
まず、畑や、魚やカエルを飼う水槽が設置された一角があります。
「○○世話係:誰々」といった当番表があったので、生徒が面倒をみてるんでしょうね。
「マングローブの根による汚水除去池」なんてのもあります。
どうやら、バーンクンティエン区とこのクローン・ピッタヤーロンコーン学校は、共同で
「マングローブ林保護青少年プロジェクト」なるものを推進しているようです。
その一環の施設に違いありません。
先に歩を進めると、池が見えてきました。
看板には、「天然エビの館」って感じの、
池の名称が書かれています、
意外と大きな池ですね~!!
遊歩道が周囲と中心に設置されていて、さらに・・・
本当にあずま屋がありました!
中に座って、しばし涼むことに。
聞こえてくるのは鳥のさえずりだけ。気持ちいいですね~。
「マー・レーオ・カァ~!」(来ました!)
大声が聞こえたので振り向くと、博物館の窓から
先ほどの女性が身を乗り出して、私を呼んでくれてます。
担当者さん、帰って来るの早かったですね(笑)
急いで自転車室まで戻ると、男性担当者が立ってました。
貸自転車代20バーツを支払い、バット・プラチャーチョン(身分証明証)の代わりに
日本の運転免許証を預けて自転車を受け取ります。
「5時までに返却してください。」
了解です~。
時刻は14:55。早速しゅっぱ~っつ!!
これらの自転車なんですが、ネットでたまたま見つけた記事によると、
マングローブ林保護青少年プロジェクト支援のために、
潮州協会ランナーズ・クラブから7年前に寄贈されたものなんだそうな。
なんでも、マングローブ林を観察しながら海岸まで続く歩道・遊歩道が
整備されたにも関わらず、距離が3キロもあり到達が大変であたっため、
より便利にするために自転車100台を寄贈したんだとか。
というワケで、もうお分かりですよね。
はい。今度は自転車でバンコク海へと向かいます!!
ペダルの軸がひん曲がって漕ぎにくい自転車で(失敗した!)
学校前の通りを横切り反対側の路地へと進みます。
路地に入るとすぐ、極端な急坂が目の前に立ちはだかってました。
ピッタヤーロンコーン運河を越える橋です。
しょうがない。降りて自転車を押しながらよじ登りますか!
<交通費>
貸自転車代 :20バーツ
ここまでの合計:204バーツ
つづく・・・