タイとタイ語に魅せられて

2011/01/09(日)23:31

ラートブアルアン行きのはずが… バンコク西北行き当たりばったり旅[3]

タイ旅行記(789)

バーンブアトーンのバス停に向かうと、そこにはこれから乗る予定の ラート・ブアルアン行きバスが既に停車していました! 早速乗り込み席に着くと、若い兄ちゃんの車掌がやって来ました。 「どこへ行きますか?」 ラート・ブアルアンです。 「どこですか?」 怪訝そうな顔をして車掌くんは聞き返してくるではないですか。 ラート・ブアルアンです。 と、同じセリフを繰り返すと、 「このバスはラート・ブアルアンには行きませんよ。手前で逸れるんです。」 えぇっ!? じゃぁなんでラート・ブアルアン行きなんだよー。 唖然としていると、 「ラート・ブアルアンへ行くなら、途中で他のバスに乗り換えなければなりません。」 じゃ、そのバス停に着いたら教えてください。 …いきなり旅の行方に暗雲が立ち込め始めてしまいました。 心配に思いながらも、まぁ何とかなるさと気持ちを無理矢理鼓舞してみます(笑) そのバス停までの運賃10バーツを支払い、 バスは10:03に発車。 カーンチャナーピセーク通りを北上し、ほどなくして左折。 国道340号線、通称バーンブアトーン-スパンブリー通りに入りました。 途端に車窓は田舎な風景。 街道沿いには、「○○おばさんの▲▲レストラン」やら お寺の宣伝看板ばかりが目立ちます。 そんな真っ直ぐな通りをひたすら走り続けていると、 車掌くんがやって来るではないですか。 「ここですよ。」 と、降りるように促されます。 急に不安になった私は出口に向かいがら尋ねてみました。 で、どこ行きのバスに乗り換えればいいんですか?(汗) 「スパンブリー行きです。」 バスが停車し、すごすごと降ります。 走り去るバスから、車掌くんがしばらく私を見ていました。 きっと不安でいっぱいの表情に見えたことでしょう(笑) あたりを見回します・・・。 いったいここはどこなんだ~!!!!! <交通費> ラートブアルアン行きバス: 10バーツ ここまでの合計:45バーツ つづく・・・

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