2016/04/28(木)08:45
タイ海軍の父像がここにも チャチューンサオの海上寺院へ![11]
金色に輝くワット・ホントーンの阿羅漢舎利塔を
最後にもう一度眺め、階段を下りて戻ることに。
2階の下り階段脇には、スコータイ王朝のラムカムヘン王の肖像画が。
最初どなただか分かりませんでした ^_^;)
階段の途中から1階を見下ろします。
結構広々としたつくりですよね。
外へ出て、上で見下ろした時に気になったものを見に
海側へ回ってみると、
あった。
これは軍艦を模してますよね。
やはりそうだ。
タイ初の近代軍艦プラルアンだな。
そして後ろに立つ銅像は、
チュムポーン親王に違いないです。
正しくはクロムルアン・チュムポーンケートウドムサックという名の
チュムポーン親王(1880年生~1923年没)は、「海軍の父」と呼ばれるお方。
この1日旅シリーズに何度も登場していますが、おさらいすると…、
ラマ5世の28番目の男子として生まれ、13歳から6年間渡英。
海軍大学などで学び、帰国後は海軍の近代化に尽力しました。
パークナムの海軍博物館で見た、軍艦プラルアン(銘板のみですが)も
このお方がイギリスで購入し、自ら艦長となりタイまで航行させてきたんだそうで。
さらにタイ伝統医療にも通じていて、民衆に自ら無料で施術されたとか。
そんなこともあってタイ国民から親しみを持って敬われ、
とくに沿岸部にはチュムポーン親王廟が多くあります。
海の守り神的な面もあるのかも。
お次は隣の仏堂へ。
こちらは赤がこれまた金色と空の青さに映えて
綺麗ですね~。
北側の入口からお堂内へ。
仏像と壁画が立派なのですが、
私は「これでもか!」と言わんばかりに並べられた
扇風機の大群に目を奪われてしまいました ^_^;)
もう一度外へ出て、名残惜しく海を眺めます。
あれは漁船ですよね。
いつかあんな船に乗せてもらって海を見てみたいなー。
ふと視線を手前に落とすと、
金色のお墓には「売約済み」との文字が。さらに携帯番号まで。
転売目的の財テ…、おっと、そんなことはきっとないですよね(笑)
<旅費交通費>
歩いただけなので:0バーツ
ここまでの合計:140バーツ
※旅は2015年11月19日(木)に行いました。
<参考>
"พระเจ้าบรมวงศ์เธอ พระองค์เจ้าอาภากรเกียรติวงศ์ กรมหลวงชุมพรเขตอุดมศักดิ์"
つづく
※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ
『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。
そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。
旅の参考になれば幸いです。
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