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テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:日記
所用で昨日11月16日まで数日間タイ・バンコクへ行っていました。
プミポン国王崩御から1か月が経った街中の人々の服装を観察してきましたので、 これからタイへご旅行に行かれる方の参考になればと思いその様子をお知らせします。 プミポン国王崩御直後に政府からは、 国民が喪に服す服装について黒・白の丁寧な服装との 指針が発表されていました。 ただ国民がいつまでそのような服装をすべきか具体的な期間が 発表されていません。 公務員に関しては1年間黒い服装との指示が出ていて、 在日本タイ大使館とタイ政府観光庁の職員も 日本人ローカルスタッフまで含めて1年間黒い服装を通すのだそうです。 当初、政府からは祝い事などの行事を30日間控えるようにとの発表がありました。 さらに竹亭さんがブログで紹介されていましたが、 11月上旬に政府は、11月14日から娯楽イベントと テレビ・ラジオの通常番組放送を認めることを承認していたので、 30日経過後の11月14日あたりから服喪の服装が緩くなるのではないか という気が私はしていました。 結果は…11月14日前後でとくに変化はなかった印象です。 でも当初の全身黒ずくめといった服装の人は、今では少数派です。 この写真は11月14日(月)夜にBTSサイアム駅で撮ったのですが、 上は黒・白・グレー+下はジーンズやベージュ・カーキなど地味な色 というパターンの服装をした人が多い印象でした。 上は黒・白・グレーの無地の他に、黒・白のストライプや 黒地に白プリントのTシャツも結構います。 また上が紺色も人数は少ないながらもいて許容範囲のようですね。 それらの色を着ていないタイ人は私が見た限りでは 千人に1人いるかいないかぐらいでしょうか。 逆に今でも全身黒ずくめは、年配女性に多く見られます。 また会社で指示されているのか仕事の服装として全身黒の 男女も通勤ラッシュ時間帯には多く見かけました。 そして外国人観光客ですが、日本人はほとんどの方がそういった 服喪の服装に従っている印象です。 しかし中国人のほとんどと欧米人の半分ぐらいは、 気にせずに普通の服装で街を闊歩しています。 こういう時にタイ人はしっかり見ているように思えるんですが どうなんでしょうね。 たぶん服喪の服装以外の格好をしていて危ない目に遭うことは そんなに無いようにも思いますが、ここは国民感情に配慮して なるべく上記の服喪の服装を当面続けたほうが良さそうです。 どうしてもそういった服装ができない事情がある場合には、 左腕や左胸に黒いリボンを付ければまだマシだと思います。 黒いリボンはタイ政府観光庁東京・大阪事務所の インフォメーションカウンターで無料配布しているそうですよ。 (出典:タイ政府観光庁twitter) 服喪の服装は、政府から特段の指示でもない限り、 おそらく徐々に緩くなりながらも来年10月13日まで続くのでしょうね。 また変化がありましたら、当ブログでお知らせしたいと思います。 サイアム・パラゴンのイルミネーションも服喪バージョンになっていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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チェンマイでもやはり黒白系の服が主流ではありますが、まるで配慮してないカラーのひとも一割ぐらいはいるカンジです。バンコクとは比較になりませんね。北はタクシン派だからと分析する方が多いですが、あまり関係ないように思います。もともとミャンマー人とか非タイ人が多いですから、そっちの要因の方が大きいと思います。
BGM音楽はどこに行ってもバード・トンチャイの静かな歌がエンドレスで流れていますが、そういった形式的なこと以外は庶民は至って普通の暮らしを続けています。国王陛下が亡くなったら大変なことになると騒いでいた方が多かったですが、今のところ庶民は混乱なく粛々と自分らの生活を続けてるってところですね。 しかし先日のロイクラトンでは例年の爆竹や花火での馬鹿騒ぎもなく、静かで統制の取れたいい祭りでした。老若男女問わず自粛と追悼の意識は確実に浸透してるのだなと感じました。 (2016/11/17 09:15:43 AM)
Tui☆さん
>チェンマイでもやはり黒白系の服が主流ではありますが、まるで配慮してないカラーのひとも一割ぐらいはいるカンジです。バンコクとは比較になりませんね。北はタクシン派だからと分析する方が多いですが、あまり関係ないように思います。もともとミャンマー人とか非タイ人が多いですから、そっちの要因の方が大きいと思います。 北タイの服装の様子を教えていただきありがとうございます! バンコクに比べると黒・白以外の服装をしている人の割合が若干多めなんですね。 バンコクでも、旅行者か在住者か見分けがつかなかったんですがインド系の人達は派手な色のサリー(っていうんでしたっけ?)姿などほとんど普段の服装をしています。 >BGM音楽はどこに行ってもバード・トンチャイの静かな歌がエンドレスで流れていますが、そういった形式的なこと以外は庶民は至って普通の暮らしを続けています。国王陛下が亡くなったら大変なことになると騒いでいた方が多かったですが、今のところ庶民は混乱なく粛々と自分らの生活を続けてるってところですね。 1年間は大きな混乱もなく過ぎていくことと思いますよ。11/14からパーティーなどもOKになったとはいえ、バンコクのみなさんもまだ気を遣って自粛気味のように見えました。いつもグループ客で大賑わいだった大きな人気食堂が閑散としてましたもん。 >しかし先日のロイクラトンでは例年の爆竹や花火での馬鹿騒ぎもなく、静かで統制の取れたいい祭りでした。老若男女問わず自粛と追悼の意識は確実に浸透してるのだなと感じました。 チェンマイのロイクラトン(イーペン祭り)は紆余曲折があったものの結局開催できて良かったですよね! 旅行会社は振り回されて大変だったと思いますけど ^_^;) 年々ヒートアップする馬鹿騒ぎから本来の祭りの開催意義に立ち戻る機会になったのかもしれません。来年のソンクラーンも落ち着いたものとなりそうな気がします。 (2016/11/17 11:45:42 AM)
わたしも国王が亡くなった直後のバンコクの様子を見ましたが、ほとんどの皆さんが黒い服装で、スワンナプームはわかりませんが、ドンムアン空港の掲示板も白黒になっていました。
ただブリラムに戻るとこちらではバンコクほど服装に気を使っているようには見えません。わたしも職場から黒のポロシャツ1枚と喪章が配布されました。1カ月が過ぎ、国旗も半旗ではなくなり職場のみなさんの服装も黒一色から白や落ち着いた色の服装も見られるようになりました。バンコクと地方都市ではみなさんの意識もちょっと違うかもしれません。 (2016/11/17 01:21:30 PM)
いらしていたんですね。^^
シーロムビジネス街のOLさんはまだほぼ全員が黒い服を着ています。 男性は黒か白のワイシャツですね。 特に女性は毎日の着替え用に黒い服を数千バーツ分も新しく買った人が多いようで、まだまだしっかり着たおしています。 クリスマス、新年はどうなるのだろう、 また、これから肌寒い季節になるのでマフラー、セーター、カーデガンの色に注目してみます。 (2016/11/17 04:56:08 PM)
サイアム駅の乗客の様子からすると、かなりの人が黒やグレーという感じですね。
情報ありがとうございます。 タイへ行く予定は今のところありませんが、タイの人々の状況から、なんとなく日本人に通じるものを感じます。 ありがとうございます。 (2016/11/17 09:15:50 PM)
masapon55さん
>わたしも国王が亡くなった直後のバンコクの様子を見ましたが、ほとんどの皆さんが黒い服装で、スワンナプームはわかりませんが、ドンムアン空港の掲示板も白黒になっていました。 そうだったんですね。スワンナプーム空港へ向かう高速道路沿いに立つ巨大広告も企業広告を自粛し追悼の黒白絵柄に差し替えられているものが多く見られました。ただ日本企業の中には未対応であまり良くない意味で目立っている広告がちらほら…。 >ただブリラムに戻るとこちらではバンコクほど服装に気を使っているようには見えません。わたしも職場から黒のポロシャツ1枚と喪章が配布されました。1カ月が過ぎ、国旗も半旗ではなくなり職場のみなさんの服装も黒一色から白や落ち着いた色の服装も見られるようになりました。バンコクと地方都市ではみなさんの意識もちょっと違うかもしれません。 タイ東北地方の町の様子をお知らせいただきありがとうございます。職場で黒のポロシャツが支給されたんですか。チェンマイも同様のようですが、地方都市ではバンコクほど服喪の服装に厳しくないようですね。 (2016/11/17 10:36:23 PM)
バンコク「竹亭」さん
>いらしていたんですね。^^ 短期日程でしかも自由時間がなくヘトヘトになって帰ってきました ^_^;) >シーロムビジネス街のOLさんはまだほぼ全員が黒い服を着ています。 >男性は黒か白のワイシャツですね。 >特に女性は毎日の着替え用に黒い服を数千バーツ分も新しく買った人が多いようで、まだまだしっかり着たおしています。 シーロムは東京で言ったら丸の内でしょうかね。そこのOLさんはまだまだ黒ずくめということですか。確かにサイアム駅でシーロム線から降りてくるOLさんたちを見てると黒の服装の比率が高かったように思います。男性もオフィス勤めの人は黒ずくめが意外と多い印象を受けました。 >クリスマス、新年はどうなるのだろう、 >また、これから肌寒い季節になるのでマフラー、セーター、カーデガンの色に注目してみます。 あ、本当ですね。中は黒でカーディガンはある程度色のあるものを着るかもしれませんよね。ワインレッドあたりだったら黒にも合いそうですし。 上で1年は服喪の服装を続けるのではと書きましたが、崩御から100日経過の来年2月も一つの節目になるようです。その際の服装の変化にも注目ですね。 (2016/11/17 10:42:42 PM)
GKenさん
>サイアム駅の乗客の様子からすると、かなりの人が黒やグレーという感じですね。 >情報ありがとうございます。 >タイへ行く予定は今のところありませんが、タイの人々の状況から、なんとなく日本人に通じるものを感じます。 >ありがとうございます。 どういたしまして! こんな服装で大丈夫だろうか? と自信がない場合には、とりあえず左腕か左胸に黒いリボンを付けておけばまず大丈夫だと思います。 でも黄色や赤といったカラフルな色は避けたほうが無難ですね。 (2016/11/17 10:44:55 PM)
お久しぶりです。
10月の下旬にタイ東北部、ウドンタニーからルーイ、チェンカーンを周ってきました。 バンコクでは9割以上、99%くらいが黒服でしたが、東北部では7~8割位かな。 トゥクトゥクやソンテウの運転手や市場の女性など現業の方々に黒服ではない方が目立ちました。 汗もかくでしょうし、それほど黒服を買っていられないのかもしれません。 黒リボンつけている人もそれなりにいましたが、制服の人が多かったかな。 黒服でない人はもう一団あって、子供。 これは東北部に限らないのですが、すぐ大きくなるし、買ってられないのかなとも思いました。 (2016/11/25 10:12:39 AM)
shidhoさん
>お久しぶりです。 お久しぶりです! 現地の服装の情報を教えていただきありがとうございます! >10月の下旬にタイ東北部、ウドンタニーからルーイ、チェンカーンを周ってきました。 >バンコクでは9割以上、99%くらいが黒服でしたが、東北部では7~8割位かな。 イサーンの旅いいですね~。 やはり地域によって黒い服の着用率が違うんですか。仕事のスタイルや人の多さが関係しているのかもしれませんね。 >トゥクトゥクやソンテウの運転手や市場の女性など現業の方々に黒服ではない方が目立ちました。 >汗もかくでしょうし、それほど黒服を買っていられないのかもしれません。 黒は汗をかくと白く粉をふいちゃいますし、外で仕事をする人には仕事着として着るには難しい面もあるのかもしれませんよね。 >黒リボンつけている人もそれなりにいましたが、制服の人が多かったかな。 学生の制服はそれでOKだそうですね。あと民間企業のユニフォームも黒に変更しないで従来のものでいいそうです。でも中にはわざわざ黒い制服に変えた企業もあるようですね。 >黒服でない人はもう一団あって、子供。 >これは東北部に限らないのですが、すぐ大きくなるし、買ってられないのかなとも思いました。 あ、それは気付きませんでした! 私も注意して観察してみます。 許容される色ですが、紺の延長線上なのか青や水色も着ている人をときどき見かけますね。 水色もOKなのがちょっと意外でした。 shidhoさん、どうも「ありがとうございました! (2016/11/25 12:08:16 PM) |