タイとタイ語に魅せられて

2016/12/12(月)22:57

ヤワラートの国王追悼式典と屋台料理無料イベント

タイ旅行記(789)

バンコク滞在中の11月26日(土)に中華街ヤワラートで 泰国中華総商会(華僑の商工会議所)主催による プミポン国王追悼式典と料理無料提供イベントがあるというので 行ってきました! MRTフアランポーン駅から全身黒い服を纏った人々の列について歩いて向かい、 ヤワラートの玄関となる中華門に18:00に到着。 記念撮影をしている人々の間を抜けて、 ヤワラート通りを歩いて行くと大勢の人が滞留しているので 間をかき分けて進んでみると、 警察が持ち物検査の検問を設けていたのでした。 列に並んで私もチェックを受けます。 結構細かく見られて、カバンの中にビニール袋に包んで入れてあった 折り畳み傘まで取り出してチェックされましたよ。 無事に検問を通過したんですが、 その先は既に人がいっぱいでこれ以上進めません。 じゃ、この位置で時間まで待ちますか。 前方には道路上にステージが設営されています。 中央には国王の肖像画。両側には大スクリーンが会場の様子を 映し出しています。 プミポン国王追悼式典は16:00~20:00に開催なものの、 肝心な部分は19:00からと新聞のサイトに書いてあったので あと1時間弱待つ心づもりでいたところ、18:15頃から式典が始まりました。 まず89秒の黙祷をした後、 海軍音楽隊による演奏で歌を3曲合唱。 1、2曲目は知らない歌だったんですが、 3曲目は事前に告知されていたとおり「国王賛歌」でした。 映画館で映画が始まる前に流れる歌です。 ネットで歌詞を検索して用意しておいた私も一緒に合唱。 この時、前方では160人の海兵さんがラマ9世にちなんで 9のタイ文字「๙」の人文字を作っていたようです。 その様子が新聞『ターン・セータキット』の記事に載っています。 合唱が終わったところでお開きになったようで、 人が流れ始めたので私は前方へ。 海軍音楽隊がまだ演奏しているステージまで辿り着きました。 ここから大混雑で押し合いへし合いのカオスな中を必死で ステージ裏へと抜けると、 歩行者天国になったヤワラート通りに人が溢れ返ってる! 国王追悼イベントに合わせて、このチャイナタウンこと ヤワラートの食堂・屋台約200店が飲食物を無料でふるまっているんです。 この大勢の人々はそれを目当てに集まったわけですね。 私も早速参戦! と思ったものの、どの店も既に長蛇の列! 中には早々に「品切れです!」と叫んでいる店も。 こりゃ無理かなぁと半ばあきらめていたところ、 オレンジジュースをなんとかゲット! 飲みながらヤワラートのネオンを眺めて歩き進むと、 横の路地にやや短い行列を発見。 よ~しと思い並んでみた結果、 ガオラオ(牛の臓物煮込み)と これも臓物系のクアイジャップをそれぞれ違う屋台でゲット。 どちらも苦手な料理なので普段食べないんですが、 物凄く美味しかったです。さすがヤワラートですね! これはこの日並んだ最長の列(笑) 先頭は左奥の灯りのところで、私の後ろからUターンして 右に見えるこっちを向いた列へとつながっています。 どうやら仕込んでおいた分が尽きて新たに仕込み直しているようで 延々と待たされた末に手に入れたモノは、 天津甘栗!(笑) でもこれが出来立てのアツアツで本当に美味しい! こんなモノまでタダで貰えちゃうなんて来て良かった~。 シメはクイッティアオ・ルアのセンミー(極細麺) これは屋台ではなくて左奥に見える特設ブースで配布していたんですが、 またしても美味しかったです。 気付けばなんだかんだで満腹に。 ヤワラートで今まであまり食事をしたことがなかったんですが、 屋台でもこんなに美味しいとは正直驚きました。別格ですね。 それを知ることができたこととあわせて、国王崩御をしっかりと 悼む機会を得ることができたので、来た甲斐があったイベントでした。 ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。 ★★★お薦めの旅行用タイ語入門書です★★★      ◇入門書◇      『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社      ◇単語集◇      『キクタン タイ語【入門編】』アルク

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