タイとタイ語に魅せられて

2017/03/20(月)08:42

タイ映画博物館内のカフェ タイ映画博物館[最終回]

タイ旅行記(789)

タイ映画博物館(Film Archive)内で食事を取れるのは どうやらここだけのようで。 ホットドッグのスタンド。 さっき古い映画を観たピッツバーグの「Nikelodeon」の 向かいにあるビルの陰にあります。 売り子の女性に注文すると 無表情で黙々と作り始めました。 うーん、ここの他のスタッフのホスピタリティとは 落差が激しいな。たぶん雇用の形態が違うんでしょう ^_^;) 近くのテーブルに座っていたら持ってきてくれました。 25バーツ也。 まるでヨーロッパの古い街にでもいるかのような 景色を眺めながらささっと頬張ります。 さーてと、ついでなので並びにあるエジソンが発明した 映画の原型キネトスコープの初の上映店も覗いておきますか。 ニューヨークのブロードウェイにあった 「Kinetoscope Parlor」です。 男性スタッフが入口でお出迎えしてくれて、 館内展示物の解説をしてくれました。 熱心に解説を続けるので話を遮って写真を撮るわけに いかなかったんですが、胸の高さほどのキネトスコープの木箱が 並んでいて、実際に上から覗き込んで見られるようになっています。 5バーツだか10バーツだかの硬貨を投入すると、 約1分間の動画を鑑賞できますよー。 それから、このムアン・マーヤー(幻の町)の広場に もう一つ建物があるのを見落としてました。 引っ込んだところにあったので ^_^;) 「Black Maria」というこの真っ黒な建物は、かのエジソンによって 1893年に建てられた世界初の映画撮影所です。 さっきの「Kinetoscope Parlor」で上映する映画を 撮影するための施設だったんだとか。 ここでは映画登場初期の歴史や俳優に関する展示のほかに、 100バーツで自分が出演して映画撮影体験ができるみたいです。 後日DVDに焼いて郵便で送ってくれます。国内限定でしょうけど ^_^;) でも今は閉まっているみたいですね。 ここもやはり入館時刻が決まっているのかな。 ということで素通りして、敷地の奥まで行ってみました。 そこには、 古き良き時代の映画館を模した建物が。 模しているだけでなく、ちゃんとした映画館で、 「シーサーラーヤー映画館」(โรงภาพยนตร์ศรีศาลายา)と言います。 月~金17:30、土日13:00, 15:00、祝日13:00に上映してますよ。 上映映画は Thai Film Archive の facebookで告知されています。 で、その前の女性スタッフが歩いているコンクリート張りのところは、 「スター広場」(ลานดารา)。 まるでハリウッドのグローマンズ・チャイニーズ・シアターみたいに タイ映画俳優の手形足型&サインがびっしり! 思わず知っている俳優さんを探しちゃいました(笑) あ、ありましたよー。 映画『フェーンチャン』(แฟนฉัน)のノイナー役女優フォーカスさん! それに上隣は同映画ジアップ役俳優のネックさん! ほかにも小栗旬主演の『ルパン三世』に出演した ゴティーさんとか色んな方のがありました。 タイ映画好きの人には堪らないかもしれません ^^ ということでタイ映画博物館をひととおり見たので、 そろそろシメにしますか。 向かったのは、世界初の商業映画が上映された パリの「Hotel Scribe」。 さっき「Nikelodeon」での映画観賞チケット購入時にも 行ったんですが、1階の カフェ「Grand Café & Salon 」へ。 この店名も現在の「Hotel Scribe」内にかつてあって、 世界初の商業映画が上映されたカフェの名にちなんでいます。 月~金は9:00~18:00、土日祝は9:30~18:30の営業。 カウンターで女性にホットアメリカンコーヒー 30バーツを注文。 ついでに小さなケーキ菓子 25バーツも頂きました。 さっきも気になっていたんですが、 ここって2階席があるんですよ。 2階で飲んでもいいですか? 「どうぞ上がってください」 ってことでらせん階段で2階へ。 2階は狭いんですが、逆に隠れ家的な座席で気に入りました(笑) ほぉ、カップもお皿も店名が入ったオリジナルじゃないですか。 意気込みを感じますね~。 2階の広場側に窓があったのでちょっと眺めてみました。 タイにいるとは思えない♪ ^^ のんびりコーヒーを楽しんで満足満足。 タイ映画博物館入口へと戻ります。 入口横の、最初に概要を説明してくれた 女性スタッフが出てきた建物に立ち寄ってみました。 土産物や映画グッズを販売してるんですね。 Tシャツも売ってるし~。 あっ! さっきのカフェ「Grand Café & Salon Indien」の カップと皿じゃないですか!! さすがにカップまでは買えませんでしたが、 スタッフみなさんがとてもいい人達だったので、 お礼も兼ねて安いやつですが一つグッズを購入。 さあ、帰りましょー。 表のプッタモントン・サーイ5通りに出たところ、 なんとちょうど515番バスがやってくるじゃないですか! バス停じゃないけど停まってくれるかな? いいや、手を伸ばしてみよう。 あ、停まってくれた!! スタスタと駆け寄って乗車。 時刻は、13:23。 始点からすぐなのでガラガラです(笑) このまま終点まで乗れば戦勝記念塔ですよ~。 そうそう、さっき買ったグッズをここでお披露目しましょう。 キーホルダーです。 上に「SRIKRUNG SOUND FILM」と。 例の現在のMRTスクンビット駅の場所にかつてあった タイ初の映画撮影所の名前ですね。 下にはタイ文字で「タイ映画博物館」とあります。 戦勝記念塔には14:17に着きました。 またバンコク滞在中に暇ができたら、515番バスに飛び乗って 気軽に訪れたいですね。カフェでまったりするだけもいいかも。 てな感じで今回の旅もこれにて完結です。 最後までお付き合いいただきありがとうございました! 次は、カンチャナブリー市街の旅をお届けします! <情報> Film Archive(Public Organization) (หอภาพยนตร์ไทย) タイ映画博物館 (พิพิธภัณฑ์ภาพยนตร์ไทย) 場所:グーグルマップ 料金:無料。但し一部有料。 営業時間  1 ムアン・マーヤー(幻の町):土日祝  2 図書館:月~金9:00~17:00  3 映画博物館:土日祝10:00, 11:00, 13:00, 14:00, 15:00の5回  4 映画館:月~金17:30、土日13:00, 15:00、祝日13:00  ※変更の場合あり。  5 カフェ:月~金9:00~18:00、土日祝9:30~18:30 <旅費交通費> 515番バス:23バーツ ここまでの合計:46バーツ <参考> หอภาพยนตร์ไทย "มายาราตรี Night at mayacity" ※旅は2016年11月27日(日)に行いました。 おわり ※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ 『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。 そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。 旅の参考になれば幸いです。 ★★★お薦めのタイ語入門書です★★★      ◇入門書◇      『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社      ◇単語集◇      『キクタン タイ語【入門編】』アルク

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