2608548 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

タイとタイ語に魅せられて

タイとタイ語に魅せられて

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

カレンダー

プロフィール

Lamyai_daeng

Lamyai_daeng

サイド自由欄

★タイ旅姉妹ブログ★
『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』


★オススメのタイ語学習★
☆タイ語教室(カフェレッスン)☆
タイコムランゲージセンター

☆タイ語入門書☆
『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社

日記/記事の投稿

バックナンバー

2024/04
2024/03
2024/02
2024/01
2023/12

コメント新着

お気に入りブログ

⛳️つけ焼き大丈夫か… New! かもめ72&35さん

2024年4月一時帰… New! masapon55さん

桜木町駅ビルに110形… GKenさん

アマチュア試合出撃 ROLLING坊やさん

プルメリアの引っ越し 放浪の達人さん

わたしのブログ ウーテイスさん
バンコク竹亭日記 バンコク「竹亭」さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2017/09/18
XML
テーマ:タイ(3305)
カテゴリ:タイ旅行記
タイ・ミャンマー国境の検問から急いで戻ります。



イートンピロック)の集落入口ゲートまで戻ってきました。
時刻は、17:18。

次に行きたいのは、右の山の山頂なんですよ。
なんとか日没までに間に合いたいのですが。

宿に戻りオーナー女性に相談してみました。
貸し自転車はどこかにありますか?

方々に電話をかけてくれた結果、
バイクしかないとのこと。

私、バイクを運転したことがないんですが、
それでも貸してくれますかね? 無理ですよね… ^_^;)

また何度か電話をしてくれて、
ソンテオをチャーターしてくれました。

しばらくするとインド系っぽい顔つきの男性と
男の子2人がバイクで登場。
この男性がソンテオ運転手みたいです。

1か所案内するのに200バーツとのこと。
OKです。お願いします m(_ _)m

「市場を抜けて橋を渡ったところまで歩いてきて」

わかりました! では出発~。



宿から左に目抜き通りを進み、



奥の右手の路地にある市場を突っ切ります。
この市場はまた明日の朝に立ち寄ろうと思うので、
今は素通りです。

その先の池に架かる橋の欄干(?)には、



こんな木のプレートが無数に結わえつけられています。
観光客が残して行ったんでしょうね。
橋のところでこのプレートを販売しています ^^

橋を渡り切ったところに



タイ文字とミャンマー文字で
イートン市場 1939年開設
との看板が。スズ鉱の始まりと同時なんですね。

この先にバイクで先回りしていたソンテオ運転手が待っていました。
後をついて行くと、



なんと、トーンパープーム市場-イートン路線のソンテオを
使い回して案内してくれるようです。

ということは、この運転手も1日4回運行の
いずれかを担当している方なんですね。

17:35に出発したソンテオは山道を登って行きます。



例え貸し自転車があっても、ちょっとキツかったかも ^_^;)



お子さんらしき2人の男の子も一緒です(笑)

この山に登ったことある?

「うん、何度もあるよ!」



見晴らしの良いところに出たと思ったら、



到着です!
時刻は、17:42。

物々しい監視台とゲートが見えてますね。
あそこまで早速登ってみますか。



チャーンスック陣地
国境警備警察第135中隊


と書かれています。

ゲートをくぐり到着した頂上には、



タイ国旗がはためいていました。

ここは「ヌーン・チャーンスック」(เนินช้างศึก)と呼ばれています。

ヌーンは「丘」。
チャーンスックは直訳すれば「闘象」なのですが、
タイのサッカー・ナショナルチームの愛称も「チャーンスック」なので
「タイ」を意味していると捉えていいでしょう。

つまり「ここはタイ領の丘だ」との主張が込められた地名です。

かつてこのタイ・ミャンマー国境の山岳地帯には、
ミャンマー政府に反対する少数民族武装組織が拠点を構えて
ミャンマー政府軍と戦闘を繰り広げていました。

時にはミャンマー政府軍に圧迫された武装組織が
タイ領側に越境して逃れてきて、さらにそれを攻撃するために
ミャンマー政府軍まで越境して砲弾を撃ち込んだりしていました。

この丘にも一時はミャンマー政府軍が陣地を構えていたのだそうです。

以前訪れたラーチャブリー県のタイ・ミャンマー国境
フアイコークムーでは1999年に反政府武装組織が制圧されたので、
恐らくイートンの地でもその前後には同様に制圧が済み、
ミャンマー軍も退却して行ったのでしょう。

そうしてミャンマー軍が去った後、
この丘にタイ国境警備警察が陣地を設けたのでした。



監視台には、国境警備警察の青年が1人で見張り番をしています。

いつの間にかソンテオ運転手と男の子2人もやってきていました。
男の子たちは監視台の中に入って国境管理警察の青年と遊び始めるし(笑)



西側のミャンマーの光景は、ここからも山が果てしなく続いています。
地平線の先まで山しか見えない景色を、この人生で目にする機会に
遭遇するとは思いもしませんでしたよ。

中央を左右に走っている稜線がタイ・ミャンマー国境です。
で、稜線を辿って視線を右、つまり北へと移すと…



この写真の左から中央奥へと続く稜線につながっているのですが、
真ん中あたりの稜線上に、先ほど訪れたヌーン・サオトン(旗柱の丘)
が見えています。

その先に切り通しになった国境検問の位置も
なんとなく確認できますね。

稜線を右のタイ側に下りた、写真の右端あたりに
金色の仏塔が見えるでしょうか?
それを目印に…



視線をもう少し右に移したのがこの写真。

金色の仏塔が左に位置しています。
中央の家屋の塊が、イートンの集落です。

集落と国境線との距離感を掴んでいただけたでしょうか ^_^;)

こんな感じで丘から四方八方の景色を眺めてぐるぐる歩いていると、
「サワッディークラップ」(こんにちは)と20代後半ぐらいの
タイ人男性が声をかけてきました。一人で来ている様子ですね。

「こんにちは」
と笑顔で答えます。

丘の上にいる野犬を見て
「うああ、こんなに大きくなったのか。以前は小さかったのに」
と私に敢えて聞こえるように言うではないですか。

えっと、会話にのってあげたほうがいいんだろうか。
もう少し様子を見てみよっかな ^_^;)



<旅費交通費>
ソンテオのチャーター代まだなので:0バーツ
ここまでの合計:939バーツ

<参考>
lovethailand.org "เนินช้างศึก"

※旅は2017年3月27日(月)に行いました。

つづく

※当ブログから1日旅の記事だけを抜粋し見やすくまとめたブログ
『タイ~バンコク周辺バス日帰り旅~』 もぜひご覧ください。

そちらのブログは左側の「旅ごとに見る」欄で旅名を選ぶと順を追ってお読みいただけます。
旅の参考になれば幸いです。



★★★お薦めのタイ語入門書です★★★

     ◇入門書◇
    
『らくらく話せる!タイ語レッスン』ナツメ社

     ◇単語集◇
    
『キクタン タイ語【入門編】』アルク





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017/09/18 08:00:17 AM
コメント(13) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


 Re:ヌーン・チャーンスック ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[6](09/18)   GKen さん
欄干にあるお札を見ていると、すごい観光地という感じですね。
秘境とのギャップが大きくて面白いです。 (2017/09/18 08:44:00 AM)

 Re[1]:ヌーン・チャーンスック ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[6](09/18)   Lamyai_daeng さん
GKenさんへ

>欄干にあるお札を見ていると、すごい観光地という感じですね。
>秘境とのギャップが大きくて面白いです。

最近イートンは秘境の観光地としてそこそこ人気がありますからね。
でもタイ人観光客ばかりで外国人はほとんど来ないそうです。
だからこそ魅力的なんですけどね ^^
(2017/09/18 06:11:26 PM)

 Re:ヌーン・チャーンスック ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[6](09/18)   Tui☆ さん
山間部のミャンマーとの国境の風景はこんななんですね。はじめて見ました。
北部タイでも国境紛争を有利にするために少数民族が利用されてるって話は耳にしますね。こっちでは観光資源にされてますけど、ひどい話です。
雨季明けにはミャンマーのダウェーとタイ国境を結ぶ物流路が着工されるようですが、アセアン経済共同体(AEC)も発足したはいいけど具体的な成果や進展はほとんど耳にしませんし、どうなることやら・・・
(2017/09/18 06:50:19 PM)

 Re[1]:ヌーン・チャーンスック ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[6](09/18)   Lamyai_daeng さん
Tui☆さんへ

>山間部のミャンマーとの国境の風景はこんななんですね。はじめて見ました。

以前、ラーチャブリー県のフアイコークムー国境に行った時も山ばかりの光景でしたが、イートンのここのほうが標高が高いためかずっと遠く地平線の彼方までの眺望があるのでスケールが全然違います。

>北部タイでも国境紛争を有利にするために少数民族が利用されてるって話は耳にしますね。こっちでは観光資源にされてますけど、ひどい話です。

それは初めて聞きました。
国境付近の少数民族って無国籍でもタイ居住を許される場合があるみたいですね。詳しくは知らないのですが、混沌とした現状に緩い制度がうまく働いていて興味深いです。

>雨季明けにはミャンマーのダウェーとタイ国境を結ぶ物流路が着工されるようですが、アセアン経済共同体(AEC)も発足したはいいけど具体的な成果や進展はほとんど耳にしませんし、どうなることやら・・・

それも知りませんでした ^_^;)
タイとミャンマーを陸路で結ぶ物流ルートが完成すれば、カンチャナブリーの景色もまた変わるんでしょうね。
(2017/09/18 11:33:57 PM)

 マニアックですね。   フラキート さん
う~ん、マニアックでいいですね。
国境の雰囲気が興味深いですね。

ここら辺はカンチャナブリのそばですか?
よくカンチャナブリには行きますが、
全くの未体験ゾーンです。

新しい読者なので、
当ブログに掲載された記事で
コレは、というオススメがあったら教えてください。 (2017/09/21 10:12:02 AM)

 Re:マニアックですね。(09/18)   Lamyai_daeng さん
フラキートさんへ

コメントありがとうございます!

>う~ん、マニアックでいいですね。
>国境の雰囲気が興味深いですね。

陸地にある国境ってなんだか惹かれるんですよね。
きっと日本にはないからだと思います。
ロマンと少々の恐怖感がなんとも言えず好きです。

>ここら辺はカンチャナブリのそばですか?
>よくカンチャナブリには行きますが、
>全くの未体験ゾーンです。

ここもカンチャナブリー県内なんです。
カンチャナブリーの市街から北西へ行った山奥のミャンマー国境です。
とは言え、カンチャナブリー市街~イートンは、バンコク~カンチャナブリー市街の距離よりも遠いんですけどね。
カンチャナブリーは本当に魅力のある地です。まだまだ行きたいところが沢山あります。

>新しい読者なので、
>当ブログに掲載された記事で
>コレは、というオススメがあったら教えてください。

フラキートさんは、どういうところがお好きなんでしょうか。
同じカンチャナブリー県内でしたら、サンクラブリーもオススメですよ。
モン族が作った木橋で有名です。なぜか話題になりませんが、ダム湖に沈んだ泰緬鉄道の軌道跡も舟で見ることができます。2回行っているんですが、
https://plaza.rakuten.co.jp/lamyaidaeng/diary/201406160000/
https://plaza.rakuten.co.jp/lamyaidaeng/diary/201410130000/
この2つが参考になれば幸いです。

楽天ブログって過去記事を探すのが難しいですよね。
そこで旅のタイトル名でカテゴリー分けして探しやすくした同じ内容のブログをLivedoorブログに設けています。
thaitabi.dreamlog.jp/
こちらのページでしたら、左列から旅のタイトル名で探せるので読みやすいと思います。よろしければご活用ください。 (2017/09/22 11:16:51 AM)

 Re:ヌーン・チャーンスック ミャンマー国境、元すず鉱集落イートンへ[6](09/18)   ウーテイス さん
GHQは日本のユダヤ研究を禁止して、日本を単一民族と縛りをかけた。_161029_草莽愛知
https://youtu.be/FTLwu2mVBEY (2017/09/23 09:24:03 AM)

 素晴らしいっ!   フラキート さん
Lamyai_daengさんへ

さっそくサンクラブリーの記事拝読しました。
素晴らしいっ!
楽しかったです。

ボクの場合、カンチャナブリーでの温泉はヒンダートは遠いので
ワット・ワンカナイというお寺に行きます。
入浴料は、お布施。
ズラッと小型の浴槽が並んでます。
帰りはバスでテスコに行き、食事。
至福の時です。

カンチャナブリは日帰りでなく、是非何拍もご宿泊くださいね。
(2017/09/24 05:37:51 AM)

 Re:素晴らしいっ!(09/18)   Lamyai_daeng さん
フラキートさんへ

>さっそくサンクラブリーの記事拝読しました。
>素晴らしいっ!
>楽しかったです。

お読みいただきありがとうございます!
サンクラブリーまで行くと秘境の旅の雰囲気を味わえます。
オススメです!

>ボクの場合、カンチャナブリーでの温泉はヒンダートは遠いので
>ワット・ワンカナイというお寺に行きます。
>入浴料は、お布施。
>ズラッと小型の浴槽が並んでます。
>帰りはバスでテスコに行き、食事。
>至福の時です。

ワット・ワンカナイは知りませんでした。カンチャナブリー市街の手前にこんな素晴らしいところがあったんですね。ぜひ行ってみたいです!
幹線道路からはずれたところにあるようなので、交通の足があるのかちょっと調べてみます。情報ありがとうございました!

>カンチャナブリは日帰りでなく、是非何拍もご宿泊くださいね。

カンチャナブリーは宿泊しないと勿体ないですね。これから何度も行くことがあると思うので、少なくとも1泊はする旅をしたいと思います。
(2017/09/24 09:25:53 AM)

 確か…。   フラキート さん
Lamyai_daengさんへ

ワット・ワンカナイは「ラチャブリー」行きのバス途中下車だったと思います。必ず、確認して下さいね。

カンチャナブリの定宿はブルースターGHです。
バンガロー1泊300Bで、扇風機・水シャワー・トイレ付き。
最近まで200bでした。
クワイ川の上に建ち、夜にはナマズが暴れる音も聞こえたり。
自然の残っている川沿いの宿です。
従業員は、みんな親切です。

バンガロー以外にも。近代的なエアコン部屋もあります。


(2017/09/24 09:46:59 AM)

 Re:確か…。(09/18)   Lamyai_daeng さん
フラキートさんへ

>ワット・ワンカナイは「ラチャブリー」行きのバス途中下車だったと思います。>必ず、確認して下さいね。

ラーチャブリー行きの黄色いバスが通るんですか!
あちらが旧道のようですね。確認してみます。ありがとうございます!

>カンチャナブリの定宿はブルースターGHです。
>バンガロー1泊300Bで、扇風機・水シャワー・トイレ付き。
>最近まで200bでした。
>クワイ川の上に建ち、夜にはナマズが暴れる音も聞こえたり。
>自然の残っている川沿いの宿です。
>従業員は、みんな親切です。
>
>バンガロー以外にも。近代的なエアコン部屋もあります。

ゲストハウス街の通りにあるんですね。
そんなに安いとは驚きです。気軽に泊まれそうでいいですね。
良い宿を知らせてくださりありがとうございました。
カンチャナブリーで宿泊するとしたらもっと奥地でかもしれませんが、
市街で泊まる機会があったら使ってみます!
(2017/09/24 02:49:26 PM)

 Re[1]:確か…。(09/18)   フラキート さん
Lamyai_daengさんへ
たびたび、すいません。

ワット・ワンカナイへの「プランブリー」行きのバスというのは、
カンチャナブリからです。

2等バスというか、どこでも乗降できるバスです。
途中下車、乗車時間およそ30分ぐらいですかね。15~20Bほど。

帰りは右手に見えてくるテスコ・ロータスで食事。
テスコ前には街の中心地バスステーション行きのソンテウが10Bです。
(2017/09/25 07:01:10 AM)

 Re[2]:確か…。(09/18)(09/18)   Lamyai_daeng さん
フラキートさんへ

>たびたび、すいません。
>
>ワット・ワンカナイへの「プランブリー」行きのバスというのは、
>カンチャナブリからです。
>
>2等バスというか、どこでも乗降できるバスです。
>途中下車、乗車時間およそ30分ぐらいですかね。15~20Bほど。

追加情報ありがとうございます!
ローカルのバスですよね。カンチャナブリー・バスターミナルで見たことがあります。
あのバスが旧道のほうを走るとは知りませんでした。実は旧道のもっと先にずっと行きたいと思っているところがあるので、そこまで行く方法の探索がてらワット・ワンカナイへ行ってみようと思います ^^

>帰りは右手に見えてくるテスコ・ロータスで食事。
>テスコ前には街の中心地バスステーション行きのソンテウが10Bです。

フラキートさんはカンチャナブリーの公共交通機関を乗りこなしてますね。バンコク周辺のバスやソンテオに詳しい日本人は多少いますが、カンチャナブリーをそこまで知っている人はなかなかいないと思います。素晴らしい情報ありがとうございます!
(2017/09/25 08:35:29 AM)


© Rakuten Group, Inc.