行けたり行けなかったり(モスクワとかね)

2009/05/31(日)17:53

GJバルジの連合軍を考えた

ウォーゲーム(27)

 varonさんがブログ「ウォーゲームをオンラインで」の5/26の記事「GJバルジのドイツ軍を考えた」でドイツ軍のオススメ初期配置を書いておられたので、それに対して(だけではないですが)連合軍の配置を考えて見ました。 なお、ダミーの配置は端折ってあります。 まず、第99歩兵師団に「駆逐戦車大隊」と「砲兵支援」。    第99歩兵連隊はドイツ軍が「パイパー連隊」を使って「騎兵連隊」をオーバーランすると確実に補給切れになります。そうなるとチットを入れることもできず、「恐怖の奔流」による一発除去の可能性も高くなるので「要塞化」を置くのはもったいないと考えます。 しかし、「パイパー連隊」によるオーバーランを「騎兵連隊」ではなく第99歩兵師団にかけられ、なおかつ成功するとElsenbornとMonschauまで占領されて北に大穴が開いてしまいます。 よって「駆逐戦車大隊」によるステップ増加とAT能力でこれを防ぎます。 仮に包囲にとどめられ、「恐怖の奔流」で除去されてもコストから考えれば安いと言えるでしょう。 なお、「砲兵支援」をつけるのは通常の正面攻撃でも2:1オッズ+「砲兵支援」でやはり1ターンで除去されてしまう可能性があるので、それを防ぐためです。 次はSt.Vithの第9機甲師団。ここは「要塞化」と「戦車大隊」×2です。    St.Vithは重要拠点ですので、「要塞化」と「戦車大隊」によるステップ数増加で守ります。 ここが落ちるとマップ中央の森からBastogneまで幅広く連絡線(及び補給線)がつながってしまいますので、なるべく時間を稼ぎ、なおかつドイツ軍にチットを消耗してもらうようにします。 都市ヘクスですので航空補給が出来るので、戦車二つはやりすぎでは・・・と思うなら第4歩兵師団に「戦車大隊」をまわしましょう。  なお、近くの尾根(ヘクス2710)にいる第106歩兵師団にチットを置く必要は無いと思います。南北の要塞に国民敵弾兵がこもるだけで何も出来なくされてしまいます。ヘクス2810から「砲兵支援」付きで攻撃されるとあっさり落ちますが、数少ない砲兵支援をそこにまわしていただけるならむしろありがたいと考えます。次に南方の第28歩兵師団。ここは「砲兵支援」のみで。    ここは、「要塞化」しなければまず確実に2~3ターンに落ちます。 しかし、ドイツ軍が「工兵大隊」を第4歩兵師団の移動の阻害に使うという手に出なければ1ターンで確実に包囲されるため、「恐怖の奔流」による一発除去の可能性がかなり高いのです。 よって・・・「もし攻撃してきたらダイスを振ってもらう」というやや消極的な考えでいきます。このゲームはどんなに高比率を立ててもA1の出る可能性が50%もあるので・・・(何度これに泣いたことか・・・)。 これが今のところ私が考える「安定した連合軍の初期配置」です。この配置にしておけばいきなり2箇所で大穴が開くことはないでしょう。  でも、多分私はこの配置をそのままでは使わないです。ダミーでもかな~り攻撃を躊躇させることが出来ますし。チットの中身がばれてると、簡単に対処されてしまいますからねぇ。これはドイツ軍に対する「情報戦」の一種だと思ってください(笑)。

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