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過ぎ去りし日の思い出の中に、今も色鮮やかに住み続ける、かつての恋人達・・・☆
共に甘い言葉を囁き、詩を読み、夢を語り合った、あの日の幻影・・・☆ 三十代半ばを過ぎ、まだまだ若く美しい・・・女盛りで未亡人となったリッチな女性が、かつて社交界デビューした日の思い出、あの日出会った、かつての恋人達を思いだし・・・、再会の旅に出ると言う、ロマンチックも、冷や汗が出そうなwメロ・ドラマ・・・☆ 舞踏会の手帖を頼りに、最初に訪れたアパートで、ヒロインを迎えるのは、かつての恋人ではなく、その母親・・・☆ 演じるのは、マリー・ベルよりも更に大先輩の、フランスの名女優、フランソワーズ・ロゼー・・・☆ ある理由から、息子は自殺・・・☆ 発狂した母親役を、余裕綽々・・・背筋が寒くなる様な、名演を見せます・・・☆ 普通こんな状況を目にしたら、やっぱり旅をするの、止ーめた!!となりそうですが、そうはならずwww ヒロインは旅を続けますw・・・☆ かつて愛した男達も、みんな歳を経った・・・☆ かつての夢を叶えることも無く・・・☆ 唯生きている・・・☆ 情熱の炎を消し去って・・・けれど消し切れないから、苦痛と共に生きている・・・☆ ヒロインの出現は、男達を困惑させ・・・、消えかけていた炎を、再び燃え上がらせようと・・・☆ けれど・・・もうその炎を支えるだけの土台が、彼らには無い・・・☆ 芯が朽ちてしまい・・・燃えあがった炎に飲み込まれ、廃人になってしまうものも・・・☆ 幻滅と後悔をお土産に、一度旅から戻ったヒロインに待っていたものは・・・?☆ ラストは切なくも洒落ていて・・・☆ハッピー・エンド・・・☆ ヒロインの寝室の明かりに浮かび上がる、ワルツを踊る影達が、洒落ていて・・・☆ 今見ても古臭く感じない、この名作・・・☆ 過去の美しい思い出は、そっとしておいた方が良い・・・そう解っていても、心の何所かでは、もう一度だけ・・・☆ そんな風に考えることもあるでしょう・・・☆ 観る人達の、ドラマ願望を叶えてくれる、甘くも苦い、マーマレードの様な映画かな?・・・☆ 追記・・・二人の大女優以外にも、フランスの名優達(アリ・ボール、フェルナンデル、ルイ・ジューヴェ等)の演技も見物です!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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