食と暮らし~TheFinalSeazon

2004/05/05(水)22:23

起死回生のタコチャーハン

 朝、凶悪なめまいが再発。不規則に駆動するメリーゴーランドに体を縛り付けられているような感覚…といえば伝わりやすいでしょうか。起き上がろうとしても、体がひっくり返ると言う、寝床から這い上がれない最悪の状況に陥りました。  …このまま死ぬのか?…とは露にも思わなかったのですが、さすがに少し怖くなりました。日常的にくるものではなくて、間断的にくるところが厄介なのですね。現にこれを書いている今はなんともありませんし。  医者に行こうか、と思いましたが、本日は祝日。それ以前にめまいと言うものは、どの病院にかかればいいのでしょうね??眼科、脳外科、内科、耳鼻咽喉科…?※1  しかし、病気になったら病院と言う考えもどうかと思います。まず、自分で治す努力をして見ましょうよ、と。  めまいに効くツボというものもあります。ツボが効いているのかどうかはともかく、マッサージ自体に緊張をほぐす効果がありますからね。セルフマッサージでだいぶ楽になりました。  また、ネットでめまいを検索してみますと、外科でもあるのですが、精神的なものも大きいですね。これがいわゆる自律神経失調症に結びつくこともあります。よく無料でやっている「ストレス度チェック」などをやってみると、大体自分は満点(危険度A)を取ってしまうので(笑)、間違いなく原因はこれでしょう。  ならばストレスを和らげる方策を採らねばなりません。  今、自分が一番楽で幸せな気分になれる方法は…美味いものを食べることでしょうか(笑)  単純なようですが、これは真理ですね。  そんなわけで、今日はタコチャーハンを作りました。  実家の近所の屋台のたこ焼き食べて育った世代ですからね、タコに関しては思い入れが深い食材です。  海鮮チャーハンというと、えびとかかにが有名どころですが、実はタコは試したことがありませんでした。中華料理屋の海鮮チャーハンにタコが入っていることもありますが、本当に粒みたいに小さなタコでして、ぶつ切りにしたでっかいタコでひとつ料理してみようと思い立ちました。  まずは、さっと茹でたぶつ切りタコを、みじん切りにしたたまねぎ+青ネギと一緒に軽く炒めます。たまねぎのいい香りが漂ってきた頃合を見計らって、卵を混ぜたごはんを投入します。フライパン(中華鍋がないもので)に直接卵を落とし込むよりは、あらかじめごはんと卵を軽く混ぜておいた方が卵の膜によって、ごはん粒がいい具合にバラけてチャーハンらしくなりますよ。  そして、とどめにオイスターソースを絡ませます。オイスターソースは魔法のソース。どんなものでもオイスターソースを入れれば美味しくなりますし、食欲も引き立たせます。  できあがり。このまま食べても美味しいのですが、レタスに巻いて食べるのも一興です。噛み応えのあるタコの食感がたまりません。  食後は冷やした牛乳をグーっと飲んで、口中の油を流します。チャーハンの後は必ず牛乳でなければなりません。後はもう幸せな気分を味わうだけです。  タコ+ごはんというと、蛸飯(タコの炊き込みごはん)を思い浮かべる方が多いと思うのですが、自分はこのタコチャーハンがベストかと思います。ただし、味付けはコクのあるオイスターソースに限ります。これが醤油などの味付けだと、どうも大味になってしまうような気がします。  夕食に満足して、これで少しは三半規管も膨らみましたかね?   ※1 実際は耳鼻咽喉科にめまい外来が用意されている病院が多いようです。

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