仕事で向き合う ランドローバー車との日々    Land World

2008/02/13(水)13:36

車の不都合で燃費を悪くさせる要因

車の基本的な事。(15)

燃費が良くなる。 この言葉に釣られて、色々な物を購入した方も多いと思います。 これは絶対無理だろう?と思う物や、燃費よりは色々な意味で、車自体の性能を安定 させる効果は有るかも知れない物。そして、添加剤系統ですか。 みなさん試したでしょう?いろんな物を。 若干でも効果のある物は有ったと思います。コストパフォーマンスで考えると使えない、 又は意味の無い物ばかりの筈です。 何故ならば、燃費が良くなるというキャッチコピーを買っているからです。 「燃費が良くなる」という言葉を使うと、物が売れるために書いているだけでしょう。 5,6千キロオイル交換をしていない車のオイルを新品に交換すれば、車の調子が良く なったと思うでしょう。通常は、これ位の差が出れば合格です。但し、その差もすぐに 慣れてしまい分らなくなります。 特にオイル添加剤系統はこの部類でしょう。 全てが効果が無いとは思いませんが、燃費が良くなるのではなくて、電気的に安定する、 潤滑性能や保護機能がある、色々な通路をきれいにする、流れる物の効率を上げる、など 簡単に言えば新車時に近づける、劣化を防ぐ事の効果はあると思います。 この様な内容をキャッチコピーに使っても、商品は売れる訳がありません。凄い効果が 有れば別の話ですが。 こういう効果が有るのだから、もしかしたら、燃費も良くなるかも知れませんよ?と言う 言い方が正しいと思います。そう思いませんか? 燃費向上グッズを買うよりも、車の状態をちゃんとした方が良いですし、上記のグッズ を使用するにも調子の悪い物に使っても意味がありません。 前に何処かで書いていると思いますが、サーモスタット1つの故障で燃費が変わった 例も有りました。 ラジエーターファンカップリングの固着による抵抗。 交換時期を大幅に超えたプラグ。 何故か大幅にずれている点火時期。 インジェクターに錆が挟まり燃料が垂れ流し。 スロットルポジションセンサーの故障による燃調不良。 ブレーキの引きずり。                       ★ 問合せはこちらから!!! ハブベアリンググリスの劣化のよる抵抗。 エアークリーナーの詰まり。 以上のような事柄は、広い意味での不都合で、すべてエンジンへの負担となり、 スムーズな燃焼の邪魔をしたり、無駄な抵抗を車に与えます。車は基本の整備が重要で、 燃費を気にする前に、車の各部を正常に動く状態を維持して下さい。 グッズの使用はその後です。 燃料、空気、スパーク、圧縮のバランスが、調子の良いエンジンの基本です。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る