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カテゴリ:修理・メンテナンス
ディスコ2のフロントプロペラシャフトはダブルカルダンです。
クロスジョイントを2個使い、負担を和らげて、ロングライフを狙っているものと 思われる構造です。 しかし、これが結構壊れます。 原因はクロスジョイント本体にグリスニップルがついていない為に、グリスアップ 出来ないのでグリス切れを起こし壊れてしまいます。 こんな風に・・・・ 基本の修理方法はアッセンブリ-交換です。 パーツ代、純正品で約16万円です。社外品でも当店では10万円位します。 このクロスジョイント???このプロペラシャフト用にはパーツとして出ていません。 でも、合うものは入手可能です。 正しい修理方法ではありませんが、破損状況により、クロスジョイントの交換で修理 出来る可能性が有ります。 破損した物と新品です。これが交換できれば1番安く修理出来ます。 ジョイント交換中の写真です。 外す時に引っかかって外しにくい時は、取付け部分が変形しています。そのまま組付け ても振動が出たり、異音が発生すると思います。作業を中断した方が賢明です。 勇気ある撤退!!も必要です。クロスジョイントも2個で1万円以上しますから。 ダブルカルダン機構の内側です。これが必要なのか?は個人的に疑問です。。 ご注意!! 個人の方や、整備を少しかじっている方は、必ず失敗すると思います。 新品で交換して下さい。 整備工場の方はダブルカルダンの部分に注意して作業して下さい。 お客様には交換が成功してから交換出来るとご説明下さい。 「失敗したら新品で交換する事が前提で作業して下さい。」 当店でも最初の頃は、2回失敗しています。 組み付け終了です。 グリスだらけの手で作業しているので汚いですが、この後ブレーキクリーナーで 綺麗に洗うと作業終了です。 アッセンブリ-交換の方が楽で良いですよ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.30 01:36:06
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