ターキーデイ
もう20年以上、感謝祭にはターキーを焼いていて,欠けたのは一度だけです。20年位前、サンクスギビングディーの翌日のサンフランシスコからハワイへ夫の長期出張についていったときです。、唯一あいている中華街で、ダックの焼いたのを買い、ターキーの代わりにしました。雰囲気ゼロでしたが。アメリカ人にとっては、感謝祭のターキーはなくてはならないもの。先日やはりアメリカ人の夫を持った友人が言っていましたが、2人きりなので、もうターキー焼くのはやめようと提案したところ、そのご主人、かんかんに怒って、「あんたはカラオケ会の忘年会など自分サイドのことはやって、自分(夫)のことはないがしろにするつもりか!」と。うちの夫にそれを言ったら、まったく同感、と言っていました。私は、ターキーディナーそのものは、あまりおいしいとは思わないのですが、日本のおせちと同様、伝統的な昔ながらの素朴な料理ばかりで、簡単で、数日はクックしなくていいので毎年作ります。一般的ではないのですが、私のスタッフィングをご紹介します。こちらではドレッシングともいい、ターキーのおなかに詰めるものです。最初に食べたときはなんとまずいものかと思いましたが、今はこれが好きになってきました。パンのクルトンのようにドライにしたのにシーズニングの入ったストーブトップ。たくさんのセロリ、たまねぎ、これが基本で、私独自のものは、干ししいたけ、ヲーターーチェストナッツ(くわいのかんずめーしゃきしゃきとした食感)を加えます。後はベーコンをカリカリに焼いたもの、レーズンです。ナッツ類を入れることもありまするこれを同じ大きさに刻んで、お湯を沸かしパンをふやかし、全部を混ぜます。これをターキーにつめます。このシーズンになると近所のスーパーで無料クーポンを配るので、2匹もただでもらいました。一匹、14,5パウンド。6キロ近くあります。今年は御客さんも呼ばないので、大きすぎるのですが、我が家は2匹も助っ人がいますので消化できるでしょう。夫は次の日のターキーサンドウイッチを楽しみにしています。そのあとは、骨からスープを取り,チキン ア ラ キングを作ります。本当に経済的です。いつもより、ずっとシンプルな、ターキーディナーでした。