2021/12/20(月)03:04
ラモちゃん
本日、熊本から、ラペちゃんという女の子が、飛行機に乗ってやって来ました。
手足が長い、長毛のシニアの猫さんです。
見ての通り、胸から下の毛はバリカンでカットされています。
「もしかして、おじさんとおばさんが、新しく家族になってくれる方ですかニャ」
そうだよ、今日から名前は、ラモちゃんになるんだよ。
先ずは、爪を切り、血液検査、レントゲン、エコー検査を実施
お口の状態もチェック
エコー検査中
お母さんに撫でられ、ゴロゴロと大喜び
「これから宜しくお願いしますニャ。」
先週金曜日の夜に、猫仲間からお母さんに、熊本からシニアの子を引き取る事にしました、とLINEで連絡が入りました。
聞けば、熊本の動物愛護センターが収容定員を大幅に上回る状態に陥っており、このままでは、本来の適切な収容定員内に収めざるを得なくなってしまうそうで、熊本のボランティア団体の方が、動物愛護センターからの引き出しと里親様探しに奔走されているので、東京でもこの子を受け入れる事にした、との事。
熊本のボランティア団体さんのブログ
で、何で我が家に連絡してきたかというと、4年前に亡くなったモッサと顔が似ており、境遇も似たような状況だったから。
モッサは、高齢のお婆さんに飼われていた子で、猫仲間が、もし、そのお婆さんに何かあったら行き場を無くしてしまう事を危惧され、お婆さんに、モッサを手放すように説得されていたのを聞いて、我が家で受け入れる事にしました。
今回のラモちゃんは、やはり高齢の方に飼われていたそうですが、その高齢の方が施設に入られたのか、亡くなられたのかは不明ですが、親族の方が、動物愛護センターに持ち込んだとの事。
その話を聞いて、即座に、我が家で受け入れる事に決定。
持ち込まれた時には、既に、ガリガリに痩せて、長毛も全く手入れされずに、毛玉だらけでお尻の長毛も糞尿まみれという悲惨な状況だった為、センターの方がカットしてくれたそうです。
熊本でも血液検査を実施しており、猫エイズ陽性、黄疸もあり、状態はあまり良く無いという事が判明していましたが、東京で検査を行った結果は、確かに肝臓の数値が悪く、黄疸も出ており、且つ、極度の貧血状態。
特に貧血は、非再生性免疫介在性貧血の可能性があり、原因を突き止め、原因に適した治療を行う必要があり、血液の遺伝子検査も実施する事にしました。
熊本では、あまりにも身体が痩せており、ペラペラだったので、ラペちゃんという名前だったそうですが、我が家は、モッサが長毛のモサモサだった時と同じように長毛本来の毛に早く戻れるようにという思いを込めると同時に、熊本(クマモト)のモの一字を取り、ラモちゃんという名前にしました。
ラモちゃん、当面、スマイルハート動物病院に入院させて治療に専念して貰います。
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