とんがりチャーチ

オーストラリアからの初めての更新。

今、私達は英国人姑の住んでいる北シドニーのテリガルという所にいます。

金曜日に香港を出発しやっとネット環境のある

落ち着いた場所に来ました。

ここにたどり着くまでの道のりは長いようで短かった。

色んな事が会ったので忘れないうちに書き留めておこうと思う。

まずは香港出発からメルボルン到着までの飛行機の事。

朝９時半の出発のため家を７時過ぎに出発。

空港に到着してまず発覚した事実。

ビザ問題。

私とした事が油断していた、完璧に。

その出来事とは、、、

チェックインのときにパスポートチェックで言われた。

『おかあさんとプリンセスはビザがいりますよ』

ガーン

そう、夫君と魔の三歳児君はオーストラリア国籍保有者でなおかつパスポートも持っている。

プリンセスはオーストラリア国籍はあるもののパスポートは持っていない。

勿論私は『ド』日本人。

我が家にはパスポートという物が８冊もある。

普通４人家族だったら４冊のパスポート。

でも我が家は
夫君２冊（フランス＆オーストラリア）
魔の三歳児君３冊（日本＆フランス＆オーストラリア）
プリンセス２冊（日本＆フランス）
私（日本）
計８冊。

我が家はこのパスポート達を駆使して旅行に行かないと行けないという訳。

（例えば香港入出国は香港ビザがはってあるフレンチパスポート、
　日本入出国は日本パスポート、
　オーストラリア入出国はオーストラリアパスポート）

ややこしいでしょ？

もっと詳しく書いてみると、、、

今回フランス人で香港入国しているプリンセスは
香港出国ではフランスパスポートをみせ、
オーストラリア入国は日本パスポートで入国予定だったんです。

魔の三歳児君は日本人パスポートで香港入国しているので、
退出も日本パスポート。
オーストラリア入国はオージーパスポートで入国。
（まだややこしい？』

そう、今回問題になったのはオーストラリア入国のビザ。

夫君と魔の三歳児君はオーストラリア入国に関して

パスポートがあるので一切問題なし。

だけど私達Girlsコンビはオーストラリアパスポートがないので

ビザがいるという訳。

夫君『あ～やってしまった！』
私『オーストラリア行き、断念か』

私達『なんとかならないの～』
カンタス職員『やってみます』

急いでビザなんて何とかなるもんなんだか半信半疑でカウンターで待つ事３０分。

『ま、それはそれでGirlsだけ香港でマッタリタイムもいいかも』
（チケット代金パア～だけど）

なんて私が思い出した矢先に

職員『なんとかなりました』とのこと。

なんとかなるんだ、、、、


これから先の魔の三歳児君との長旅（９時間）を夫君に押し付けようと思っていたので

ちょっと残念な気持ち。

でもその事は夫君に秘密にし

『よかったね～』ですませていざ出発。

出先からくじける私達の旅行。

でも逆に言うとビザが何とかなったから幸先いいのかも


乗ったはオージー愛用Q航空。

Q航空と言えばスチュアートさんにゲイが多いという噂あり。
（私が２０００年に旅行業界で少し足を突っ込んだときの噂ですが）

確かにそう言われてみたらキュートなMENSが多い気がする

しかもライバル会社A航空が潰れてからかなり市場のシェアを

独占しているという噂。

そんな事を考えていると魔の三歳児君が案の定グズリ出した。

理由は『僕、ウインドウシートがいい』

ですので無理ですから

うまくチュッパチャップスで場を和ませ離陸。

９時間の旅の始まり始まり。

さすがオージーの飛行機。

スチュワーデスさん、もちろんオージー。
（オージーはオーストラリア人という意味です）

しかもかなりオージー

オージーを知っている人ならわかると思いますが

『超、アバウト』なお国柄という事。

ま、言い換えると陽気なんだけどね

そう私が思った理由として

ロンドンから来たこの飛行機、

香港でストップオーバーで香港からのお客ものせるわけ。

その人たち対象だと思うんだけど

『DUTY FREE CHEAPER THAN CHINA』

いや、こんな免税の売り方初めて見ました。

普通JALとかだと綺麗なお姉様達がニッコリ微笑んで

『免税品はいかがですか？』

って言って最高の笑顔で回ってらっしゃいます。

しかしオージーは

『免税～免税～！チャイナより安いよ』

ですから

そんでもってキッチンでカーテン締めて何やってんだと思うと

ラグビー観戦してますから

そしてなくプリンセスに

『Does she want a bottle of milk？』

と優しく聞いてくれました。

一応私達は粉ミルクを持っていたんだけど作るのが面倒だったので

『Please』と答えてみました。

すると出てきたのはなんと。。。。

普通の牛乳がボトルに入ってました

普通は５ヶ月児に牛乳あげませんから

オージーを疑う訳ではないのですが。。。

半分のませた時点でチェックした私、
（それでも半分のませちゃいました）

『違うで～』と一言。

すぐに牛乳から粉ミルクへチェンジ。

ま、これで牛乳アレルギーはなかったという事で安心
（しちゃう所が私なんですが）

翌日プリンセスは案の定、下痢ピーでしたが。。。

なんやかんやでオージーという人種がどんなだったか忘れていた私。

飛行機乗っただけですっかり思い出しました

聞いていたら悲惨～

って思うやも知れませんが

『なんで泣いてるの～？』
『だっこしていいの～？』

って気さくに声をかけてくれる所なんかは大好き。

そしてご飯も今まで食べた中で一番美味しかったかも。

キッズテレビも充実してたし。

Q航空、オージーだけどちょっと見直したよ。

今度から帰省はQ航空を使うよ。

夫君とオーストラリアを、いやQ航空を見直した出来事でした。

しかしビザ何とかなってよかったよ。