MIS LANZADORES PREFERIDOS

＜青山浩二投手の投球＞
登板はありませんでした。

54試合　54と2/3回(自責点20)　防御率3.29　3勝4敗　17HP　11S

＜イーグルス今日のバッテリー＞
○田中、斎藤、長谷部－嶋

＜今日のゲーム＞
運不運は全ての試合を支配して、野球の醍醐味にアクセントを加えているでしょう。ところで、日本を代表する投手対決にはベンチの前で選手が丸くなっても無駄なものは無駄です。

序盤の印象は少し田中が制球に苦しんでいる様子。３回２死満塁のピンチも四球が絡むこと二つ。アンラッキーな先制打も僅かな投げミスで、身からサビでしょう。しかし、一方の打撃陣は藤田などの3安打とエラーですぐさま逆転に成功した。これで試合の流れを親指と人差し指でつまんだくらいでしょうか。

７回表、不思議なプレーが飛び出した。1死３塁でレフトへのフライ、当然ランナーの慎太郎はタッチアップと思えばしないし、レフトから本塁への返球は逸れるわ、キャッチャー鶴岡は返球を弾くし、別の場面で康友は手を回して憤死を作り出す始末。みんなまとめて「ア●ト軍団」でした。

9回に登板した斎藤も長谷部も不甲斐なくて、今後に不安を残してくれました。最後はぴしっと締めなければなりません。二人共に失格の烙印を頂戴しました。

＜田中、開幕から22連勝＞
序盤において球を制することに苦労していたように見えました。逆玉もチョボチョボと垣間見えるほど。球質こそ普段と変わらないものの、ほんの少しだけ不安を与えてくれた。

しかし、1点を失った5回のピンチで更にギアを上げると、右打者の内角を付くことで回転数はMAXに上げ絶好調へ。8回を投げきり被安打4、奪三振8。上々の登板でした。

＜吉川、好投も報わえず＞
失点への橋渡しとなった２塁打は実質的にエラーでしょう。その後の1点と７回の1点も本格的なエラー絡みだけに不運な登板でした。しかし、角度と伸びの有るストレートに鋭いカーブでイーグルス打線をねじ伏せたと言っても過言はありません。ファイターズのエースたる堂々とした投球でした。

＜慎太郎、先制打＞
前進守備の１２塁間をシブトク抜けた安打。「君は1000%」の確率で「三振するぞ、三振するぞ」と思えただけに驚かされました。

次の打席は大きなカーブを捉えて右中間の２塁打。バットの振り抜きが良くなってきたようです。徐々に復調することは間違い無いと見ました。

＜今日はマギーがストップ＞
２併殺でした。お疲れでしょう。昨日も伊志嶺と追いかけっこしてお疲れ様でした。希にはDHマギーとか、完全休養でサードに思い切って西田とか見てみたいが、どんなものでしょう。

＜斎藤、長谷部共にダメ＞
二人共にボール先行で冴えませんでした。制球だけで無く球そのものがダメ。特に長谷部は復帰した頃に見せたキレのあるストレートが無く、チェンジアップの落ちも鈍く見えました。思い入れを除いても、現在一番の好調なブルペンは青山投手でしょう。そろそろ元のポジションに復帰しますか！皆さんの反対を押し切って。

＜イーグルスの成績＞
21日現在
129試合76勝51敗2分　勝率0.598　2位ロッテと8.5差
マジック6