●EーL クリネックス
<青山浩二投手の投球>
6回表の登板でした。鬼崎、ヘルマン共に渋いヒットでしたが、きっちりとしたコースに投げられなかった結果です。ワイルドピッチは余りにも痛い投球になってしまいましたが、出来ればあの球は嶋に止めて欲しかったかな。
一方では浅村には素晴らしい内角へのシュートでダブルプレー。大きな調子の良し悪しは無かったものの、スライダーのキレにかけた印象でした。
鬼崎 左安
ヘルマン 右安
片岡 犠打
栗山 四球
浅村 三併
58試合 59回(自責点22) 防御率3.36 3勝5敗 19HP 11S
<イーグルス今日のバッテリー>
美馬、福山、ダックワース、青山、金刃、斎藤、長谷部ー嶋、伊志嶺
<今日のイーグルス>
いま、パ・リーグでは一番強く勢いのある西武の前に敗れました。岡島が出場していなかったとはいえ、やはり片岡の復帰は投打共に西武を勢いづけています。しかし、イーグルスも良く食い下がって高橋、サファテ、涌井を使わせて疲労感を与えたことは意味のある敗戦だったでしょう。
-西武、投打共に絶好調-
今日も1番のヘルマンとセットで出塁が8。そして3番以降も栗山、浅村など怖い打者が続きます。
先発投手陣には絶対的なエースこそ居ないものの3番手までは堅実ですし、リリーバーの高橋朋己は制球キレ共に素晴らしい。ここに来て左右は関係なくイニングを任される存在に成長しました。さらにサファテ、涌井のブルペン陣には安定感があります。
正直、ライオンズとはCSで戦いたくない相手です。相性の悪さと言うよりも総合的な力関係に基づいた必然かも知れません。
-美馬、アクシデント交代-
ここに来て故障によるアクシデントは痛い。先発3番手を担う可能性が高い投手だけに、もしも戦線離脱ならばショックを払うことができません。肘の違和感は過去に何度も繰り返してきた箇所だけに厳しいかも知れません。
-福山、今日は打たれる-
ここまで好投の続いてきた福山ですが、今日はボールが来ていませんでした。僅差の負け試合でも粘り強く投げてチームに貢献してきましたが、この一試合でリズムを狂わせないことを祈りましょう。
-AJ、3ラン-
これぞAJ。左中間に飛び込む豪快な3塁打でした。ここに来て調子を上げてきた感があります。
-森山タイムリー-
外野バックアッパーの森山が先発しタイムリーを放ちました。打席数が少ないなかチャンスをものにしました。
-マギー調子落ち-
ここまでコンスタントなパフォーマンスを示していたマギーですが、ここに来て調子を落としてきました。三振してバットを真っ二つに折るほどフラストレーションの溜まりようでした。バットは悪くないんですけど。
-最後に-
8ゲームや9ゲームも首位と2位との差が開いている状況でCSでは1勝のアドバンテージでは納得できません。1勝プラス、2戦目はゲーム差に応じて5対0から始めるなどの制度は考えられませんか?
<イーグルスの成績>
4日現在
139試合80勝57敗3分 勝率0.584 2位ロッテと7.5差
優勝