MIS LANZADORES PREFERIDOS

●美馬投手、金刃投手、クルーズ投手、戸村投手、永井投手ー小関捕手、嶋捕手

試合とは全く無関係ですが、飯田哲也氏（元イーグルス外野手）は、今季から解説者としての活動を本格的に始めたと思いますが、キレ味鋭い解説で感服しました。更に昨日の試合で８回、聖沢選手が３塁打を打った瞬間には「よし！」のような声をマイクが拾っていました。気持ちはまだイーグルスのベンチにも置いてあるのでしょう。

試合に戻りますが、投手交代の中で最後までファイティングポーズを崩さなければ、結果的には勝てた可能性が残りましたが、ブルペン陣も苦しいだけに止むを得ないかも知れません。

さて、美馬投手は立ち上がりこそ上々に見えましたが、その後はすべての球種がストライクゾーンの真ん中付近に集まりがちで、万全の出来では有りませんでした。やはり、５回には井口選手に甘く入ったストレートを捉えられ2ランを許しました。6回を3点に纏めたと言えばそうですが、持ち味の投球テンポの良さが見られず、攻撃面に負の影響を与えたでしょう。

その攻撃面では初回、無死1塁で藤田選手がカウント3-1からボール球に手を出してしまったところに、一つの分岐点が有ったのではないでしょうか。藤田選手は好調だけに逆に手が出てしまったかも知れません。立ち上がりが不安定だったマリーンズ藤岡投手を一気に攻略する機会を逸しました。

５回には岡島選手のヒットを足がかりに、２死1,2塁の場面で藤田選手の放ったレフト方向へのライナーをハフマン選手に超絶ダイブで取られ、残念ながら試合の流れを引き寄せることが出来ませんでした。

更に7回１死1塁でヒットエンドランを仕掛け失敗に終わりました。打者の嶋選手がカウント３－２からボール球を空振りするとい残念な打席となりました。しかし、どう考えても3点のビハインド、しかも聖沢選手、西田選手へと好打者へ続く場面だっただけに、ランナーを貯める意外の選択肢は考えられないと思いますが。

ところで岡島選手の打撃に心配をしていましたが、今日はコンパクトな打撃で４安打を放ちました。ただ前にも良くなったかと思えば、やや調子を落とし波が有るだけに安定感を取り戻して欲しいところです。

試合は4番手登板の戸村投手が試合を壊しましたが、8回には西田選手がレフトへの本塁打を放ち反撃を開始しました。内角低めへ入ってくる変化球を巧みにバットにのせると、大きなフォロースルーで力強く振り抜きました。打撃テクニックの高さと上り調子を実証しましたが、守備位置がラッツ選手、松井稼選手と被ることが残念でなりません。

そのラッツ選手も本塁打を放ちました。こちらも負けず劣らず驚く程に上手い本塁打でした。外角低めに逃げる変化球を逆らわずにライトスタンドへ運びました。風の後押しも有ったものの、腕の使い方が本当に柔らかい。あまり穴は見当たらない打者だけに研究されても結果を残せるでしょう。

最後に嶋捕手はショートバウンドの投球を止めることが得意では無いですね。瞬時に両足を下ろして壁を作ろうとするものの、両膝に僅かな隙間が有るため、そこを投球が通り抜けた場面が有りました。問題点は球を待ち受ける足の構えに有るのでは無いでしょうか。

＜今日のあっと＞

嶋選手と岡島選手が盗塁死 永井投手　暴投（止めてあげてよ）

＜青山投手の投球＞

登録が抹消されました。前回の登板があの内容では止むを得ないでしょう。ファームで鍛え直して欲しいところですが、根本から見直す必要が有ります。思うところは有りますのでオールスターブレイクで。