テーマ:読書(8206)
カテゴリ:おっ! なかなかためになる本
「やろうと思ったことは自動的に できるという自信があっても それは大きな間違いである」 やる気だけでものごとを達成できる のは100万人に1人しかいない。 やる気があるのに実行できないのは 普通のことなのだ、という前提で 本書はスタートしています。 よく言われていることですが ものごとを最後までやりとげるには 意志力だけでは無理。 人間は嫌なことはしないし 目の前の誘惑に流されるものだ。 と、この本の著者も述べています。 それを回避する方法として しなければならないことを 小さく分けるとか、約束等を利用して 強制力を持たすなどの方法が 紹介されていますが、それ自体に 目新しさはありません。 目から鱗だったのは 一度、成功したからといって 「自分はもう大丈夫だ」と 慢心してはいけない。 その都度、目標を達成するための 作戦をとらなければ、必ず失敗すると いう内容です。 いや~納得! あと、やる気を出すためのセミナーなど に対しては肯定的です。 ただ、その影響力は長く続かないので 日々、思い出すための工夫が必要だと。 それには決意を呼び覚ますための合図を 作ったりするのがいいみたいです。 古典的ですが目に入るところに 張り紙をしておくとか・・。 これも慣れるとただの景色になって しまうので、いろいろアイデアがいる ようですが・・・。 ためになる本でしたが 構成は、トピックスが多すぎて 「そんな具体例ばっかりいらんて!」って つっこみたくなるぐらい退屈です。 これは読み手の好みですが 私の嫌いな横書きでした。 参考までに・・・。 それでは・・・・・。
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Last updated
May 3, 2016 08:53:09 PM
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