テーマ:DVD映画鑑賞(13988)
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「NHKスペシャル デジタルリマスター版 映像の世紀 第11集 JAPAN 世界が見た明治・大正・昭和」 このシリーズの最終話です。 ちなみにこの「世界が見た明治・大正・昭和」、当時のNHK放送を偶然途中から観て、えらく感動して、再放送のスケジュールやYouTubeでの検索、DVDの発売予定までチェックして追っかけました。そして結局観れずじまい。 なのでシリーズの中でも特に思い入れが(笑)。 世界の中で、アジアの中で日本がどう思われていたのかが、時間の経過と共に克明に描かれています。 映像が世界に広まって、日本は世界中から注目されていたようです。伝統や勤勉さ、なにより短期間に西洋化をはたしたことが驚きを与えたと。 ただ、日露戦争の勝利をへて、その“注目”が“脅威”に変わっていったようです。「日本がアジアのリーダーとなって中国を支配するようになると、白人世界にとって恐ろしいことになる」と。 一方アジアでは、日露戦争から太平洋戦争初期まで、日本の活躍が自分たちの“白人支配からの独立”に繋がるという考えが・・・。 しかし太平洋戦争末期には、「日本もただの支配者だ」と考えが変わっていったとか。 1942年 ガンジー公開状「すべての日本人に」 このナレーションには、非常に心が揺さぶられました。 「私は、あなたがた日本人に悪意を持っている訳ではありません。 あなたがた日本人は“アジア人のアジア”という崇高な希望を持っていました。しかし今では、それも帝国主義の野望にすぎません。そして、その野望を実現できずにアジアを解体する張本人となってしまうかもしれません。 世界の列強に肩を並べたいというのが、あなたがた日本人の野望でした。しかし、中国を侵略したり、ドイツやイタリアと同盟を結ぶことによって実現するものではないはずです。 あなたがたは、いかなる“訴え”にも耳を傾けようとはなさらない。たた“剣(つるぎ)”にのみ耳を貸す民族だと聞いています。それが大きな誤解でありますように・・・。 あなたがたの友ガンジー」 いやいや、いろいろ考えさせられます。 それでは・・・・。 2015年 74分 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 19, 2016 09:35:17 PM
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