6月18日、ドバイ経由で!!!!
6月18日深夜の3時過ぎに、エミレーツ航空のフライトはバンコクを出発しドバイへと飛び立っていった。今回は、ヨーロッパ&中近東エリアの2都市を組み合わせることが出来る3ヶ月オープンの航空券を33,000バーツで購入した。現在は1バーツ約3.7円に跳ね上がってしまったが、1年前の1バーツ=3円の時の20,000バーツを残しておいたので、それを差し引いて、航空券代は約106,500円と算出した。おそらく、日本で手配したら20万円は超すであろう。このエミレーツを選んだポイントとして、ドバイでストップオーバーが出来る点である。このことは、今回の長旅の重要なベースとなるのだ。ちなみに、この日は深夜に3本もバンコクードバイ線のエミレーツのフライトがあった。そして、7月のドバイーバンコク線は既にほとんど満席であった。。。2度目のエミレーツ利用夜間は天井がライトアップされる早朝にドバイへ到着。しかし、空港内は既に混雑していて、飛行機を降りて乗ったバスがターミナルへなかなか着かず、渋滞していた。やっとターミナルへ着いたと思ったら、今度は乗り換え客用のセキュリティーチェックに長蛇の列だ。まだ、朝の6時代なのに世界各地から次々とドバイへとエミレーツが飛んで来て、また各地へと飛んで行くのである。好景気に沸くドバイ空港はほとんどエミレーツが占めているといっても過言ではない。エミレーツのパワーは凄い!!私は、3時間弱程の乗り継ぎで、再びエミレーツに搭乗した。しかし、他のエミレーツが遅れたのか、その乗客を待ってたりして、結局機内で1時間待たされ、ようやく西へと飛んでいった。着陸直前の風景ついにヨーロッパへ上陸!!そう、もうここはヨーロッパだ。人生初のヨーロッパ大陸だ。多くの長旅を愛する旅人は、アジア大陸を陸路で横断して、トルコのイスタンブールで海峡を越えて、ヨーロッパ側に入った瞬間にその感動を覚えたがるものだが、私はそれほどのこだわりが無かった。アジアはかなり旅をしてきたし、のんびり陸路で横断するほど時間も無いし、それほど若いわけでもない。この小さな空港は、とある国の首都にある空港である。入国審査はこんな感じであった。まず、客室乗務員に見送られた直後、エミレーツを降り歩き始めた瞬間に、係官によるパスポートチェックがあった。ここでは、じっくりと顔を照合された。そして、ガラガラのイミグレーションに向かうと、審査官がパスポートの空白のページを適当に開き、たまたま開いたそのページにドカン!!と、頼みもしないのに力いっぱい、そして超高速でスタンプを押してくれた。そのとき、パスポートのチェックは一切なかった。赤の他人が使ったとしてもスタンプは押されたはずだ。その間、たったの3秒前後。そんなにムキにならなくても、そんなに急がなくてもいいのに。誰も並んでいなくて、そしてエミレーツ以外の旅行客はほとんどいなかったのだから。おかげで、スタンプが薄くてどこに入国したのか分からない。。。これは誠に残念であった。。せっかく、遥か遠くの国から、大金を払ってやって来たのにである。次回この空港から入国した場合は、わざわざ、「ゆっくりと丁寧に入国スタンプを押して頂けますか??」と注文するであろう。こうして、極めてあっ気なく、そして何の感動もなく拍子抜けしたヨーロッパ入国であった。~以下続く~