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2007/04/02(月)00:34

ベトナム・サイゴン最終日

Vietnum(22)

今朝、9時に仕上がるはずの洗濯物が12時になると言われ、それを宿の女の子に言ったら、あそこはいつも遅れるんだよー、と。まあ、今日1日あるので心配ないのだが。これも、想定内か。結局は、12時半を過ぎてもピックアップ出来ず、宿に持って来てもらうことにした。 さて、今日は、買い物デーとなった。 安宿街近くの、ベンタイン市場に向かった。この市場は、観光客が多く値段も高めと言われているが、他の市場に行っても土産物は揃わないので、まあ仕方がない、といったとこであろうか。 まずのお目当ては、ベトナムTシャツ。これは自分用で、既にフエでタイガービアーTシャツを買ったのだが、もう2枚くらい欲しくなったのだ。 私の宿の近くの店では、1枚25,000ドンで売られていたので、相場はつかめた。ちなみに、フエでは35,000ドン払ったのだが。。まあ許容範囲である。 市場に入るなり、オニーサン、とか言って腕をつかまれたり、狭い範囲の中で、前後左右から頻繁に声が掛かった。 その中で、サイゴンの文字が入った、シクロのデザインが左胸に刻まれたTシャツの黒が欲しくなり、何軒か探すがなかなか黒が無い。 やっと見つかり、ついでに他のデザインも探したのだが、イマイチぴん、と来なくて、結局タイガービアーTシャツの黒を買った。 高い言い値から、何とか2枚で50,000ドンまで下げた。これでも、先方は大儲けであろう。 次に、オーストラリアのアデレードでお世話になる、Jess一家の為に土産物を探した。オーストラリアには、食料を持ち込めないので、ベトナムコーヒーとか、探すのが簡単な物が良かったのだが、置物を探す事にした。 何軒か周り、アオザイや、船に乗り天秤にフルーツを乗せ笠をかぶった置物等を買った。最後に、小銭兼ティッシュ入れを買い、終了。 何だかんだで、3時間位はいたであろうか。市場も広く、屋台も相当数あり、何も口にはしなかったが、楽しめた。 また、この市場のトイレは、500ドンと有料で、中国のように入り口におばちゃんがいて、料金を徴収していた。 もちろん、中国のトイレよりはキレイである。 その後、市場で知り合った同い年の男子旅行者と、統一会堂に行った。 ここは、旧大統領邸であり、政治が行われていた場所でもある。 建物の内部自体には、特に感心しなかったのだが、入り口にいた何人かの愛嬌のあるアオザイ美人が、印象的であった。 日本語も堪能で、しかも美人。 ここサイゴンでは、オシャレで都会的で、化粧もバッチリで露出度の高いファッションをした女性が多いのである。なおかつ、南国系の目鼻口がハッキリとした可愛い女性が多いのである。 ハノイが、清楚な感じでサイゴンはイマドキな感じ、とでもいえようか。 ベトナムで最後の夕食は、一人で昨夜と同じアジアンキッチンに行き、昨夜は品切れで食べれなかった、ベトナム風ビーフシチューを頼んだ。 ベトナム最後の晩餐に相応しく、これまた絶品であった。 食事が終わってからは、日本とアメリカへ手紙を書いた。絵葉書は写真屋で、1枚2,500ドン。切手代は郵便局で、1通9,000ドンである。 さて、ノービザで15日間の滞在、というギリギリの日程であったが、今日までのベトナムでの14日間は、予想以上に満喫出来たと思う。 男子バックパッカーには、前評判の悪いベトナムであったが、ほぼ嫌な思い出もなく、逆に、ベトナムってなかなか居心地がいいな、と思うほどである。 食事、街の雰囲気、バイタク・シクロ、物価の安さ、旅行のしやすさ、安宿の数・レベル、現地の人たち etc。 私は、全ての点で『合格ライン』を超えていると感じた。 ベトナムが嫌いになった人は、間違いなくベトナム人が嫌い、な人が多いはずだ。しかし、情報や、ある程度の勘、危機感知能力のようなものがあれば、結構、嫌な部分は回避出来ると思う。 私は、たまたま運が良かっただけなのかもしれないが。 今は、ベトナムを去るのがとても残念である。 またいつか、来よう。ベトナムへ! 次回は、オーストラリア!!

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