☆★終わりなき旅★☆~世界の旅行記~★☆   ☆☆~Endless Journey~☆☆     

2007/07/13(金)06:15

速報!!イランへ入国!!

Iran(11)

サラーム! 7月11日 ドイツのマイナーな都市からエミレーツ航空に乗り、相変わらず排ガスで汚れた空気に包まれたドバイには翌朝の5時半に到着した。 そして、乗り継ぎに時間があったので、バスでドバイ市内まで出てみた。(1.5Dh=約50円) 20kg近い荷物を背負ったまま、まだほとんどの店のシャッターが閉じられたままのゴールドスークといわれるエリアをフラつき、バスターミナルに着いた。 シャルジャというドバイの東隣にある首長国の空港から、エアーアラビアという格安航空会社でイランの首都・テヘラン行きのフライトに乗る必要があったので、シャルジャの街までのバスについて、インフォメーションセンターで親切な白装束のアラブ人に聞いたところ、朝の渋滞でたった10km位なのに2-3時間かかると言われ、シャルジャ郊外にある空港までタクシーを使うことにした。 運転手はイエメン人だった。 そのアクセントや巻き舌イングリッシュから 「インド人ですか??」 と思わず聞いてしまった。 アラビア半島でで唯一貧しいといっても過言ではないイエメンからの出稼ぎである。 ちなみに、UAEで暮らしている人の7-8割は外国人である。 荒野の端にあった空港にはドバイから40km、約35分、そしてメーターで67.5Dhかかった。 シャルジャの空港へは今のところタクシーでしかアクセス出来ないから仕方がない。 ちなみにドバイの空港からでも直接タクシーでも行くことが出来る。 時間があったので、わざわざドバイ市内に出てみたが、居心地が良くなく、雰囲気があまり好きになれなかったことが分かっただけでも収穫だった。 さて、パリのネットカフェで予約したエアーアラビア・テヘラン行きのフライト(約70US$)は1時間ほど遅れて到着した。 機内から見たイランの景色はひたすらコゲ茶色の荒野が広がっていただけであった。 テヘランのマイナーな方の空港からは、これまたタクシーしかなかった。 ちなみに入国時の荷物検査は一切なかった。 値段交渉の上、100,000リアル(1$=約9200リアル)でゲストハウスまで向かった。 テヘラン郊外の荒野を130kmでゴボウ抜きしまくって、30km以上離れた市内までは順調に進んだが、市内からゲストハウスまで30分以上かかった。 運転手が7回くらい地元の人に道を聞いていたが、なかなかラチがあかなかったのだ。 なかなか味のあるドライブだった。 ガソリンをケチられて、エアコンなしで全開になった窓からは40度近い熱風が容赦なく顔面を打ちつけた。 寒いほどエアコンが効いているタイのタクシーとは全く対照的だ。 遠くから見たテヘラン市内の風景はとてもワイルドだった。 遠方には、これまたコゲ茶色の高い山々が見えて、そして、かなり広範囲に広がっているテヘランの市街地。 これまた、ほとんどが茶色っぽく見えた。 そして、凄い排気ガスと、競っているかのように飛ばしまくる無数の車やバイクの数々。 道中では何度も衝突しそうになった。 街を行く女性は、みんな同じように黒や他の色のチャドルでほぼ全身を覆っていた。 いよいよ、イランでの長旅が始まったのだ!!

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