Bar&SingleMaltWhiskyに浸った日々

2006/09/27(水)21:42

BarOscar & BarTAMAKI

Barにて(149)

  ここんところ更新をしていなく、なんとなく「仕事が激務だからいいかな」と思っていた節もあった。「このままとりあえずしばらくBlogを休もうか」と思ってたものの、夕方の電話で目を覚まされた。 電話の主は、SMWSのIさん。曰く、「このままじゃ、shibuyaさんの名刺がなきますよ」。「今あるところをしっかり言わずしてSMWS・メンバーとは言えませよ」との言葉に、今日はっきり目が覚めた。 業務が忙しくても飲むところは飲んでいたし、新規開拓もしていた。やはり自分の立っている場をこれからも公開していくのが自分自身の責務と感じている。 ということで、Bar Oscarだ。さすがに混んでいる。人気店なのでいつものことだが、この日は珍しくしばらくの間テーブルで待たされた。キャパシティーはかなりあるのだが(35人は入れるし外のデッキにも15人はいける)、カウンターは満席、テーブルひとつを除き満席という具合であった。 一杯目は、Caledonaion Connections GLEN ELGIN57.3% 24Y 56.3%きわめて軽く甘く香る。まだ熟していない桃。若いデラウェア。そんなフルーツ香がある。あまり聞いたことのないボトラーズだがなかなかいい。口に含んでも軽く、ふわっと甘さが広がる。飲みやすく飲み始めにはぴったりだ。しかも余韻も程よく長く楽しめる。う~ん、いいですねぇ。 2杯目は、お弟子さんのM君にコンクール用カクテルを創っていただく。名前は確か「横浜ハニー」、なんで横浜なのかはよくわからない。ベースはウォッカのスミノフ。アブサンがアクセントになっていておもしろくもおいしい。M君もだんだん腕を上げてきているようで、マスターのNさんにとってもうれしいことなのではないか。 ここでBar Oscarを後にして、向かった先は、ここ最近お気に入りの「Bar TAMAKI」同じ課の女性社員に連れて行ってもらったのがきっかけで通うようになったのだが、なかなかどうして。オーナーのママさんは、あまりお酒には詳しくはないものの、カウンターに入っている青年M君がいい。かなりのマニアックさだ。しかもまともなマニアックさ。初めて行ったときから意気投合してしまった。Whiskyに対するこだわりは相当なもの。自分で九州中を探してオールドボトルを買いあさっていて、それを商売っ気抜きで提供している。彼にとっても私は「待ってました!」というべきお客だったようで、2度目に行ったときにはボトルが著しく「Malt」「オールド・ボトル」に傾倒していた。まさに「Shibuya シフト」を敷いているな的状況を演出していた。でもそれではほかのお客さんのこと考えた場合商売にならんと思うぞ。吉祥寺で修行を積んで、師匠がなくなったのをきっかけで学生時代にいた福岡に戻ってきたそうな。将来的にも有望な好青年だ。福岡の夜の楽しみがまた1件できたということで毎週数度通っている。 この日は、お遊びも含めて3杯。丁稚みたいな女の子がサブで彼について修行しているのだが、この子も天然ボケをかましまくってなかなか楽しい店だ。この日もお客さんがいない深夜まで酒の話題で楽しい夜になってしまって気がついたら2時。 でもよかったですねぇ。

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