Bar&SingleMaltWhiskyに浸った日々

2007/05/16(水)21:53

私的 福岡でのお気に入りBar

Barにて(149)

福岡のBarネタ。 といってもいつものBarOASCARやBarGrandTAMAKI、BarPalmdorなどをいまさら持ちだして紹介してもしかたないので、今回は中洲編。 最初はここ、「中洲といえば・・・・」の「Bar七島」 ここ福岡は博多、その中でも中洲に、現在では数多くのBarがあるが、その発祥のBar的存在と言ってもいいお店である。創業は1958年、私が生まれる以前からやっている老舗中の老舗Barである。なんで「Bar発祥のBar的存在」かといえば、ここの大マスター七島啓さんの下で修行した方々が今の中洲をはじめとした福岡のBarを創りあげてきているからだ。私がよく行くBarHIGUCHIのマスター樋口さんは大マスターの晩年の弟子とおっしゃっていた。 場所はとても分かりやすい。中洲大通り沿、中洲交番真向かい、交差点近く、お店の前に「NIKKA BAR」と大きくネオンが輝いている。 こんな老舗で由緒正しいBarであるから、さぞや身を律して入らねばならず、格式を重んじて堅苦しく、一見さんお断りのような雰囲気かと思いきや、それは全然違う。やはりそこは博多のBar、そんなことあるはずはなく、逆に、一見さん大歓迎的雰囲気を醸しだしている。入ってみるとそこんところがよりはっきりしますな。静かで厳かなBarを想像すると間違う。どちらかといえばパブの賑やかさと明るさがある。結構賑やかなお客さんが多かったりするし。バーテンダーの方々やホールの女性も姿勢正しいながらとてもフレンドリーで和んでしまう。居心地はかなりいいんですよ、ここは。 置いてあるお酒はさすが老舗、多岐に渡っている。モルトBarではないもののWhiskyの品揃えが充実している。オールド・ボトルからマニアックなボトラーズ・モルトまで幅広く、それでいてツボははずしていない。なかなかのバックバーに加えて、カウンター目の前には庶民の味方「ブラック・ニッカ」があったりする。ただ当たり前だが、山崎・白州・響はない(一応NIKKA BARです、ここは)。 大マスターはお年ながらほぼ毎日お店には顔を出す(2時間くらい)ものの、あまりカクテルを創ったりはせず、もっぱらお客様の話し相手になられていらっしゃる。実際の実務は、お弟子さん達が取りしきっている。そのなかでも中心のバーテンダーは、大マスターのふたりの娘さん最子さん・理子さんなのだが、昨年夏に私が赴任してきたときには、既にお姉さんの最子さんは体調を崩されて長期療養中であった(なのに私は2月にOSCARで一緒に飲んだ)。現在は理子さんがお店をまとめていらっしゃる。 が、・・・・・・・、その理子さんからも「産休に入りました」との連絡あり、しばらくお店に出られないとのこと。Oh! My God! 妊娠してたんですか? 6ヶ月とは全然気が付きませなんだ。まあ、飲みながら女性のお腹をしげしげと見たりしませんしねぇ。 ともあれ、ご無事な出産お祈りしております。 みなさん、博多に来られた折には是非是非訪れてください。満足なさると思いますよ。ただ、いつ行っても混んでいて座れなかったりするので確認してからの方がいいですね。

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