Bar&SingleMaltWhiskyに浸った日々

2007/07/09(月)23:07

P.B.O.全国カクテル・コンペティション2007

Barにて(149)

久しぶりに銀座。 向かった先は、コートヤード・マリオット銀座東武ホテル。時間は13:30からの、 「P.B.O全国カクテル・コンペティション2007」 を観戦するためである。 P.B.O.をご存知ない方のために一応解説しておくと、 Professional Bartender's Organization、つまり、 NPO法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(P.B.O.) のことである。 ここが主催するバーテンダーの総合能力を競い合うコンペだ。 パンフレットには、 「PBOメンバーでP.B.O.プロフェッショナルバーテンダー認定試験に合格した年齢25歳以上の現役プロフェッショナルバーテンダーによる、バーテンダーとしての総合能力を競うP.B.O.最高栄誉のコンペティション。 筆記試験部門、創作カクテル部門の合計点上位5名がファイナル審査部門(模擬カウンターによる接客審査)に挑み、3部門合計の最高点を獲得した選手をM.V.B.(モスト・ヴァリアヴル・バーテンダー)として表彰します。」 とあるとおり、ここで上位に入るということは大変な名誉なこと。 なんでまた、都内に出てこの大会に顔を出したかといえば、私用があって藤沢に戻っていたこともあり、羽田に向かう途中での寄り道的な要素もあったものの、実のところ、いつもお世話になっている福岡のBarOscarのマスター長友さんの2人のお弟子さんであるS君とM君がエントリーしているからであることが大きな理由である。全国から選らばれた27人に入っているとはすごいことではないか。「よし、これは微力ながら応援を」という訳での観戦であった。ちなみに長友さんは九州エリアマネージャーという立場なので審査員、しかも27杯を飲みまくっての「味覚審査担当」であるからかなりヘビーな役柄だ 2人づつの実技が淀みなく流れていく。 我が街のバーテンダーS君はエントリー19番、M君は21番なので休憩挟んで後半からのスタートだ。初めから見ていてもみなさんレベルが高い、当たり前で、勝ち抜いてきた方々が出てるのだから。技術もさることながら出来上がった創作カクテルもすぐに「飲ませてくれぃ」といってしまいたくなるものばかり。 さて、休憩挟んでS君、M君である。 いつもお店では見ているとはいえ、こういう場では極度に緊張しているのか、いつもの滑らかさがない。そうはいってもプロ、一つ一つの動作に無駄がない。そこんところは流石だ。創ったカクテルも相当高いレベルのものであったと思うのは身内びいきがはいっているからかな。 カクテルの名前は、S君のは「Sky Fragrance」、M君は「Jack Sparrow」。 Barパルム・ドールに行ったら是非注文してほしい。私も飲んだことがないので今度伺った折には必ず飲もうと思っている。 残念ながら、彼らが終わったときに、飛行機の時間に間に合わなくなりそうだったので懇親会は出ずに会場をあとにすることになってしまった。これは本当に残念。 来年は最後まで付き合いますからねぇ~。

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