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テーマ:ひとり言・・?(17617)
カテゴリ:Mr.ラパンのモノローグ
昨日(1/29)、家人が留守だったので、ひとりでテレビを見ていた。
ちょっと前まで姉歯だ小嶋だと騒いでいたと思ったら、今は、すっかり「ホリエモン」と「一夫多妻男」の二つの話題になっている。 あれほど持ち上げておいて、マスコミの手のひら返しは何なのか、小泉首相ならずともぼやきたくなる。 マスコミは、堀江氏を自分の利益(視聴率獲得)のために利用していただけだった(自民党もだが……)。 堀江氏の方も事業のため株価吊り上げのためマスコミを利用していたとすれば、お互い様であるから、これは仕方がない。 しかし、自分たちの利益のために叩くということはおくびにも出さず、あたかも社会正義のためという顔をしているマスコミの、いつもながらの「唯我独尊」ぶりには呆れてしまう。 マスコミというのは、たとえばAに肩入れをしている振りをしてて、そのAが不利になると、するっと体を入れ替えて、もう片方のBの代弁者のように振舞うものだ。 それはそれとして、いやはや、すさまじいホリエモン・バッシングである。 元はといえば、堀江氏の傲慢さや人徳の無さが招いたことだと思うから、これも同情はできないが……。 と、ここまで書いてきて、今回のライブドア騒動と堀江氏、どこかで見たような……、と、いろいろ考えて、はたと思い当たった。 「オウム真理教」と「松本智津夫」である。 カリスマ性のあるリーダーと若くて優秀な部下たちという構図、犯罪を犯しリーダーが逮捕され、かつての部下たちが次々と自白をしていくという経過、元リーダーと一線を画すことで再起を図る後継者たち。 なんとなく、オウム真理教事件を連想させられる。 ライブドアにはオウム真理教のほどの結束もなかったのか。そして、堀江氏には松本智津夫ほどの求心力もなかったのか。 側近たちがこうも簡単に自白するとは、さすがの堀江氏も「想定外」だったに違いない。 「他人の心は金で買える」と堀江氏は豪語していたが、当の相手は売ったふりをしていただけだったようだ(笑)。 #「唯我独尊」とは、お釈迦様が誕生直後に発した「天上天下唯我独尊」という言葉に由来する。 「人はそれぞれその人にとってかけがいのない尊い存在である(のでお互いに他人を大切にしよう)」というのが本来の意味である。 #本記事では、社会正義の代弁者であるマスコミの諸君と違って、「××容疑者」と書く義務もないので、あえて「堀江氏」と呼ぶことにした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/01/30 07:12:44 PM
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