ラパン総合研究所(LRI)

2010/10/08(金)08:02

楽婚

このごろ、「楽婚」というのを宣伝している。 貯金や時間がなくても結婚式が挙げられるというものだ。 準備期間は1ヶ月、自己資金は最低約20万円でよいという。 問題は、お金の方だ。 20万円しかなくても挙式をできる条件というのが、「最低30名以上招待で、ご祝儀ひとり当たり3万円」であった場合なのだ。 なんとご祝儀をもらえることを前提に考えているのである。 これでは、招待客はプレッシャーである。 なにしろ、ひとりが3万円出さないと足が出ることが公表されているのだ。 最低3万円だが、ちょうどというのもどうかと思うし、4万円は切りが悪いし、どうしたって5万円以上になってしまう。 中継されるような有名芸能人の挙式では、事前にワイドショウ等が料理や引き出物の推定価格まで紹介したりする。 昔、ビートたけしが冗談まじりでぼやいていた。 「料理と引き出物で20万円とか公表されちゃう困る。ご祝儀はそれ以上と思って30万円くらい包むことになる。当日、その話をしたら、後輩の芸人が平気な顔で『俺、1万円ですよ?』とか言うから『お前が食べてるその料理はおいらが払ったんだ!』って言ってやりたくなった」

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