2008/07/26(土)22:48
頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)体験談
今日は年に一度のホメオパシーのお祭り
JPHMAコングレスが開催されました。
JHMA(日本ホメオパシー医学協会)とHMA(英国ホメオパシー医学協会)の認定書も
ようやく貰えましたので、フレームを買ってジャジャーンと提示させてもらえます♪
午前中の先輩ホメオパスの方々の発表も素晴らしかったのですが
やはりなんといっても寅子先生のケースは感動的でした。
発達障害ばかり7ケース次々と映像を交えての発表でした。
初回には、本当に生きるのが辛そうで、
親もそんな子どもと向き合うのが辛い様子だったのが
相談会を重ねるにしたがって
「うまれてきて良かった」という笑顔を見せてくれるようになり
親の方もさまざまな辛さから解放されたり、苦しみを手放した様子が伝わって来ました。
医原病大国日本だからこそ、こういった展開になったと言う事を思うと
喜んでばかりもいられませんが、世界の最先端を行っているという点は否めません。
今回の来賓、英国上院議員で保険省のCAM部門のお仕事もなさっていて、
ご自身もホメオパスでおられるアサートン卿も、
日本でのホメオパシーの発展をとっても喜んでくださっていました。
最後のパネルディスカッションがいつのまにか質問コーナーになると、
長年、障がい者の施設で仕事をして来られた方が
「これまで、たくさんのメソッドを見て来たが、それで改善したケースは皆無だった。」
と仰っていたのがとても印象的でした。
参加した人、それぞれの学び、出会い、気付きが得られる良い大会だったと思います。
さて、随分前ふりが長くなりましたが、
本日の本題です。
頭蓋仙骨療法で「たまゆら堂」にいらしてくださったクライアントさんから
体験談を頂戴しましたので、ご紹介します。
* * * * * *
T.Mさんより
たまゆら堂 頭蓋仙骨療法 体験記
都会の雑踏を抜けて、たまゆら堂にたどり着くとかわいいワンちゃんと先生のやわらかな笑顔が出迎えてくれる。東京の真ん中にいるのを忘れるような、ゆっくりとした時間が流れる空間がある。
お茶をいただきながら、慌しい日常からたまゆら堂モードにスイッチが入れ替わるまで、先生は静かに語りながら見守っていてくれる、そんな感じ。仕事の事、日常の事、身体の事・・・いろいろ話したり、教えていただいたりしながら、身にまとっている鎧や荷物を降ろして身一つになると、いよいよ・・・
気持ちの良い音楽とかすかに聞こえる都会のざわめきの中、ベッドに身を横たえる。
頭蓋仙骨療法といえば「5gタッチ」と言われているが、「そんなソフトタッチで人間の身体にどれだけの変化がおこるのか?」と実はちょっと半信半疑だった。この日の先生はなんと着物をお召しになっている! 本当に力はいらないらしい。しかも、私が今まで受けたケアでは、事前にかなり情報を提供してから施術されるが、今回はお茶の時間の会話のみ。今横たわっている私の身体をそのまま受け入れてくださるらしい。
足から順番に優しくふれているだけ。でも、ゆっくり時間をかけてこちらが緩んでくるのを待っていてくれる感じ。強引に理想の身体に引っ張られるのではなく、拗ねたこどもの心を解きほぐすように、じっくりと私のからだに向き合ってもらっている感じ。
「どんな風にケアするのか覚えておかなくちゃ」という最初の気合はどこへやら、いつの間にか意識不明。時々からだが勝手ピクッっと動いたり、背筋がググッと伸びる感じがしたり、反応してくる。勝手に良い姿勢に治って行こうとしているのか?面白い!
うつらうつら夢の中を行き来しながら、自分の反応を楽しんだ。
私達は、日常仕事のペースに自分を合わせ、家族のペースに合わせ生活していて、「自分自身のからだがどうして欲しがっているか」あまり聞いてあげていないなと改めて考えさせられた。ここでケアを受けみて、こんなにやさしく刺激されるとちゃんとからだが喜んで反応するんだなと驚かされた。自分の中の自然治癒力をそっと引き出してくれる頭蓋仙骨療法にすっかりハマッテしまった。就寝中の食いしばりで、すっかり固まっていた顎がやわらかく動くようになり、帰りの車中で久々に大あくびができた快感!次回の施術が楽しみです。
* * * * * *
T.Mさんご自身も、助産師さんとしてベーシックコースを受講されているので、
基本的なお手当はご存知で、
しかも、患者さんにも日々触れておられます。
そういった、いわば、医療のプロフェッショナルの方に施術する時は
どぎまぎしちゃったりするのですが、
いやはや、こんなにも「感じてもらいたい事」をしっかり感じていただけると
私が褒められたように嬉しくなっちゃいます。
T.Mさん、ありがとうございました♪
でも、わたしがやってるんじゃないんですね~♪
私は、体が気付くためのお手伝いをしているだけなんです。
どこに強張り、歪み、緊張があるかを、体とコミュニケーションしながら
体が気付いて、手放す気になってくれるのを、私は待つ。
この「待つ」ということが苦手では無い
ってことが、この療法のときに結構重要な気質なのですが、
基本的にぐうたらな性格が意外な所で役に立って非常にラッキーでした。
クラニオが何だかよくわからず、何をされるのかおっかなびっくり体験された方も
ある程度知っていて、興味津々で受けられた方も、
たいていは途中で「瞑想状態(寝るともいう)」に入られます。
で、結局どんなお手当をしたのかフルコース「ふむふむ」と言うわけにはいかないのですが
目が覚めて、体を動かしたときの変化には驚かれます。
あの軽いタッチで、なんで緩むのか?
無意味に緊張していた所は、「油断してていいんだ」と体が気付いてくれるからなんですね。
体が緩むと心も緩みます。
脳脊髄液が流れると、手放せずにいた緊張感や感情も流れます。
どうぞ、緩みにいらしてください
「たまゆら堂」でお待ちいたしております。