越後妻有アートトリエンナーレ 東京集会!
越後妻有アートトリエンナーレ開催まであと2ヶ月を切った!みなさんにおススメ!!のカンボジアサーカス「サーカスシアター ~カンボジア、僕らの村で」(8月13~16日4日間6回公演@まつだい農舞台)のチケットも絶賛発売中ですよ~。さてさて、昨日は代官山のヒルサイドプラザにて、大地の芸術祭の東京集会なるものが開催された。プレス、関係者、ボランティアなど総勢100人以上が集まり、会場となったヒルサイドプラザやアートフロントギャラリーは人でごった返した。かなり具体化してきた今回の出品作品やイベントの紹介、それから「協力してね!鑑賞パスポートもお忘れなくご購入くださいねー!」というわけである。30万人を超える人が訪れる大地の芸術祭も今回が4回目(3年に1度の開催である)。第3回までは県が分担金も出し、官民あげてのイベントだった。が、しかし、4回目はそれもポッキリ。4回目を望む声は高いのに、一方で資金は少なくなるばかり。解決策は、とにかくパスポート(一般\3,000)を売って資金にすること!みなさん、この芸術祭を応援するために、パスポートを買ってください!と、我々日々、呼びかけているのである。まぁとにかく内容は充実してきた。ゴームリー、クロード・レヴェック、ボルタンスキー、カバコフなどの国際的に著名な作家、地元の作家、大小(?)入り混じるが、いずれも厳しい審査を通ったものばかり。基本的にみな、現地で制作する。できて見ないとわからないのがサイトスペシフィックの楽しさだが、まだ「無い」ものをいかに面白いかをアピールするのが総合ディレクター・北川フラム氏の腕のみせどころである。映像を見せながら、酸欠になるまで喋る、喋る!ちなみに司会は不肖、わたくし。イベント担当ということで担ぎ出されるが、何度やっても緊張する。まぁ、忘年会のゲームの司会よりはずっとまし(楽)だけど~~。終了後、事務所に戻り、お片づけ。そろそろ帰ろうか、という人が出てくるあたりでフラム氏から声がかかる。「みんな、集まって!座って!」なんだなんだ、ぞろぞろ。「飲みたい人は飲んで、食べたい人は、食べて。」勧められるままに、透明プラスチックカップが手から手へ、ワインが注がれていく。机の上にはワインとパン。事務所では珍しい光景である。さあ残すところあと2ヶ月。まぁ皆さん、頑張りましょう!わぁ、と一気に盛り上がる。まるで打ち上げみたいだ!もうずっと何ヶ月、皆睡眠削って休みも無く働いてる。つらくなるときもある。見えなくなるときもある。あと2ヶ月、ってこういうタイミングは、もうどうしようもなく大わらわなのに、こうして開放され、楽しい気持ちになるなんて、なんて重要!こういうこと、大事だな。あらためて、私はこういうこと、できるだろうか?と考える。人が集まる、人を集める。人の気持ちを束ね、盛り上げ、一気にゴールへもっていくこと。それができなきゃ、何もできないぞと言われてる気がする。できない今でも、思い続ければ、いつか何かがパチンとはじけて、違うステップに上れるの?もわもわと、掴みきれない自分。自分がなんだかわからないとき、ぎゅっと手を握る。手のひらに感じる力が、私の内なるチカラのバロメーター。