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DVD LABORATORY

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January 22, 2006
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カテゴリ:ドラマ


予備知識は全くなしでみはじめた映画。
雪の積もる街を自転車で疾走する少年のシーンで物語が始まる。
タイトルのパーディションとは地獄へ堕ちるという意味と、ある地名をかけているようです。
この物語はパーディションへのロードムービー。
ある父子の逃避行が物語になっている。

以下はネタバレの内容です。ご注意を。

物語は少年の視点で描かれていますが、実は少年はあまり印象に残らなかったんだが、
銀行強盗を繰り返すたびに、じょじょに運転が上手になっていくところが面白かった。
本作で唯一微笑ましいシーンだったのではと思う。

本編は妻子の復讐と、奇妙な二組の父子関係がこの映画のテーマ。
どちらかといえば、ポール・ニューマンとトム・ハンクスの父子の様な関係が深く描かれていた印象です。
トム・ハンクスが父親であり息子である役所を好演していましたね。
さらにジュード・ロウが死体専門の写真家兼殺し屋という変わり役で出演ています。
出番は少ないながら、彼は味のある役者さんですねぇ。

最も印象的だったのは、車に乗り込むルーニー親分を襲撃するシーン。
どしゃ降りの雨の中、暗闇から乱射される銃弾に倒れていく男達の中で、
すべてを理解しながら涙を流し立ち尽くすルーニー親分。
こういう演出結構好きですねぇ。
「おまえで良かった。」という最後の言葉に救われます。

ラストでもパーディションの海岸線を歩く父子のシーンが美しく印象的であり、
そこからエピローグへの流れていく雰囲気も好きですね。

激しい感情を誘う物語でありながら、敢えて抑制するような演出が独特でした。
「アメリカン・ビューティ」でアカデミー賞を獲った同監督の持ち味でしょうかね。

【ストーリー】
1931年冬、イリノイ州ロックアイランドの町。
マイク・サリヴァン(トム・ハンクス)は、アイルランド系マフィアの幹部。
身よりのない彼は、組織のボス、ルーニー(ポール・ニューマン)と、実の親子のような信頼関係を築いていた。
そんなサリヴァンに嫉妬し、憎しみを募らせていた、ルーニーの息子コナー(ダニエル・クレイヴ)は、
ある事件をきっかけに、サリヴァンの妻アニー(ジェニファー・ジェイソン・リー)と次男ピーター(リーアム・エイケン)の命を奪う。
サリヴァンは生き残った長男ジュニア(タイラー・ホークリン)を伯母の元へ届けるため、また、妻子の復讐を果すため、組織を敵にまわしパーディションという名の小さな町へと旅立つ。

2002年/アメリカ/本編117分/原題:Road to Perdition
監督・製作:サム・メンデス
製作:リチャード・D・ザナック、ディーン・ザナック
脚本:デイヴイッド・セルフ
撮影:コンラッド・L・ホール
音楽:トーマス・ニューマン
出演:トム・ハンクス、タイラー・ホークリン、ポール・ニューマン、ジュード・ロウ、ダニエル・クレイグ





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Last updated  January 22, 2006 09:55:06 PM
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