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DVD LABORATORY

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ドラマ

August 6, 2007
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カテゴリ:ドラマ


2007/日本/本編:111分/原題:さくらん
監督:蜷川実花
製作総指揮:椎名保
製作:宇田充、藤田義則
脚本:タナダユキ
音楽:椎名林檎
撮影:石坂拓郎
編集:森下博昭
出演:土屋アンナ、椎名桔平、成宮寛貴、木村佳乃、菅野美穂、小泉今日子、安藤政信、永瀬正敏

【ストーリー】
お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。
きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。
玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。
やがて17歳となったきよ葉は、美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。
そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。

【レビュー】
人気女性写真家がメガホンを撮ったとういう話題作。
豪華キャストを揃え、吉原という舞台を描くと言う話題性には事欠かない作品。
そのせいか、話題先行という噂が耳に入ってましたが、
DVD購入してしまいました。
あまり期待せずに観てみました。

以下はネタバレの内容となっていますので、ご注意を。

良い意味でも悪い意味でも普通でしたね。
吉原遊郭を監督独特の色彩美で描く。
赤を基調として、金魚や花を使った艶やかな配色と構図はさすが写真家さん。
花魁の華やかさやかっこよさを引き立てて、描ききっているのは見事。
きよ葉が花魁となって、椎名林檎さんの歌をバックに吉原を闊歩するシーンは圧巻。
てっきりここで終わるのかと思った。
というか、ここで終わってくれれば良かったのに。

本作品は、安野モヨコさんのコミックが原作。
この原作自体にも感じたことなんだけど、なんかこうヤマがない。
女性的な作風と言ってしまえばそうなのかもしれない。
あれもこれもあるんだけど、ここってのが無いんだよな(笑)

もっときよ葉が花魁になるまでのサクセスストーリーでいいんじゃないか。
「てめぇの人生、てめぇで咲かす」ってたんかきってるけど、
最後は世話係の男と駆け落ち?
自分の脚で出て行くってのが、あんな小物と逃げ出すってのは
ずいぶん尻すぼみじゃあないか。

写真家としての実力は遺憾なく発揮したが、監督として演出は酷かった。
脚本がつまらなかったのも残念だが、
蜷川監督はせっかくの初監督作品だったのでもっと思い切ってやっても良かったのに。
「さくらん」は彼女にとって最高の舞台だったのに・・・。

吉原や花魁の世界を、もっと壮絶で、もっと感情的に、もっと生々しく、もっと斬新に・・・。
ってのを期待したんだけどなぁ。






Last updated  August 11, 2007 07:18:00 PM
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July 12, 2007
カテゴリ:ドラマ


2006年/米/上映時間:141分/原題:Letters from Iwo Jima
監督:クリント・イーストウッド
製作総指揮:ポール・ハギス
製作:クリント・イーストウッド、スティーヴン・スピルバーグ、ロバート・ロレンツ
脚本:アイリス・ヤマシタ
音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス
撮影:トム・スターン
編集:ジョエル・コックス
出演:渡辺謙、二宮和也、伊原剛志、加瀬亮、中村獅童

【ストーリー】
1944年6月、戦局が悪化の一途を辿っていた太平洋戦争下の硫黄島に一人の将校が降り立つ。
新たに硫黄島守備隊指揮官に任命された陸軍中将栗林忠道(渡辺謙)には
駐在武官としてアメリカに滞在した経験があり、
それ故に誰よりも米軍の強大な実力を知り尽くしていた。
今までの上官とは違い、合理的な思想を持つ栗林の存在は、
日々の生活に絶望していた西郷(二宮和也)らに新たな希望を抱かせる。
栗林は配下の将兵に無意味な特攻や自決を禁じ、硫黄島地下に坑道をめぐらせ要塞化し、
死よりも苛酷な持久戦に持ち込むが…

【レビュー】
この作品も先月シンガポールに渡航した際に、帰りの飛行機内で鑑賞しました。
小さなプライベートテレビで白黒画面を鑑賞するのは、
かなり辛いものがありました。
詳細はまた後日。






Last updated  July 12, 2007 08:30:31 PM
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July 8, 2007
カテゴリ:ドラマ


2006年/日本/上映時間 102分/原題:ROUKALA LOKKI
監督:荻上直子
原作:群ようこ「かもめ食堂」(幻冬舎刊)
脚本:荻上直子
企画:霞澤花子
撮影:トゥオモ・ヴィルタネン
照明:ヴィッレ・ペンッティラ
美術:アンニカ・ビョルクマン
音楽:近藤達郎
フードスタイリスト:飯島奈美
出演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、ヤルッコ・ニエミ、タリア・マルクス、マルック・ペルトラ

【ストーリー】
夏のある日、北欧の港町ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という小さな食堂がオープンする。
その店の主は日本人の女性サチエ(小林聡美)。
そして、食堂のメイン・メニューはおにぎり……。
見慣れない日本人の女性がひとりでやる店を興味本位に覗く人はいても、
客はなかなか来ない日が続く。
それでもサチエはゆったりと焦らず、ヘルシンキの街と人々に、まるで足並みを合わせるように、
食器を磨き、市場で買い物をし、毎日きちんとお店を開いていた。
そんな「かもめ食堂」に、訳ありげな日本人の女性ミドリ(片桐はいり)、マサコ(もたいまさこ)が
次々とやって来て、店を手伝うようになる。
最初は、客として訪れるのが日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)や、
訳ありげなたたずまい中年の男(マルック・ペルトラ)だけだった食堂も、
やがて、3人が心を込めて作る料理が客を呼び始める……。

【レビュー】
先月、仕事でシンガポールへ行ったとき、飛行機の中で上映していた作品です。
劇場公開時に気にかけていた作品ですが、
出演が小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんと見て、
お、こないだTVドラマ「セクシーボイスアンドロボ」でも共演してたなと思い見ることに。

1年程前に上映された作品ですが、
最近ではかもめ食堂が食パンのTVCMで放送されているのをよく見ます。
和やかな雰囲気と清潔感のある食堂と、凛としながらも親しみやすく清涼感ある
小林聡美さんのキャラクターが良いイメージとなっているのでしょう。

以下はネタバレの内容となっていますので、ご注意を。

映画の内容は、ヘルシンキを舞台に日本食堂に集う様々な人達の群像劇ですが、
別段ドラマチックなことが起こるわけでもなく、かもめ食堂がオープンして、
お客さんが集まってくるまでを緩やかに淡々と描いた作品です。

本作品の見所は、小林聡美さん演じる食堂を営むサチエが、
物事に対して実直に向き合っていく様がとても爽やかで小気味良い。
彼女のまとう爽やかなのにきりりとした空気感がなんともいえず、共感をさそう。
ともすればどれも何気ない日常のようであるんだけれども、
淡々とした物語の中に少しのスパイスを効かせてある作風も面白い。
登場人物が「ガッチャマン」の主題歌で繋がっていたりとか、
現地食材を使ったおにぎりの具に挑戦したりだとか、
コーヒーを美味しくいれるための魔法の言葉が登場したりだとか。

美味しそうに登場する食堂のメニューもまた見所。
素朴な焼き魚やとんかつといった定食メニューなんだけど、
映画の雰囲気と合わさって、繊細で丁寧な仕上がりに見える。
観てると食べたくなるものばかり。
やっぱ、人間は胃袋で郷愁を感じるようにできてんだなぁ。
おにぎりが出てきた瞬間、日本人であることを感謝したくなりますよ。

とにかく、和やかな雰囲気と清潔感のある食堂と、
見た目にも美味しく、ほっとさせてくれるかもめ食堂の料理と、
凛としながらも親しみやすく清涼感ある小林聡美さんとに、
あったかい気持ちにさせられてしまう映画です。
「かもめ食堂が満席になりましたー。」の台詞は素直に嬉しくなれます。






Last updated  July 12, 2007 08:20:28 PM
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March 21, 2007
カテゴリ:ドラマ


以前から観たかったこの「ラブ・アクチュアリー」をとうとう観賞しました。
私の中ではかなり期待していた作品です。

以下はネタバレとなっていますので、ご注意を。

この作品は沢山の人達が織り成す愛の物語。
うーん確かに愛があふれているねぇ。
なんか10人以上の男女がそれぞれのストーリーを展開していくんだけど、
そんなにびっくりするような複雑な物語でもなく、混乱すること無く最後まで観れます。

幾つものストーリーが、それぞれ微妙に接点を持っているんだけど、
そんなことは重要ではなく、日常的にどんな関係の中にも愛があるんだってことなんでしょう。
恋人だったり、夫婦だったり、仕事の仲間だったり、
友人だったり、義理の親子だったり、姉弟だったり、親友の恋人だったり…
お互いの関係も様々で色んな愛の形が、心地よく描かれている良作だと思います。

どのストーリーも表現が素敵で、思いやりにあふれている。
親友の恋人に恋しちゃった彼なんかの告白は好きだなぁ。
あんな照れくさいこと真面目にやっちゃうのが凄い。
もうね、一歩間違えばストーカーなんだけど、
やらずにいられない感情が痛いほど伝わってくるよねぇ。

登場人物が沢山いて、それぞれのストーリを描いている時間は短いんだけど、
きちんと彼らの感情が伝わってくるし、
画面に描かれていない物語や感情の変化を想像して楽しめる。
良く考え抜かれた脚本を、自ら監督して作っちゃったんだから、
観ていて違和感無く気持ちの良い作品になっていると思います。

自分の抑えきれない想いをただストレートに伝える。
それでいて相手への思いやりがあれば、それは感動を呼ぶんだねぇ。
それは自分にとっても、相手にとっても気持ちの良い事に違いない。

最近はどうしても自分の素直に気持ちを伝えられなかったり、
相手への思いやりを欠いた表現しか出来ないことが多くなってしまった気がしてならない。
その分気持ちい感動を得られなくなってんだよなぁ。
これからは素直な愛の表現を心がけようっと。

【ストーリー】
老若男女・19人の男女が繰り広げる、ラブストーリーのアンサンブル。
弟に恋人を寝取られたミステリー作家(コリン・ファース)。
秘書に恋した悩める英国首相(ヒュー・グラント)、
愛する妻と子供がいるにもかかわらず部下に誘惑される会社社長(アラン・リックマン)、
最愛の妻に先立たれた父(リーアム・ニーソン)は、義理の息子(トーマス・サングスター)の片思いをサポート。
親友の花嫁に恋した画家(アンドリュー・リンカーン)。恋に臆病なOL(ローラー・リーニー)。
老いぼれたロックスター(ビル・ナイ)とマネージャー。
夫婦、恋人、友人・・・それぞれの恋の行方と愛の形。
Love acturely arround the world(世界は愛で溢れている)!


2003/イギリス/本編:135分/原題:LOVE ACTUALLY
監督:リチャード・カーティス
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、ダンカン・ケンワーシー
製作総指揮:リチャード・カーティス
脚本:リチャード・カーティス
撮影:マイケル・コールター
編集:ニック・ムーア
音楽:クレイグ・アームストロング
美術:ジム・クレイ
衣装デザイン:ジョアンナ・ジョンストン
出演:ヒュー・グラント、リーアム・ニーソン、コリン・ファース、ローラ・リネイ、エマ・トンプソン、アラン・リックマン、
キーラ・ナイトレイ、マルティン・マカッチョン、ローワン・アトキンソン、ビル・ナイ、ビリー・ボブ・ソーントン、
トーマス・サングスターム、オリヴィア・オルソン、クラウディア・シファー、ルシア・モニス







Last updated  March 21, 2007 11:49:18 AM
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January 21, 2007
カテゴリ:ドラマ
 

昨日封切の「マリー・アントワネット」を観てきました。
昨年、フランス行ってきたんですよね。
ベルサイユ宮殿やら、ラデュレやら撮影協力の作品ということで楽しみにしていきました。

以下はネタバレの内容となっていますので、ご注意を。

ソフィア・コッポラ監督の熱望によりフランス政府が全面協力して
ベルサイユ宮殿はじめ実際のロケを敢行したとか。
中途半端なセットではこの作品はより薄っぺらいモノになっていたでしょうね。
やっぱあの宮殿のスケールは実物じゃあないと出せないと思います。
実際フランスで見てきた風景がスクリーンに登場すると嬉しいもので、
おーあの庭園で写真撮ったなぁとか、あんなベッド置いてあったなぁとか、
この映像は、あの場所をこちらのアングルから撮影してるな、
とか俄然作品に親近感がわいてきます。

主演はキルスティン・ダンストさん。
彼女はとてもキュートな女性で、私の中ではマリー・アントワネットを演じるには
イメージどおりの女性でした。
さすがに14歳には見えませんでしたが、映画を観る上でそんなに気にはなりません。
あとは知らない出演者ばかりなので特に先入観も無く観てました。

作品は、歴史モノとは思えないほど華やかな映像が満載。
煌びやかな宮廷、艶やかなファッション、魅惑的なスイーツ、
夫へのフラストレーションと、仮面舞踏会と秘密のロマンス。
女性を魅惑する要素を詰め込んだ女性のための作品といった感じ。
もともと極彩色のベルサイユイ宮殿の上から、ポップなカラーのドレスや
スイーツで彩った躍動的な映像が魅力。

しかしながらフランスの歴史上最もスペクタキュラーな女性を題材にしながら、
内容はいたって退屈。
女性的な表現といえば聞こえがいいのかもしれないが、
何が言いたいんだか観ていてやきもきする。
ストーリのポイントを絞りきれていないのか、緩急の付け方が全く納得いかない。
夫ルイ16世のあまりにもふがいない描写や、女性特有の陰険な社交関係、
中途半端な青春ごっこなどだらだらと続くところが居心地が悪い。
ビビットな映像とは対照的に、内容は全体的に紗がかった様な表現ですっきりしない。

出産後はプチ・トリアノンでの自然志向生活を送る彼女がナチュラルに描かれており、
わりと好印象に受け取られる。
だが、これは当時の自然回帰的な思想の流行らしく、
要は富裕層の贅沢な趣味の一環であって、
フランス政府の財政圧迫に拍車をかけたと言われている。
フランス革命の緊迫感や、マリー・アントワネットの晩年まで描き切ってこそ
"心"の軌跡を表現できるのでは。
個人的にはもう少し作品として引き締めるところがあって欲しかった。
こんな映画じゃあ消化不良ですわ。

【ストーリー】
オーストリア皇女マリー(キルスティン・ダンスト)は、14歳にして
フランス王太子ルイ16世(ジェイソン・シュワルツマン)の元へ嫁ぐことになった。
結婚生活に胸を膨らませていたが待ち受けていたのは、
上辺だけ取り繕ったベルサイユ宮殿の人々と、愛情のない夫婦生活。
ルイは必要な事以外はマリーと口もきかず、同じベッドに寝ていても、指一本触れない。
愛情深く育ったマリーだったが、悪意溢れる噂に傷つき、
やがて贅沢なドレスやパーティーに心の安らぎを求めるようになる。

2006年/アメリカ/本編:123分/原題:Marie-Antoinette
監督:ソフィア・コッポラ
製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ、フレッド・ルース
製作:ロス・カッツ
脚本:ソフィア・コッポラ
撮影監督:ランス・アコード
音楽:ブライアン・レイツェル
原作:アントニア・フレイザー
出演:キルスティン・ダンスト、ジェイソン・シュワルツマン、ジュディ・デイヴィス、リップ・トーン、ジュディ・デイヴィス、アーシア・アルジェント、マリアンヌ・フェイスフル






Last updated  July 8, 2007 06:47:37 AM
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December 31, 2006
カテゴリ:ドラマ


今年もあとわずかとなりました。
年末年始のわりにはあまり私好みの映画が少ないです。
今年最後の映画「武士の一分」を観て来ました。
何ちゃら三部作の最後の作品とのことですが、他の二作品は観てません。

以下はネタバレの内容となっています。ご注意を。

観終わった後、私もかなり目頭が熱くきました。
人間としての一分(誇り)が切々と描かれていて、
おそらく素直に観れば感じ入るものがあるはずです。
ストーリーがわかりやすく感じやすいのは良い映画だと思います。

武士の一分(誇り)とは、主君あるいはむしろお家に忠義をつくし、自己を顧みないことらしいが、
主役のお侍さんは、お城仕え止めて、剣術教えてぇなぁ
みたいな生き方なんで、かけらも武士道じゃないような…。
騙されて妻を弄ばれた男が復讐に燃える話なんで、私怨のかたまりです。
武士の云々というか、一寸の虫にも五分の魂といった内容。

町侍のストーリーだけど、感情に関しては丁寧に描かれているんじゃないでしょうか。
山田洋二監督の手腕なんでしょう、演出がすごく良かったと思います。
スケールの大きさや、ひねりはありませんが共感しやすい内容です。
全体的には建屋のシーンが多く、見せ場や印象的な映像が少ないのが残念ですが。

もう一つ、やはり邦画では役者陣が見所です。
主演の木村拓也さんの演技も素晴らしいと感じました。
盲人の目の表情や所作、佇まいみたいなのも凛として良かったと思います。
何の役をやっても雰囲気が変わらない役者さんだと思いますが、今回は役が役者に合った感じでした。
相手役の檀れいさんは逆に先入観が無く新鮮で、純粋な役所に溶け込んでいました。
後から聞けば元宝塚のトップスターとか。道理できれいな方です。
笹野高史さんは文句なしですね。
小林念侍さん、緒方拳さん、桃井かおりさんなど脇を固める役者さん達が見て楽しめます。

【ストーリー】
下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は、妻の加世(檀れい)とともに幸せに暮らしていた。
しかし、藩主の毒見役を務め、失明してしまったことから人生の歯車が狂い始める。
妻が番頭の島田(坂東三津五郎)といい仲であることが判明し、絶望のなか離縁を決意。
愛する妻を奪われた悲しみと怒りを胸に、新之丞は島田に“武士の一分”を賭けた果し合いを挑む。

2006年/日本/本編:121分/原題:
監督:山田洋次
製作総指揮:迫本淳一
原作:藤沢周平
脚本:山田洋次、平松恵美子、山本一郎
音楽:冨田勲
出演:木村拓哉、檀れい、笹野高史、小林稔侍、赤塚真人、綾田俊樹、近藤公園、岡本信人、左時枝、大地康雄、緒形拳、桃井かおり、坂東三津五郎






Last updated  December 31, 2006 01:39:56 PM
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September 3, 2006
カテゴリ:ドラマ


映画館のポイントが貯まったので、マイアミ・バイスを観てきました。
UDONとグエムルと迷ったんですが、誰かが絶賛していたのを思い出し、マイアミ・バイスにしました。
人気テレビシリーズの映画化らしいですが、知らない話です。
人気の男前俳優コリン・ファレルさんの骨太なシリアス路線と言う程度の前知識で鑑賞しました。

以下はネタバレの内容となっていますので、ご注意を。

確かに1分たりとも遊びの無い極骨太な映画でしたね。
最初っから最後まで口元が緩む余地は全くありませんでした。
監督さんの持ち味なのかわかりませんが、ここまで徹した映画も流石。
スタイリッシュな音楽と、美しく重厚な映像美も魅力。
好き嫌いはある映画でしょうが個人的には好きな映画です。
十分見ごたえはあった。

派手なアクション映画というより、潜入捜査官と組織の女との人間ドラマに主眼を置いた作品模様。
ソニーとリコ、トルーディア、イザベラ、イエロの人間関係が濃密に描かれています。
潜入捜査官と組織の人間としての、感情と任務のぎりぎりの駆引きが見所。
作品全体にわたる遊びの無い創りが、緊迫感を高めますね。

アクションシーンでは、とにかく銃撃戦の音の迫力が凄い!
これは映画館で観た方がいいでしょうね。
これまでの映画には無い強烈な銃撃音と、着弾の生々しさは壮絶です。

難点はとにかく冒頭の展開がわかり辛い。
しっかり気を持たないと最初の30分でノックアウトされてしまうかも。
ストーリーの組み方が、もう少しすっきりしていた方が良かった。
FBIの内通者や潜入捜査の結末は、あやふやで結末は用意されていない。
ただひたすら主要人物の人間関係の濃淡を追っていくのが良いかも・・・。

【ストーリー】
フロリダの楽園マイアミ。
太陽の光がふりそそぐリゾート地だが、米国で最も南米に近いことから、
犯罪組織の密輸の中継地でもある危険地帯だ。
合衆国司法機関の極秘情報がドラッグ密輸コネクションに漏洩する事態が発生。
それを受け、マイアミ警察特捜課(バイス)の刑事コンビ、ソニー・クロケット(コリン・ファレル)と
リカルド・タブス(ジェイミー・フォックス)
は南米に飛び現地の犯罪組織と接触し、情報が漏れた原因を見つけ出す任務を任された。

2006年/アメリカ/本編:146分/原題:Miami Vice
監督:マイケル・マン
製作:マイケル・マン、ピーター・ジャン・ブルージ
脚本:マイケル・マン
撮影:ディオン・ビーブ
美術:セス・リード
音楽:ジョン・マーフィ
衣装:ジャンティ・イェーツ
出演:コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス、コン・リー、ナオミ・ハリス






Last updated  January 5, 2007 05:05:47 PM
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June 24, 2006
カテゴリ:ドラマ
空中庭園/小泉今日子

色々と曰くのついたこの映画ですが、結構好きです。
凄く綿密に練り込まれたような脚本が素晴らしい。
さすが鬼才と言われた監督だけのことはある。
買って良かったと思われる一品です。

以下はネタバレの内容となっていますので、ご注意を。
 
ゆらぐ・まわるカメラワークが印象的。
そして狂気が見え隠れする演出が絶妙ですね。
それでいて暗くなりすぎず、絶妙のバランスを保っていたんじゃないでしょうか。
展開が軽妙でテンポが良く、間がいいんだよねぇ。
ラブホテルでの女のバトルや、破綻した学芸会など見応え十分。

原作者の角田光代さんが以下のコメントしています。
「家族っていったい何なのか。それを知りたくてこの小説を書いた。
書いても見つけられなかった答えを、この作品は見せてくれた。」
原作は読んでいませんが、メッセージを強く感じる作品。
やり直し、繰り返し、やり直し、繰り返し・・・何度もつぶやくさっちゃんは一見ぞっとするが、
よくよく考えれば、皆日々それを繰り返して生きてるんだよなぁ。
当たり前の事でリアルな家族像を、あえてここまでシュールに描いたことが素晴らしい。

そしてやはり小泉今日子さん、大楠道代さんの演技が圧巻。
一度観てしまうと、他のキャスティングは考えられないほどはまってます。
小泉さん、女優として凄味が出てきましたね。
アイドル時代と比べると、びっくりしてしまいます。
國村隼さんなんかちょい役なのに、本当いい味出してますなぁ。

脚本・キャスティング・演出が素晴らしい作品。
楽しい映画じゃないけど、観て良かったと思わせる。
やはり豊田利晃監督はただ者じゃあないね。
今後も素晴らしい作品を作って頂きたいです。

【ストーリー】
京橋家では、“家族の間で隠し事をつくらない”というのが一家のルール。
だが内実は、それぞれ誰にも言えない秘密を抱えていた。
娘のマナ(鈴木杏)は学校をサボってショッピングセンターや見知らぬ男(瑛太)とラブホテルに行き、弟のコウ(広田雅裕)も学校をサボりがち。
また父の貴史(板尾創路)は浮気に走り、妻の絵里子(小泉今日子)はベランダのガーデニングにいそしみながら、母(大楠道代)との長年の因縁に悩んでいた。
そんなある日、ひょんなことから貴史の愛人ミーナ(ソニン)がコウの家庭教師として京橋家に現われたのをきっかけに、家族の歪みが少しずつ表面化してゆく…。

2005年/日本/本編:114分/
監督:豊田利晃
脚本:豊田利晃
原作:角田光代
製作:菊地美世志
出演:小泉今日子、板尾創路、鈴木杏、広田雅裕、大楠道代、國村隼、瑛太、今宿麻美、勝地涼、ソニン、永作博美






Last updated  June 24, 2006 03:14:04 PM
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June 11, 2006
カテゴリ:ドラマ


「うなぎ」のビデオを鑑賞しました。
ひょんなことから手に入れたビデオですが、なかなか観る気になれずにいた作品です。
そんなおり今村昌平監督がご逝去されたことを知り、手に取った次第です。
個人的には、監督や作品に対して格別思い入れがあったわけでもありません。
過去に、「カンゾー先生」を観たような気がしますが、記憶が定かではありません。
「うなぎ」がカンヌ映画祭でグランプリを受賞したことも知りませんでした。

以下はネタバレの内容となっていますので、ご注意を。

日本映画らしい映画ですね。
妻の浮気現場を目撃して衝動的に妻を滅多刺しにしてしまうシーンは衝撃的。
浮気はいかんよね、ああいう場面に遭遇したら逆上することもあるわな。
「マイノリティリポート」でも冒頭の殺人シーンは浮気がらみだったような。
浮気は命懸けってことですね。くれぐれも注意しましょう。

後半は出所した彼を取り巻く人々との心の交流をゆるやかな描写で描く作品。
人間味溢れる周囲の人に感化されながらも、過去との決別をはかれない主人公。
義理あり、人情あり、ドタバタあり、笑いありの作品でした。
盛り上がりはないけど、考えてじっくり観るような映画でしょうか?
日本人しか創れないような映画であり、日本人にしか理解できないんじゃないかなって作品に思えたけど、こんな微妙な機微を描いた群衆劇が、カンヌで通用するというのも驚き。
外人さんも意外とこういう作品好きなのね。

主演俳優はじめ、哀川翔、市原悦子、柄本明等の脇を固める俳優が個性的で素晴らしい。
持ち味を存分に発揮してる感じがします。
よくよく観ると豪華なキャスティングですね。

【ストーリー】
かつて、妻の浮気に逆上し妻を殺してしまった男・山下拓郎。
以来、極度の人間不信に陥った山下は仮出所後、理髪店を営みながらも人々との交流を避け、
本音を明かす唯一のパートナーとして“うなぎ”を選ぶ。
ある日、山下は河原で自殺未遂の女性・桂子を助ける。
桂子は恩返しにと理髪店の手伝いを申し出て、山下は渋々雇うことにするが……。

1997年/日本/本編:約117分/原題:
監督: 今村昌平
製作: 奥山和由
原作: 吉村昭
撮影: 小松原茂
音楽: 池辺晋一郎
出演: 役所広司、清水美砂、倍賞美津子、柄本明、田口トモロヲ、常田富士男、市原悦子






Last updated  June 11, 2006 08:05:19 PM
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May 18, 2006
カテゴリ:ドラマ
サイン コレクターズエディション(DVD)

M・ナイト・シャマラン監督作品第3弾。
作品を重ねるごとにつまらなくなる彼の将来に不安を感じる。
メッセージ性の強い作品なんだけど、「シックスセンス」の衝撃が強烈だっただけに、
その後の作品はどうしても物足りなさを感じてしまうのが可哀相。

以下はネタバレの内容になっていますので、ご注意を。

妻の死を境に信仰を失ってしまった神父。
突然の宇宙人の地球侵攻。
ただの偶然か運命なのか、家族に降りかかる不思議な現象に、
神のサイン(兆候)を感じた神父が信仰を取り戻す。

うーん。つまらん。
この監督にはよっぽどのどんでん返しを期待していただけに、落胆が激しい。
なんか最後まで宇宙人の侵攻に最初から最後までリアリティを感じなかった。
どんでん返しを期待した私は、宇宙人の侵攻自体が神父を陥れる何かの陰謀だと思っていたのに・・・。
子供が水の味にうるさいとか、喘息だったとかで神の存在を感じたというのか。
宇宙人に襲われる時点で、神を怨むには十分だと思うのだが。

私個人的には、神の存在を格別に信じているわけではない。
不思議な現象を目の当たりにすると、偶然が起こりうる可能性に思いを巡らし驚嘆するほうだ。
しかし一方では信仰というか何かを信じる力というのは存在すると思う。
何かを(誰かを)信じる事で自信が持てたり、意志を貫けたり、決断が出来たりすることが多々ある。
そういう意味で人は何かにすがりたがるのだろう。
何となく品で伝えたいことはわかるが、この内容は酷かろう。

でも役者陣は見事。
さすがにメル・ギブソンさんの演技は安心して観ていられます。
共演のホアキン・フェニックスさんも映画の雰囲気にあった名演技。
子役も十分な演技力で魅せてくれます。
ブルース・ウィリスさん、ハーレイ・ジョエル・オスメント君、ミュエル・L・ジャクソンさん
そしてメル・ギブソンと大物俳優のキャスティングセンスは素晴らしい。

しかーし、監督自身が自作に出演するのはどーかな?
演技力どうこうよりも変な違和感を醸し出してますが。
しかもさりげなくでもなければ、監督が演じる意味もない役所。

期待感が高かっただけに残念な作品。
でもこれを観ればM・ナイト・シャマラン監督の次回作は期待しない分楽しめるかもね。

【ストーリー】
ペンシルバニア州バックス郡。
グラハム・ヘス(メル・ギブソン)は妻を交通事故で失ったことにより、神の存在を疑い、牧師をやめて農場を営んでいる。
ある朝、ヘス家のとうもろこし畑に巨大なミステリーサークルができていた。
最初はいたずらかと思ったが、飼い犬が突然凶暴化。
また、世界中に同じことが起きており、町の人々は次々とミステリーサークルから遠い地域に避難していく。
グラハムたちは思い出のつまった我が家から逃げるのを拒んでいたが、
やがて宇宙人がヘス家に侵入してくるのだった・・・

監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
製作:フランク・マーシャル、サム・マーサー、M・ナイト・シャマラン
撮影:タク・フジモト
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:メル・ギブソン、ホアキン・フェニックス、ロリー・カルキン 、アビゲイル・ブレスリン、M・ナイト・シャマラン






Last updated  May 18, 2006 07:43:00 PM
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