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カテゴリ:映画大好き
おはようございますラプラス長尾円です。
昨日は、かなり久しぶりに映画館まで出向きまして、映画を観てきました どっちにしようかな~?と「バイオハザード3」と「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で迷った挙句に、泣ける映画がいいな~と思って、後者にしました。 この映画、昭和30年代の東京の様子や人々の暮らしぶり等が素晴らしい技術と努力で再現されていて、ストーリーもさることながら、その当時の日本にタイムスリップしているような錯覚を覚える程の出来映えがさすがだな~と感激しました。 そうそう。私は案外、涙もろいのです。 映画は、スプラッターもの&戦争ものは苦手なのですが、それ以外なら邦画・洋画どちらも好き嫌いなく、気になった作品はどんどん観てみることにしています。 この作品は、『鈴木オート』という小さな自動車工場を営む家族と、そのお向かいで駄菓子屋を営みながら芥川賞を目指している貧乏作家の人生が並行して描かれながら、家族愛や恋愛や夢を諦めずに努力する姿を垣間見ることができます。 ハリウッド映画を観たりすると「あり得ない設定」で、虚構の世界という割り切りをついついしてしまっている自分に気がつく瞬間がありますが、この映画は、等身大のどこにでもいる普通の人々の、人それぞれのすぐそこにありそうな人生模様の場面の連続で、登場人物の言動に共感したり、一緒にジ~ンとしたりできるところがいいな・・・と思いました。 そんな事もあり、映画を観てから、ふっと自分のこれまでの人生を、なんとな~く振り返ってみたりして、思ったのですが・・・。 自分にとっては「当たり前」だったり「普通」の経験が、私以外の誰かから見たら、その1つ1つが意外とドラマチックだったりするのかな等と考えました。 そういえば、私は親しい友人達から久し振りに会って近況報告をする度に「相変わらず波乱万丈な人生送ってるね~」とからかわれることがあるのです。 でも、自分では「そうかな~」と受け流していたのですが、人生ってそういうものなんだろうな・・・と思いました。 あの時、こうしていたら・・・とか、あの出会いのおかげで今の自分が居るんだな・・・とか、人生の転機って、意外と何気ない日常の中に転がっているものなんですよね。 私はプライベートでは、ドジで頼りないところもたくさんあるのですが、一度こうと決めたらどうしても何とか頑張ってみようとするしぶとさも持ち合わせている(←諦めが悪いとも言えます)ので、不器用で遠回りすることもありますが、やらない後悔よりも、たとえ結果的にダメージを受けても、思いつく限りのことをやってみてからの後悔の方が好きです。 それがやっぱり「私らしい」と思える生き方なのかも知れません。 簡単に手に入るものよりも、ちょっと位大変でも、努力した自分に巡り巡って手に入れたものの方に魅力を感じるようです。 以前、子どもたちの学校に伺って担当させていただいた講義の中で、こんなフレーズを伝えていたことを思い出しました。 「成功の反対が失敗ではありません。失敗とは、何もやらずにいることです」 今日の作品は、どうせ1度の自分だけの人生なのですから、やっぱり失敗を恐れずに、思ったことはやってみるのがいいんだろうな・・・と振り返ることのできる良い映画でした。 それに、失敗から学ぶ事こそが、その時々の私にとって必要な経験と言えるのでしょうね。 今日は、毎月恒例のCA受験生のお嬢様たちへの面接指導の日です。これは、私がmixiで管理人として運営しているコミュニティで開催している面接オフ会というイベントです。 すでに彼女たちと私では、年齢的にも一回り以上もの差があるのですが、失敗から学ぼうとする真摯な姿勢と、真剣な眼差しに触れることは、私にとっても毎回、学ぶことが多く、良い刺激を頂ける素晴らしい時間になっています。 私も、彼女たちに負けないように「自分らしく」頑張っていきたいと思います そして、私との時間が、私と出会った誰かにとっての「何気ない日常の中に存在する人生の転機」になれたのなら、それだけで嬉しいと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月21日 06時15分47秒
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