●レユニオン島の食生活(plats creoles)<レユニオン島の食生活>わたしは、おいしいものを食べるのが好きです。市場にいって、見知らぬ、食べたこともない野菜や果物を見つけて、その土地に住む人にどうやって食べるのか聞いて、作ってみるのがだいすきです。いろんな国を旅すると、やはり気になるのは、その土地独自の料理です。 だから、フランスでも、日曜日の朝、町のどこかに立つ市場に行くのがだいすき。大きな籠をもって、新鮮な野菜やお肉、果物そしてスパイスを買いに出かけます。見たこともないものを発見したら、「どうやって、食べるの?」と聞けば、たいていの人は親切に教えてくれます。 レユニオン島には、フランスの大型スーパー(例えばカルフール)も進出しています。本土からは、大型タンカー、空港便が毎日何便も到着しており、3割ほど値段が高くなっているのですが、フランス本土で食べるものを同じように食べることは可能です。実際、こちらの食べ物になじめなくて、そういう生活をしているメトロ(本土から来たフランス人をこう呼びます)達は、たくさんいます。 でも!それではおもしろくない!せっかく新しい土地にいるのだから、新しい食べ物を試してみたい、知らないものを発見したい、そう思って、新しいものにも、不思議なものにも結構、果敢に挑戦しています。 レユニオン島には、世界各地からやってきた移住者がもたらしたさまざまな食文化が交じりあっています。ここでは、特にクレオル(レユニオン島に生まれた人たちをこう呼びます)達になじみのある、日常食べられている料理、素材を紹介していきたいと思います。 <写真>クレオル達は、日曜日、祝日には、家族、親族一同でピクニックをするのがだいすきです。海辺で、公園で、山で、川岸で、休日には、多くの家族がピクニックをしています。 ピクニックにもって行くものは、サンドイッチなんかではありません。鍋、炊飯器、椅子、テント、ハンモック、快適に過ごすためのすべてを持ち出して、一日がかりののんびりピクニックです。大きな鍋の中には、30人分くらいのおいしい昼ごはんが準備されています。クレオルたちが言うには、「おいしい料理は、かならず大鍋で、そして、ちゃんと薪を使って(ガスではダメ、電気などもってのほか!)煮炊きすること!」だそうです。もちろん、大勢で、大自然の中で食べれば、ますます食も進みます。 たまにピクニックの横を通って、いいにおいがすると、気になります。「なにを作っているの?」と聞くと、多くの場合、「食べていけ!」と親切に誘ってくださります。 ![]() ジャンル別一覧
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