◆フランスで日本のカレーライス風 Curry à la japonaise en France
日本風のカレーが食べたくて、以前はスパイスから作っていたが、今ではアジアストアでときどき手に入る日本のカレールーを利用して作っている。◆フランスで日本のカレーライス<材料 8皿分>・牛肉(ブフブルギィニョン用 Boeuf bourguignon などの煮込み用)・・・700g・たまねぎ・・・4個(レユニオン島の紫玉ねぎなら10個)・人参・・・2本(レユニオンのローカルにんじんなら3,4個)・じゃがいも・・・5個・トマト・・・5個・コンソメキューブ・・・2個・ニンニク・・・3~4片・ショウガ・・・3~4片(にんにくと同量程度)・バター・・・20g・小麦粉・・・大さじ2・しょうゆ・・・好みで少々・市販のカレールー・・・4かけ<作り方>・ニンニク、ショウガはみじん切りにする。玉ねぎを切って、ニンニク、ショウガ、玉ねぎをカレー用鍋で炒めておく。・牛肉は食べやすい大きさに切る。フライパンを熱し、バターを入れ溶けたら、牛肉を軽く焦げ目がつくように焼く。焼けて来たら、小麦粉をふり入れて、焦げないように焼く。・炒めた玉ねぎを入れた鍋に焼いた牛肉を入れ、水を1,5L入れる。コンソメキューブ、塩少々、トマトをいれ、3時間ほど煮込む。・じゃがいも、にんじんを皮をむいて、食べやすい大きさに切っておく。・3時間ほど煮込んだ後、ジャガイモ、ニンジンを入れ、さらに30分ほど煮込む。・火を止め、市販のカレールーを入れる。・焦げ付かないように、弱火で15分ほど煮込み、味をなじませる。塩、こしょう、しょうゆ等で味を調え、できあがり。付け合わせには、レユニオン島風にきゅうりのルガイユRougailを付け合わせた。・薄く切ったきゅうりに塩を振ってしんなりさせておく。・たまねぎ、ししとうを小さく切っておく。・きゅうりがしんなりしたら、水を軽く切って、たまねぎ、しし唐と混ぜ合わせる。・サラダオイル大さじ2、酢小さじ2をいれ、ざっくり混ぜる。カレーにつかうスパイス、コリアンダー、グラムマサラ、クミンはフランスでも好まれる風味。市販のカレールーを使っても、トッピングにレーズン、スライスアーモンド、くるみ、みじん切りにしたアプリコットなどを添えてサービスすれは、ちょっと特別感が出るので、略式でよければ来客にも対応できる。ただしレユニオン島にはインド系の人も多くいる。彼らの中には宗教上の理由で牛肉を食べない人もいるので、確認のこと。アジアストアでは、カレールーが一箱6ユーロもするので、貴重品。しかもいつもあるわけではないので、見つけた時には購入しておきたい。