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インド洋に浮かぶフランス、レユニオン島

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2006.05.02
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昨日は、レユニオン島のル・ポールにある、エコール・デ・ボーザール(、つまり、「芸術大学」です)に行ってきました。


友人の知り合いというか、かつての先生であった方が、おもしろい映像を見せてくれる、というので、夕方、行ってきました。


レユニオン島に、こんな美術大学があるとは、知っていたけれど、足を踏み入れたことがありませんでした。


この芸術大学では、5年間(日本で言うと、「大学院修士課程」までで、映像や建築を含めて、いろんな分野の美術、芸術を学ぶことができます。


教師陣は、レユニオン島に住んでいる先生もいれば、フランス本土から、数ヶ月ごとに数週間、集中授業をしていく先生もいます。

(これは、他の学部でもよくあります)



芸大

<港(ル・ポール)の近くにある、近代的な建物。

こんなものがあったのね~、と驚いてしまった。>




先日、お会いしたのは、ノルマンディーの芸術大学で映像を教えている先生で、

その先生が個人的に持っている、非公開のドキュメンタリー映像を見せていただきました。



■一つは、ベルリンの壁の崩壊後、東ベルリンの市民の政治へのかかわりの変化を追ったもの。


■もう一つは、かつてのハンガリーの独裁者、チャウチェスクの逮捕から、裁判、判決、そして死刑までのドキュメンタリーをアイロニックな色で仕上げたもの。(← 説明しにくい・・・)


■最後は、国連のブルー・ヘルメット(国連平和維持軍)に参加し、ボスニアで平和維持活動をおこなったフランス人兵が、たんたんと語る、ボスニア内戦の思い出。



二つ目は、かなりとっつきにくいものでしたが、三つとも、世界じゅうで、語られてきたテーマであったので、とても興味深かったです。

(たいへん有名な、ドキュメンタリー映像作家が作ったものなのだそうですが、そういうのはわかりません)



ベルリンの壁の崩壊、チャウチェスクの死刑、旧ユーゴスラビアの内戦、PKOの派遣・・・・。

それぞれが、時代を揺さぶった、たった数年、十数年前の出来事なのに、人間って忘れるのが、早いものですね。


いったい、過去からなにを学んだのか?


よりよく生きていくためには、なにを学べばいいのか。


久々に考えました。




そういう考える機会を提供する映像を作り上げる映像作家、というのは、これまた大きな役割を担っているようです。

映像の力は、たいへん大きい。


なにを伝えるか、伝えるものを持っているか、自分の支点はどこなのか、考えることの大切さを、改めて感じました。





芸大

<芸大の中。>




芸大出身の人と歩いていると、人と紹介されるとき、

「あなたも芸術家?」

ときかれます。


う~ん、L'art de vivre 「生きるという芸術」なら、追求しているかも?









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Last updated  2006.05.03 16:24:21
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