■着物女子日記 kimono
”着物大好き”と宣言して二年、帰るたびに着物が手に入るようになりました。着物の世界って、奥が深いですが、私が着るのは今のところ、日常着として楽しみのため。でかければ、着物まわりの小物などを探す楽しみもできました。夏は暑いので、浴衣。先日、頂いた古い正絹の女児用の振り袖。古いものなので、リサイクル用にと。真っ赤な花がとても気に入りました。着物の糸を全部解いて、水洗い。着物って本当に一枚の反物みたいになるんだなーと改めて昔の知恵に感動。女児用の着物って、同じ幅の反物で作られているのですが、布地を切るようなことはせず、サイズに合わせて折り曲げ余った部分は縫い込まれている。なるべく布を大切に使い、また必要ならほどいてサイズの修正が可能なように。こんな布の使い方は今のソーイングではしません。そんなふうに大切に作られた着物の布、最後まで大切につかいきりたいなーと思います。細かいところまで丁寧に作られていて、着物の糸を解く時間って感動の連続。早速、裏布はさっそく腰紐をいくつかつくり、表もがま口の中側にデムに合わせて使ったり、楽しんでいます。お茶時間。暑くてもお煎茶は欠かせません。こちらの方も暑いので、なるべく涼しいところを選んでオヤスミのようです。