■クロスステッチの赤 Rouge traditionel
クロスステッチをはじめました。最近友達になった車で5分のところに住んでいる奥さんのところで、毎週一時間、子供を迎えに行く前に教えてもらっています。人様とのご縁って不思議です。さて、クロスステッチってしたことがないわけではなく、できないと思(いあが)っていたのですが、ちゃんと基本を習うと今までやったクロスステッチが赤面モノということがわかりました(恥。というわけで、Mさんには最初の基本から始めることにしました。フランスのクロスステッチの基本、それはアルファベット。昔、フランスの少女たちが刺繍の第一歩として母親やおばあちゃんから習ってつくったモチーフです。糸はDMCの刺繍糸ですが、伝統的な赤を使いました。伝統的な赤は、DMCの815番! これも今日始めて知った・・・。クロスステッチは作品の真ん中からはじめること、最初の糸の留め方、布のほつれの防ぎ方、刺繍糸の向き、いろいろ習いました。みようみまねで本を見ながら作ることもできるけれど、美しくて繊細な作品はちゃんと基本を教わることできちんと習得できるのだなーと実感しました。目にうろこばかりで感動の一時間でした。『すこしのことにも先達はあらまほしきことなれ』 (吉田兼好)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・クロスステッチをしながら、今日のお茶セットは、今年の誕生日にもらったウェッジウッドのワイルドストロベリー。洋食器に興味がない方でも知っているくらい有名なティーセット。ずっと前からほしいなと思っていましたが、プレゼントにいただいて感激でした。さすがにお茶の国イギリスのお茶セットだけあって、取っ手も飲み口も使ってとても心地よいようにできています。古いものだけじゃなく、新しいものでも繊細で美しいものはやっぱり素敵。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だいぶ前から仕上げようと思っていたシラオスのドロンワーク(すかし刺繍)。何ヶ月もかけてやっとできた。典型的なモチーフ、エスカルゴとイチゴの花(ワイルド・ストロベリー)が並んでいます。テーブルの木目に白が映えます。