■車 2cv
家には車が二台(とバイク)ありますが、私は夫の車が乗れませんでした。私の乗っている車を修理に出すと、足がなく、本当に不便でした。数年、”絶対に乗らない”と頑張った夫の車でしたが、先日からやっぱり必要に迫られて、夫の車の運転も習うことにしました。シトロエンの2CV。夫に横に乗ってもらって、半日、あちこち走り、運転を習いました。”壊さないでよ”と何度も言われました。夫にとっては宝物の一つ。夜には腕と足が痛くなりました。なぜなら、この車はとにかくハンドルが重い! 今の車のように、ハンドルが自動的に正面に戻ってこない。そしてギアチェンジはハンドルの横についていて、分かりにくい! (フランスはほぼすべてマニュアルカー) でも、乗っていると遊園地のゴーカートに乗っているみたいで、だんだん面白くなってくるから不思議。だから、2CVってフランスでも未だにファンがいるんだろうな、と初めてわかった気になりました。乗っているとちょっと目立つのですが、必要なときには、乗れるのですこし安心です。2CVの後ろに貼られたステッカー。Ceci n'est pas une voiture, mais un art de vivre.これは”車”ではない。生活のアートだ。Art de Vivreとは、Life is artの意味。「生活は芸術」の言葉通り、生きることを、そのまま自分の感性の表現の場にすること。 毎日の変わりなくすぎるような生活の中にちりばめられた素敵なモノ、コト、人を感じとるセンサーを持つことは、すてきだと思う。一見、無駄で非効率、手間がかかるとしても、それは、生活に喜びをもたらしてくれるものだったりする。いいなとか、こんなふうにやってみたいな、とおもっても、先のことやその他いろんなことが心配になったり、なによりも自分の中のカタい考えに邪魔されて、できないことがいくつかある。20代より、30代よりは自由になったと思っても、その時々でやっぱり自分の既成概念の壁に行きづまってしまうことがある、と最近、時々感じる。毎日の生活の中で、いつも新しい壁に遮られ、また自分らしい自分になるために、その壁を壊していく。生きていくことは、本当の自分にたどり着くための旅ではないかな、と思うようになりました。自分の中でわき上がる自由な発想をもっと大事にして、後のことは何とかなるかなーという気楽な気持ちでいろいろなことをもっと楽んでもいいかな、と思う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●絵のブログ、↓↓↓まほうの絵の具箱。・・・・・・・・・・・・・・・・・・●テールベルトのアクセサリーショップ。天然石やシルバーを使ったアクセサリーショップのブログです。→→テールベルト Terre Verte フレンチスタイルのアクセサリーたち ・・・・・・・・・・・・・・・・・・人気ブログランキングへ↑をポチッとクリックして応援いただけるとうれしいです。