■書道を習う calligraphie japonaise
報告が遅れましたが、先週から日本に帰ってきています。帰国直後に子供が体の調子を崩したりで、先週は慌ただしく過ぎてしまいました。週末になって、やっと落ち着いてきました。これから日本の夏がはじまります。今日は、一年ぶりに書道家のNさんに会って、念願だったお習字を習い始めました。 ずっと興味があって、すこしずつでもやってみたいと思っていたことでした。そしてできればNさんに習いたいな、と思っていたこと。やっと実現しました。京都に住んでいるNさんの実家は岡山。実は小学校からの同級生で、実家同士もあまり遠くありません。Nさんのお宅。すてきな古民家にため息・・・。丁寧に大切に手入れされて、時を経た美しさ。今、作ろうと思ってももう作れない貴重な日本の建築。そして書道にぴったりの空間。いろんな種類の筆、和紙をはじめとした道具の使い方、手入れの仕方などの基本的なことから、楷書の手ほどきや、次回にあうときまでの課題まで、いろいろ楽しく習っているうちに、あっという間に午後の時間が過ぎてしまいました。時間が短く感じるー。筆と言っても、びっくりするくらい、いろんな種類がある・・・(驚。極めることはできなくても、楽しみにほんの少しずつでも続けていけたらなあとおもっています。アドバイスだけでなく、手にしたことがない大筆等までいただいて初回のお教室が終わりました。Nさん、貴重な体験、時間をありがとう! Nさんも先日会ったMちゃんもそうだけれど、小中高からの知り合いで、いまでもおつきあいしていただいている友達たちは、本当に貴重でありがたいつながりです。年齢が同じだからか、それとも同じ地域出身だからか、とても共感するものが多い。いつもは遠いところに住んでいて、いつも会う訳ではないけれど、会うたびに、励まされたり、元気をもらう友達ばかり。素で飾る必要のない関係は本当に貴重だと思うのです。生活、しいては人生に彩りや豊かさを与えてくれるのは、”人との出会い”であると、つくづく思います。一つ一つの出会い、再会が貴重でありがたい。探求をやめない限り、同じく道を進み続けている人との出会いと巡りあいがある。いつか、一つ一つの出会いを振り返ったとき、点が道になっていることに気がつくのだろう、と思う。久しぶりに正座したので、膝が痛テテ。一本のろうそくから何千本ものろうそくに火をつけることができる。かといって、それで最初のろうそくの寿命が短くなることはない。幸福は、分かち合うことでけっして減らない。(仏陀)