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カテゴリ:【ドキュメント】ハムレット
ふと気付いたけど
トム・クルーズの話題の時 皆さん、トムよりもドロドロの方が気になっていたようで トムもここまで落ちたかと ライバルを心配しています **************************************************** 赤坂さんから演技指導を受けた 俺は役者ではないが面白い 『耳たぶを触る演技』 右手で右の耳たぶを触る・・・耳を掻いている 右手で左の耳たぶを触る・・・セクシー 右から振り返る・・・瞬間的にやる、攻撃的 左から振り返る・・・一瞬右を見るようにして、ゆっくり左から振り返る、恐怖、確認 『仲代達也とミフネ、勝新』 「仲代は枠の中、ミフネ、勝新は枠がない」 プロの役者だった赤坂さん 俺のモノ真似に大爆笑だ 赤坂さんと演劇論でふざけ合っている中で 赤坂さん、急に 「sugaさん、勝新さんのモノ真似をして、 さも勝新さんが言ったようなフリをして俺を説得しても駄目だからな」 と笑って言った 自分でも気付かないうちに勝新の話になれば勝新、 若富先生の話になれば若富先生、 そしてミフネに至っては 「彼にはどこか東北弁があるんですよ」 と、世界のミフネのモノ真似には赤坂さんも大爆笑だ 赤坂さん、油断して説得されていたらしい 演劇の神さま 自分でも乗り移ったかと思う位似ていた 仲代は1から4と言われればそれをきっちるやる ミフネ、勝新はどうなるか分からない 別に仲代を批判しているわけではない 仲代の美しさに対し、 ミフネや勝新の持つ無頼さが好きなのだ、俺達は 赤坂さんと俺は考察した 「だから仲代は用心棒や椿三十郎でも、好感の持てる悪役なんだなあ。根が真面目なんだ」 俺達の結論だった 「でも、人間として“アク”を持っているほうが主役としては面白い」 『素人だろうが玄人だろうが劇団は劇団』 「思うんですけどね」 赤坂さん、グラスを回しながら 「真面目にやった奴は感動させますよ。必ず」 『噛むというのは台本があって初めて起きるモノだ』 「台本があるから噛むんじゃないですかね」 赤坂さんは不意に切り出した 「普段話している中でも噛むじゃないですか」 俺は何時も噛む 「今、私達が話している中で、噛んでますか」 「そういや噛んでませんね」 「何か言おう言おうと思ってしまうから噛むんですよ。練習すればするほど噛む」 「緊張と、台詞が自分のものになっていないからなんですかね」 「両方でしょうね」 酔っ払いの俺達は「噛む演技」の練習をし始まった 聞いている店の子達も大変だ、というか事情が分からないので 「や、やあこんばんを。元気だっこ」 「下手だなあ。そんなに変たこだったら大根だな」 などと言われて困っている 難しかった。というか一度も成功しなかった 綺麗に台詞として出てしまうのだ 誰か噛む演技を成功させてくれ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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