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カテゴリ:徒然奇2
犬走る
実は先日来書いている「犬走る」は ドックにかけたドッグから来て書いているのだけど 実は映画の題名「犬、走る DOG RACE」からとった ヘンテコな映画だったが 松田優作がやりたかったのを 亡くなった後に 優作の大ファンであった岸谷五郎がやった ドックでは “体重を減らせば大丈夫。5kgで充分 sugaさんの理想は 身長180cm、体重95kgだ” とアドバイスを受けた 恐ろしいほどの数値があっても発病せず 日本人よりは西洋人の体質だという話も昔あったが 最近は大型西洋人化してきた日本人が増えたお陰で 俺のような特殊体型の臨床結果も出てきたらしい 「理想体重に向けて頑張ったら死んじゃうよ」 という体格だそうだ 数値は上がっていても 身長も1センチ伸び 体重も1キロ増えており 順調だ(先手怒 初日の問診表の確認の時の看護師さん どこかで見た事があったのだが思い出せなかった 更に15歳も年をとっていてくれていたら 仙台時代に出会っていたと言えるのだが この若さではちょっと覚えがなかった 問診の時に彼女のペンが動いているのをみて 「あっ。スティッチに似てるのな」 と声にしてしまった 彼女のペンにはスティッチがついていた 色白で可愛くしたスティッチに似ているのだ 「にでますか。わだしもそうおもってんですよ」 (似ていますか。私もそう思っているんですよ) 凄い訛りだ 「名取かね」 俺の友人の名取の奴にイントネーションが似ていたので訊いた 「にほんまづの女ってな~まってんだ」 (二本松の女性は訛っているんですよ) 彼女は俺の肩をバシバシ叩いて照れている 「こごに来る前、しょうにかだったんでこどもだぢにうげっかなとおもったけどさっぱりだった」 (検診センタに来る前は小児科だったので、子供達に受けるかなと思って買ったけどさっぱり受けなかった) バシバシと叩く 自分が受けていたから良いじゃないか 子供達にきっと人気だったんだろうな 何でこんなオジサンばかりのところに 「まあ、でも似ているから良いじゃないか」 「はなのまるいどごですよね」 (鼻の丸いところですよね) 俺は彼女の鼻をみつめて 「丸くもないでしょう。高くもないがちっちゃくて可愛いぞ」 「やだごど。あだしつぼあんだよね。はまってしまった」 (いやだわ。私のツボに嵌ってしまった。笑いが止まらない) 笑いながらバシバシ とにかく可愛い彼女だった どの位可愛いかと云うと 最近会った事がない位はつらつとした、肌なんかつるつるで で、子猫のような可愛さだ 今朝の採血の時 「すがさんにわらわれだがら、スティッチこわれでしまった」 (sugaさんに笑われたから、スティッチのペン壊れてしまいました) 「えっ。じゃあ、何で持ってるの」 「伊達ペン」 なるほど。伊達めがねから来ているのかね ブス! ちゅ~ 血を抜いてもらわなければ 危うく恋をするところだった 彼女への心を残し盛岡へ・・・ そういや、仙台ではヤクザ同士の銃撃戦があったらしい 俺には関係ない 人気blogランキングへ くる天 ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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