|
全て
| 徒然奇2
| 【小説】加藤英雄無頼控え
| 【小説】但為君故(完)
| 風来坊の唄
| モリの大冒険~金曜の夜と土曜の朝~(完)
| Jeysomコーナー(旧ギャラリー)
| 【小説】風来坊旅の途中にて
| 【ドキュメント】ハムレット
| 【ドキュメント】細谷十太夫
| 【小説】加藤英雄無頼控え最終章(完)
| 実話控え
| 【小説】恋愛小説?
| 【小説】フィクションアクションハクション
| 【セミフィクション】無頼控え外伝
| 市民Ken
| 【小説】十太夫先生お日向日記
| 片岡さん
| 片岡義男北紀行(北海道2007)
| 嗚呼 先輩
| 片岡義男北紀行(北海道2009)
| 【小説】不動明王
| 【小説】鴉組
| ミステリーハンター
| ちゃーちん
| 武術
カテゴリ:徒然奇2
あ~、オンディーヌのスパゲティ食べたい。
それは置いておいて、夕方Rockyさんが飲みに誘ってきた。 「可哀想でなあ。お前、良い奴なのにな」 ??? 何が可哀想かは分からなかったが、先日も飲んだので今日はちょっとという気分。 「お前、また友達無くすぞ」 何故か知らねど、その脅しで飲むことに・・・ 「ところで何故俺は可哀想なのですか」 「今日、前の同僚が出張で来ただろ。お前、飲み会に誘われていないじゃないか」 「えっ??」 誘われないのが普通と思っていた俺。 何故可哀想か分からなかったが、 とにかく可哀想らしいのだ。これが可哀想の1。 だがRockyさん、実はNishiという居酒屋から 「24日はNishiの日。来て下さい」 とメールが来ていたのだ。 「な~んだ」 笑った俺。 「あれ?Nishiからだったら、俺にも毎月来ていたのに・・・」 気付いた俺。 「あっ、やはり可哀想だな、お前」 で、軽くだが飲む事になった。これが可哀想の2。 「昨日は何の飲み会だったんだ?」 「一応事業計画の幹部説明が終わったので打ち上げですね」 「ああ、それは大事だな。誰と?皆でか」 「一人ですけど」 「お、お前。分かった分かった 今日が打ち上げの本番にしよう」 「はあ、良いですけど」 「お前、可哀想だな」 何故そんなに可哀想なのだ、Rockyさん。これが可哀想の3。 「この間ね、誰も計画策定の打ち合わせをしてくれないし時間が迫ったから 『今日は俺は珍しく女性に誘われてデートなのですが、 もし残業する事になったら明日からどうなるか分かりますよね』 と言ったら、皆頑張ってくれましたよ」 「はあ」 「K谷さんなんか、 『一生言われそうだからな』 って物凄い不機嫌で。あの人、俺が幸せなのが嫌なんですよね。 俺が振られた話は大好きです」 「お、お前、もう言うなよ」 ・・・何故か可哀想の4。 暫くして、 「なあ、お前の飲み物頼んだよな」 「そうですね。すいませ~ん」 と、確認したら 「忘れてました」 と持ってきてくれた。 また暫くして 「なあ、御新香と鳥カラ頼んだよな」 「そうですね。すいませ~ん」 と、確認したら 「忘れてました」 と奥からジューっと云う揚げる音が始まった。 「なあ、suga」 「何でしょう」 「お前、社内外で無視されているんだな」 「は?」 「良いんだ。そういう奴はな、人に優しくなれるんだよ。 今の環境は、お前の修行の場だ。頑張れよ 俺“だけ”はお前が良い奴だって分かっているから」 いやいやいや。俺ってそんなに可哀想なのか?! 明日はクルマの手続きと、やっと病院に行ける。 何か、Rockyさん、優しかったな。 「sugaと飲んで帰ります」と家にメールをしても返事がなかったけど 人気ブログランキングへ 【送料無料】アイヌ民族の歴史 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|