新訳サジタリウス8「暗……くはないな。あのヒカリゴケと同一のものかなこれは。で、さっきの話なんだけど」「んあ?」 ダメだ、完全に酔っ払っている。既に目の焦点が合っておらず、フラフラだ。よくもまあこんなに酔える……ひっく。いかん、俺もだ。 地下室は、ライノス城の地下、洞窟へと繋がっていた。洞窟と言ってもそれなりの広さはある。エミーナが見せたがっている何かを入れたときのものだろう。それにしても臭いな。なんだっけ、嗅ぎ覚えがある……。 「だからさ、『マヨイガの秘宝』が与太話っての」 「あー……俺もよく知らないんだけどさ」 前口上を述べて、酔った口調で少々分かりづらいながらも説明を始める。 なんでも、『マヨイガの秘宝』は百年以上昔にここを訪れた、どこの誰とも知れぬ旅人が見つけた代物らしい。 当時のライノスはそりゃもうただの田舎で、変な汚い水が出ること以外大して他と変わりなかったから、そんな財宝が埋まっているなんて領主も側近たちも誰も信じなかった。 旅人はその宝を掘り当て、皆に見せるが、人々は首をかしげた。宝なんぞどこにもなかったからだ。 旅人はそれでも宝を見つけたと騒ぎ続けたが、誰にもわかってもらえず変人扱いされてしまう。 「……で、最後は「ここは地獄だ、こんなところいたくない」って泣きながら死んでいったとさ。どうだ?」 「……よくわからん」 だろ?とにやけ顔のエミーナ。こっちの困ったような顔がよほど楽しいのだろう。 確かに与太話とも思える内容だ。てか、内容がなさすぎる。マリーの言葉通り「何億何兆の価値を持つが、まったくお金にならない」財宝の伝説。よくそんなものが残ってるなと思いつつ、一機は疑問にも思った。 「価値があるのに金にならない……どういうことだ?」 「金になると言えば、やっぱ金銀財宝だろ」 「だったら換金できるだろうが。となると……美術品か? あダメだ、だとしてもお金にならないってのも変だよなあ……なあ、何かって残ってないの?」 「ない。その伝説だけ」 それじゃどうしようもない。ため息をつきつつもう一度さっきの話を思い出してみる。 ――ここは地獄だ、か。絶望の国から来た人間も、そんなこと言うんだね。 数日前の自分なら、何を言ってるんだと驚いたろう。退屈だった地獄から、楽園に転がり込んだ気分だったから。 しかし、今はそんな馬鹿げたこと考えていない。 ここは理想郷と、楽園と呼ぶにはあまりにも具合が悪すぎる。親衛隊では冷遇されてるし隊長はスパルタだし副長はいつ寝首をかくか狙ってるし整備士は機械オタクでPLPは解体の危機。おまけにこんなチビな乱暴者にからまれ殺されかけるわこんなとこに連れ込まれるわ。まったく、気も筋肉も休める暇がない。 だけど―― 「おっここだここだ」 「うん?」 どうやら目的地にたどり着いたようだ。見下ろしてみると、大きな空洞があった。岩盤に穴を開けた形で、桶の内側を想像させた。 「あん? なんだこりゃ」 「もっと下だよ、降りてみりゃわかる」 促されるまま下に降りてみると、何か底に何か黒いものがあるのを視界の端に捉えた。 「あん……暗くてよく見えな……え?」 一機の眼が見開かれた。 桶の底にあったのは、黒塗りの巨人、いや巨像だった。恐らくMN。 ただし、一機がこれまで見てきたMNとは一線を画す風貌をしている。 黒塗りのフルプレートアーマーは、《エンジェル》よりも数段ごつく、太く作られていて、装甲の厚みが格段に違うのが容易に判断できた。頭部の兜は五角形のバケツと呼ぶべき代物、確かグレイト・ヘルムだったか? 額部分に、こう、どこかで見たことあるような一本角があって……ええい、考えてはいけない気がする。 しかし、一機の心臓を停止させたのはそんなところではない。 そのMNの右腕、本来左腕のように豪腕があるはずの部分に存在する、長い筒だった。 巨大な、MNの全長に匹敵するくらいの筒。右腕とすげ替わった筒は、MNの背中にあるランドセルのような箱につながっている。筒の中は中空で、側面にフォアグリップがついている。これは、まるで…… 「……大砲?」 「そ、大砲」 ようやく紡ぎだされた言葉をあっさり肯定する。一機は動揺するしかなかった。 「いやだって、あんな巨大な大砲、この世界の技術で……」 詳しくは聞いていないが、この世界では大砲や銃の類はそれほど広まっていないと聞く。しかし、これは別問題だ。これだけ巨大な大砲、作れるわけが―― 「だいたいなんでこんな地下深くにMNがあるんだ。まるで隠しているように……」 ふと思い出したものがあった。マリーが話してくれた、ライノスに眠る巨人…… 「まさか……これが?」 「なんだ、知ってんのか。そうだよ、これがここに封印されたFMNさ」 FMN。五十年前の戦争で活躍した、最初期のMN。その後誰も動かせず、ライノスに封印された。なるほど、ならばこんな地下に埋葬されていてもおかしくない。 「じゃあ、これはグリードの技術だってのか? MNはともかく、こんな技術力持ってるのかよ……」 「なんださっきから。大砲なんか、火薬詰めて弾撃ち込むだけだろうが」 「そんな簡単にいくか。確かに大砲は極論すれば爆薬を爆発させて砲弾を飛ばす兵器さ。だけど、それを行うのにどれだけ高精度の工作技術が必要だと思ってる? MNなんかそれに比べたらてるてる坊主だぞ?」 言ってから言い過ぎかとも思ったが、事実必要な技術力の差は激しい。しかもこれ、後ろのバックパックに砲身が繋がってるところからして、自動装填か? まさか誰かが横に乗るわけもなし(多分爆風で焼けるか吹き飛ぶ)、他には……後装式らしいし駐退復座機はあるのか? だったら中世ヨーロッパどころじゃない、WW1時代の代物と言われても納得してしまう。とても信じられん。 「おい、さっきから何ブツブツ言ってんだ?」 「え? 呟いてたか俺?」 「呟くなんて声量じゃなかったがな」 呆れ顔された。いかん、兵器関連の本読み過ぎたか。これではマリーの二番煎じだ。 「とにかく、これが五十年前の代物なんてとても信じられないよ。砲身は……うわ、ライフル入ってやがる。見るからに十センチは下らないだろこの大砲。まったく、一番の驚きだよ……」 だが、実は一機の心臓を一瞬停止させたのは、このFMNの異様さではなかった。 その姿を視界に収めた途端、あるものとダブったのだ。 五年来の付き合いである、一機唯一の友にして相棒に―― 「……なあ、エミーナ」 「あん? なんだよいきなり」 「これさ、名前あるの?」 「は? え、ないけど……カスギ、どうかしたかお前? 目据わってるぞ」 「気のせいだ。でさ、名前ないんだったら……俺が付けてもいいよな?」 「はあ……」を最後に何も言わなくなったエミーナは、明らかに引いている。自分でも妙に昂ぶっているのは自覚していたが、そんなことはどうでもよかった。 動悸が激しい。息も絶え絶えだし、体温が上昇して体が茹だっていく。そんな中、発したのはたったの一言。 「……《サジタリウス》」 「……え?」 この時、一機は気付かなかったが、エミーナの心臓も一瞬停止した。 「い、今何て言った?」 「だから、《サジタリウス》だ。こいつは今から、《サジタリウス》なんだ」 にひひ、と笑いが止まらない。はたから見るとかなりキモい画だろうが、一機はそんなこと知ったことではない。震える足でより一層近づいたら、 ぬるっ。 「うおっ?」 何かネバネバしたものに足を取られ、 「ぐへぇ!」 その場で転んだ。 後頭部を激しく打ち、その場で悶える。あれ、こんなとこ三日前にあったような。デジャヴ? 「ぷ……くく、あははははははははは!」 星がチラつく視界の端で、エミーナの奴が大爆笑してやがる。畜生、なんて無様なんだ。 「あいたたた……笑うなおい! ったく、なんだこのネバネバしたの。うわ、燻製みたいな匂いする。どうしてこんなものが……」 「あーと、なんだったかな。あそうだそうだ。錆止めの樹液とか聞いたぞそれ」 「樹液ぃ?」 「そ。何の木か知らないけど、毎日塗ったくって錆抑えてんだと。くそ親父に連れてかれた時んなこと聞いた」 それで五十年間維持してきたわけか。封印とか言ってるわけには整備して、いざという時使う気満々じゃないか。 「しかし、まさか伝説のFMNとやらを拝めるとはね。見せたかったのはこれかい? 確かに驚きだよ。しかし、よく知ってたなこんんなの」 「一応領主の娘だしな。前にクソ親父に連れてこられた」 「お前はいちいち『クソ』を付けないと気が済まないのか……まあいいや、なあ、動かしていいか?」 「ああ無理無理。俺も乗ったことあるけど、ピクリとも動かなかった。自警団の連中全員試したけど全然……」 「……動かそうとしてんの?」 あ、と言わんばかりの顔をした。あからさまに動揺している。目なんかバタフライ状態だ。 引っかけたつもりはなかった。このMNを《サジタリウス》だと何故か思ってしまったから、当然のように乗りたくなっただけだ。しかし、この反応をされると―― ――最近急成長したライノスが、ジャクソン領主を筆頭にシルヴィアを乗っ取るって。 なんて笑い混じりに聞かされた戯言を信じたくなってしまう。冗談、こんな僻地で一国に勝てるものか。 「……ま、地下にこんな伝説の代物があったら、乗りたくもなるよな」 「そ、そうそう!」 逃げ場を作ってやったら、我が意を得たりと食らいついた。あんまりそういう反応しないでくれ、とため息をついた。 とにかく、この話はやめておこう。そう決めると、一機は他の話題を探して《サジタリウス》を見回した。すると、額の部分に何か刻まれているのに気づいた。 「あれは……」 刻まれていたのは、王冠に剣が突き刺さっているなマーク。これはと思い出し、首にかけていたネックレスを取り出す。 鍵のアクセとともにしっかり繋がっている、王冠に剣の銀細工。間違いない、同一のものだ。さて、なんなんだこのマークは……? 「あん、なんだそのアクセ。お前そんな趣味だったのか。似合わないな」 「冗談、俺のじゃないよ。おたくだって、ネックレス着けてるじゃん」 「あ、これか?」 初めて会ったときから気付いていた、黄土色の猫の形をしたアクセをつけたネックレス。デザインは可愛らしいが、なんか高級そうな宝石も埋め込まれているし、相当いいもんだろ。似合わないな。 「こっちこそ冗談じゃねえや。これはあのクソ親父が寄越したもんだよ」 「やっぱりな。趣味とは違うと思ったが。ところでさ、このアクセと同じマークがあのMNにもあるけど、あれなんなの?」 「は?」 キョトンとした顔をされた。よほど意外だったのか、口をあんぐりと開けて。 「お前……ホントにわかんないのか?」 「はあ、全然わかんないけど」 「どんだけ田舎出身なんだよ……それ、シルヴィア王国の紋章だぞ?」 「へ?」 今度はこっちが口をあんぐりと開ける番だった。通常より三割増しで開けられた目で、アクセサリをまじまじと見つめる。 王冠に剣。言われてみれば王家の紋章っぽい取り合わせだ。シルヴィア一世は戦争好きと聞いたし。 とすると、実はこの銀細工、結構高い代物なのではないか? 何しろ持っていたのがその王家の娘だ。代々伝わる一品な確率はひどく高い。そんなもの、俺みたいなのにやるわけないだろと心のどこかが突っ込んだが、あのヘレナの性格ではあり得なくはない。 なんとなく、自分のアカをつけてはいけない気がして首に引っ込めようとしたが、それだとやっぱり肌に触れて錆びらせてしまうのではないか、と気付いてしまい、中空に浮かべたまま何もできなくなってしまう。 「何してんだお前」 「いや、その……」 「しかし、なんだその真ん中の石は。そんなのは見たことが……ん!?」 突如、地下深くに轟音がこだました。 耳をつんざくような、高い鐘の音だ。時代劇とかでよく出る半鐘のような音。 半鐘? 「ちょっ、エミーナ、これは……」 「おい、エミーナだ! 何が起こってる!」 嫌な予感がしてエミーナの方を向くと、エミーナは手の平大の石ころを口元へ寄せて叫んでいる。何の真似だと思ったが、すぐその石ころから声がした。なんだ、通信機かあの石は? (エミーナ隊長ですか? いったいどちらに……) 「んなこたどうでもいい! どうしたんだって聞いてるんだよ!」 (そ、それが……大型の魔獣が首都付近に出没、こちらへ向かっていると) 「魔獣だあ!?」 その大声にではなく、魔獣という単語に一機は震えた。 魔獣。この世界に存在する超大型の獣。『マンタ』のように人々の生活に役立っているものもいれば、人々を襲う凶暴なものもいると聞く。その魔獣が、ここに……? 「いったいどれくらいだ!」 (二十、三十……どんどん増えていると!) 「わかった、すぐそっちへ行く。俺のMNを準備しとけ!」 (そ、それが……) 通信の相手が躊躇いがちにもたらされた言葉は、一機もエミーナも愕然とさせた。 「支援はできない、か……」 「こちらで勝手にやってくれとはずいぶんですね。自分の領だというのに……!」 苦々しく吐き捨てたグレタに、さすがのヘレナも同意せざるを得なかった。 先ほどまで祭りで賑わっていた街は一転して大混乱となっていた。大型の魔獣が多数接近となれば当然だろう。すでに自警団が避難誘導を始めているが、この混乱を収めて多くの人民を安全な場所まで避難させるのは至難の技だ。 ならば、ここであの魔獣を撃退させた方がいい。そう判断し今親衛隊は総動員で出陣の態勢を整えているところだが、あくまで今ここにいる総動員だ。ほとんどの隊員が、祭りから混乱へと変わった場から戻れておらず、動かせるMNは十体にも満たない。魔獣が何匹いるかわからないが、これでは不十分だ。 そのため、自警団に応援を依頼したが……返答は拒否。避難に人を割いているし、そもそもMNは量も搭乗者も不足していて出せないそうだ。それに嘘はないと思うが……勘ぐってしまうのも必然だ。 「まさか、ジャクソン殿は魔獣に我々を殺させる気だなんて抜かしはしないな?」 「まさか、そんなこと微塵も考えたりはしません」 鎧を着込みながら、グレタは笑った。 「魔獣如きが何匹現れようと、親衛隊を倒すことなど不可能です」 ――馬鹿が。それでは否定も肯定もしていないではないか。 グレタもそうだと断言したいはずだが、相手が一領主である以上戯言でも口にしてはいけないこともある。 それに、本当にこの時期での魔獣出現がジャクソンの仕業とはヘレナもグレタも考えていない。恐らく、本当に偶然だ。但し、ジャクソンがこちらを上手いこと利用しようという腹積もりなのは間違いない。叛旗を翻す気あるなしに関わらず、子飼いの兵が損失する道は避けたいのが心情だろう。 しかし、そんなことはまったくもってどうでもいい。本当にどうでもいい。 ジャクソンの腹積もりがどうであろうと、シルヴィア領地であるライノス、その首都カールが魔獣によって危機に曝されているとなれば、親衛隊は全力をもってそれを薙ぎ払う。それが親衛隊の存在意義だ。そのための剣であり、MNなのだ。 「…………」 腰に帯刀した剣を抜刀する。銀色に輝くその剣、始祖王シルヴィア・マリュース一世が振るった剣であり、女王が代々受け継いできた聖剣『リバティ』。片膝をつけ、祈りを捧げようとしたところで、自分の節操無さに呆れた。 信仰は、四年前のあの日捨てたはずではないか。ほぼ全滅という惨めな結果に終わった蛮族討伐任務、きちんと祈りも捧げたし、あの銀細工も忘れず持っていった。それがあの様……自分たちが神に守られてなどいないことを嫌というほど思い知らされた。 無論、自分の力不足が招いたことなのは自明の理。だが、同じ時間を共にした仲間が腹を切り裂かれ、喉を貫かれ、ただの炭に変わっていく光景を見た時、私の中で何かが壊れたのは間違いない。そして、それは二度と戻せないこともわかってしまった。 それだというのに、結局こうして祈るか。生まれつきの習慣などで片づけられるものではない。人間、不安な時はやはり頼るものが必要というわけか。ならば、絶望しか見出せず動けなくなった時には、神という存在はやはり必要なのかもしれない。 こんなことを言ったら、一機はどう反応するか。あの男は最初から、神を嘲っていた。 口に出してはいない。しかし、グレタが陶酔して語る傍らであんな顔をしていれば誰でもわかる。神を信じないという点では自分と一緒だったが、一機の場合は神という概念そのものを否定しているようだった。本当にどういう世界だったのか、少し気になる。 「――ところで」 「はい? なんでしょうヘレナ様」 剣を鞘に収め、《エンジェル》に乗ろうとしたグレタを引き止めた。 「一機はまだ見つからないのか?」 「……探させる必要性を感じません」 「確かに。この状況ではな」 ジト目になったグレタを横目に、ヘレナも鎮座した《ヴァルキリー》に乗り込む。 一機が消えたことが判明したのは、魔獣出現の警報が鳴る数刻前だった。門番が祭りのムードに気が緩んでその場を離れていた隙に逃げ出したようで、脱走だとグレタが騒ぎ出したところに鳴った。そのせいで探さずじまいだが、まあどこかで遊んでいるのだろう。特に気にしてはいなかった。訓練もまだだから、まさかMNに乗る真似はしまい。 「怪我でもしてないといいが……こちら《ヴァルキリー》、ヘレナ・マリュースだ。準備はいいか?」 《ヴァルキリー》に乗り込むと、搭乗席正面に搭載された『ジスタ』へ声を吹き込む。複数の応答を確認すると、《ヴァルキリー》を立ち上がらせた。 MNの操縦方法は、例えるなら手足を動かすのと変わらない。搭乗席に座り、ああしようと考えるだけで動かす。どういった原理かはヘレナにはよくわからないが、ともかくそうやって動かす。視界は、操縦席内側が窓ガラスのように周囲を透過して写す。よし、問題ない。 「では皆の衆、出陣するぞ」 それぞれMN用の剣、槍、弓、楯を携えた《エンジェル》が躊躇なく応じる。不利なのは誰しも分かっているが、そんなことで臆する親衛隊ではない。すぐに戻った隊員が救援に来るだろう。 希望的な憶測だとはわかっている。だがそれでも退くわけにはいかない。 なぜならば、それが親衛隊だから。この場に、守るべき国民がいるから。 誰一人遅れることなく、鋼鉄の巨人は戦地へ一歩踏み出した。 ジャンル別一覧
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