先週中ごろから、夫が微熱がでるようになった。
ブログでは、夫にふたつの癌があると公表済みだったのか、忘れてしまったけど、
一つは白血病、もう一つが悪性リンパ腫。
同時に抗ガン治療はできないし、
白血病の診断がでたときは、
数値が高くて、悪性リンパ腫の治療は不可能との主治医の説明。
それでも強力なステロイドの効果で、
悪性リンパ腫は、おとなしくしていて、
白血病の抗ガン治療5回目を迎えるところだった。
熱が出始めたのが、その3日くらい前だったので、5回目の治療日の日に、
体調のことを伝えればいいと
3日間夫は我慢をした。
それはよくないとは思いつつ
でも夫はガンとして私の言うことを聞き入れない。
月曜が治療日だったので、日曜に入院を予想して
夫が荷造りをしていた。
月曜日、私の運転で病院に向かった。
想定通り、入院決定。
骨髄検査や、CTやレントゲンを撮ったそう。
おそらくこのタスクも、
病人にとってはとてもキツいんじゃないかなと。
そこは病院だし、気が張っていたのだろう。
帰る時は、後ろ髪を引かれたが、お任せするしかない。
翌日になって、病院から連絡が来て、
行ってみると、すごく病状が変わっていた。
医師からの説明だと、またもや
「何があってもおかしくない」と言われた。
呼びかけに反応しないとのことで、
脳卒中の疑いとか、でも幸いそうではなかった。
これで2回目。
今回は夫の兄や、長男への連絡をどうしようと思ったけど、
まあ、そうなったらなったで、その時にしようと。
一回目の時のこともあり、少しこの病気に慣れてきた。
ナースセンターのすぐ横のベッドにいたので、
辛そうに寝ている夫に一応声掛けして帰ることにした。
肩をトントンとすると
バッと目を見開いて、すぐに私だとわかったみたい。
なんだ、反応あるじゃん!!
ちょっとホッとする。
「まだ死ぬ準備できてないよ、がんばれ!」と伝えた。
その翌日(水曜)どうなったんだろうと行ってみると
部屋は無菌室(個室)に移ったらしく、
病棟受付で、お見舞いでの入室記入をしていると
後方から「〇〇さー--ん!」と誰かに苗字を呼ばれ振り返ると
夫とリハビリ担当の若い女性スタッフさんがいた。
夫は、歩くリハビリ中とのこと
昨日死にそうにしていた人が今日は歩く練習??
これがこの病気の特徴なのか??
これで2回目。
医師の説明が極端すぎる。
今夜が山場とも、そういうワードもあったし。
他にも、延命治療の有無の再確認、
携帯の充電を切らさないようにとか。
なんだか、また騙された感じ。
これならがんばれば、母の面会に行けるなーと頭をよぎったが、
無理をしないことにした。
昨日は母の面会の日だったので、
私だけ、ビデオ通話で参加。
母には夫のことは内緒。
来月は母の日
、行けますように