サービスエリアのサービス
さて、1ヶ月以上にわたって南イタリアのバカンスを書いてきましたが、なんだか肌寒い日が続いて夏休み気分も終わり。そろそろミラノへ帰ってみたいと思います。もちろん、南イタリアの思いではまだまだたくさんあるんだけど、これからまた折に触れて(きっとまた残暑厳しい日が来るはずですしネ)振り返ってみたいと思います♪さて、今日はイタリアの高速道路のサービスについて。 ・・・なんて、別にたいしたことじゃないんですけどね。イタリアの高速道路は、料金も安くて道路自体も整備が行き届いているので快適だと思います。もちろん、地域によっては山間を走るところは少し、道幅が狭かったりしますけど、日本の高速道路に比べると便利だなと思います。また、サービスエリアもトイレと電話くらいの場所もあれば、レストラン、ガソリンスタンド、仮眠施設(ホテル)やキャンピングエリアまで併設しているところもあります。今回はミラノからナポリまで車で走り回ったので、そんなサービスエリア事情もいろいろのぞけてちょっと面白かったです。イタリアを車で移動するとき、一度はお世話になる、オートグリル(Autogrill)の看板も、夜遅い時間に見るとなんだかホッとします♪モチロンお店のサービスは飲み物やスナックの販売だけになっていたりするんですけどね。この看板の明かりがうれしいのです。。また、「サービス」といっても普通はお金を払って利用するサービスがアタリマエ。こういうところではトイレにもチップを払うのが常識みたいなイタリアですが、夜間の高速道路では、昼間とはまたちがうサービスがあります。トイレももちろんチップ不要だし、24時以降のドライバーのために、知る人ぞ知るこんな無料サービスも。 ・・・・って、暗くってゴメンナサイこの看板のメッセージ、読めますか??『SE VIAGGI DI NOTTE, CHIEDI AIUTO A UN CAFFE, OFFRIAMO NOI.』と、書いてあるのです「夜間の旅をするなら、無料のコーヒーを提供しています。どうぞご利用ください」みたいな意味になりますよく読んでみると、夜中の0時から翌朝の日の出まで、高速道路のサービスエリアでは無料でコーヒーをサービスしているらしいのですコレは、夜間にお仕事をしているドライバーにも、旅行者にもうれしいサービスですよね♪睡魔と闘いながらがんばっちゃうよりも、サービスエリアを有効に使ってくださいというメッセージです。人間の欲のなかで、実は最も強いのが「睡眠欲」なんですって確かに、眠い時って、ゴハン食べながらでも、お風呂に入りながらでも寝ちゃうものです(笑)。 疲れたらサービスエリアで5分でも10分でも仮眠を取って、無料のコーヒーでカフェインをチャージしてから出発したら? というこのサービス、「なかなかやるじゃない」と、感心してしまったのでした。・・・・ちなみにこのサービス、私たちも利用してみましたが、コーヒーのお味については、「確かに『目が覚める』味」でしたとさ(笑)Buon Viaggio!